第3話、読書📕

 こんにちは。


 今回は読書について書いてみたい。まあ、小学生の頃は全く小説には興味がなかった。辛うじて、「エルマーの冒険」や「フランダースの犬」、「小公女」くらいは読んだ事がある😅

 確か、子供向けの翻訳書だったように思う。特に小公女は読んでいて、何度泣きそうになったか。フランダースもなかなかに悲しい話ではあった。

 アニメ版はあまり、見た事がない。代わりに「アルプスの少女」はよく見ていたっけな。

 ちなみに、こちらも原作は小説だ。作者は女性で自身の幼少期を元に書いた作品らしい。また、主人公のハイジの名前はニックネームであり、本名は「アーデルハイト」と言うとは聞いた。

 アニメで有名と言ったら、ムーミンやミッフィーのシリーズもそうだと言える。これらも原作者はヨーロッパ出身者だ。


 ようやく、小説を本格的に読むようになったのは中学生になってからだった。最初に読んだのが氷室冴子さんの作品だ。そこから、小説にハマり出した。次に、倉本由布さんや雪乃紗衣さん、小野不由美さんの作品にハマったかな。

 倉本さんはきっとシリーズ、雪乃さんは彩雲国シリーズ、小野さんなら十二国記シリーズを読んだ。きっとシリーズ以外だと、「人魚の家〜平家ものがたり〜」はハマった。

 この作品は謎の少年のトキと主人公の手毬てまりが新幹線に乗り、京都へ行く所から物語は始まる。徐々にトキの正体や手毬が記憶喪失だと言う事実が明らかになっていく。手毬を助けてくれるこちらも謎の青年や瑠璃と名乗る美貌の歌人の女性、トキの実母とおぼしき女性などが登場する。そうして、少しずつ手毬は過去に向き合う。失くした記憶を取り戻し、手毬は決断を下す。

 ラストは決してハッピーエンドではないが。ミステリアスな謎解き要素が満載な小説だった。何より、挿絵が綺麗で読みやすかった。

 風童かざわらかむろさんと言う方が挿絵担当だ。風童さんが描く手毬やトキは可愛らしくて。トキの天真爛漫さがよく表現されていたように思う。


 彩雲国シリーズはこちらもハマった一作だ。主人公の秀麗は別格だが。他にも、魅力的なキャラが登場する。

 藍家の十三姫、筆頭女官の珠翠、秀麗の叔母に当たる百合姫などなど……。男性陣でなら、十三姫の兄で羽林軍将軍の楸瑛、秀麗のいとこに当たる吏部治郎(吏部省と言う役所の機関の副長官)の絳攸、現国王で後に夫になる劉輝など、美形ながらに一癖二癖あるキャラが多い。個人的には原作の2巻目辺りで初登場の燕青が推しキャラだ。まあ、明るいながらに大雑把な性格だが。やる時はやる男性だ。

 武芸も強いが、剣だけは持たないと彼は決めているらしい。確か、手加減が出来ないからと言っていたか。

 ちなみに、燕青には相棒で腐れ縁と言える静蘭の存在がある。静蘭は秀麗に仕える家人かじんで、正体は王の劉輝の実兄で本名は紫 清苑しせいえんと言う。先代の王の繊華せんかの次男で第二公子だった。

 現在は茈静蘭しせいらんと名乗り、秀麗や父の邵可に仕えている。また、燕青も本名は浪燕青と言って裕福な商家の出身だ。

 二人には共通点も幾つかあり、同い年で何らかの形で家族を自身の目の前で亡くしている。詳細は割愛するが、二人は殺刃戝さつじんぞくと呼ばれる盗賊団に拉致され、悪行に加担させられた。この時に二人は知り合った。

 数年後、二人で殺刃戝を壊滅させ、逃亡する。が、二人は別れ別れになり、燕青はある人物に出会って助けられた。静蘭は邵可と妻で秀麗の母の薔君しょうくん、娘の秀麗の三人により、助けられる。こうして、二人は別々でしばらくはいた。

 十数年後、二人は思わぬ形で再会するが。ちなみに、静蘭と燕青はこの時には二十五歳から三十歳の間くらいにはなっていた。静蘭の主である秀麗も十七歳になり、母の薔君は亡き人になっていたが。


 とりあえず、これくらいにしたい。

 では失礼する。

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