僕/私が、君を世界にした

極致_A

僕/私が、君を世界にした

再会を産む八月の回転を似非科学では説明できない


きみたちのはじめてをすべて記録して

ぼくたちだけのヴォイセス・カミング


僕たちをレプリゼントする紫は#A690AF


君を呼ぶ六畳一間は散らかったまま

磨りガラス 向かいの光を待つ


エウレカ!推しは推せる時に推せ!

君の笑顔を捉えた炎


人口約11万人の地方都市で出会って愛す

御多分に漏れて


君が言った「暑いね」はいずれ僕が詩を諦める理由のひとつになる


熱を持つ 芒種を過ぎてもこんなに

メインストリーム 這いずった愛


『ハクション』秋の夜に咲いた風穴を

アクション 貴方との口付けを


君が君に死んでと言って僕が泣く

私は愛になり得なかった?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕/私が、君を世界にした 極致_A @demigrace

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

参加中のコンテスト・自主企画