追放された聖女は毎夜金貨を数える~神の加護は本物です~

葉柚

登場人物紹介

登場人物紹介




☆登場人物紹介☆


注意:最新話までのネタバレを含みます。



◆サラス・ヴァーディ

主人公。

18歳。

プラチナブロンド。

孤児であったが、神様からの加護を得たため大聖堂の聖女になった。

「商売繁盛」という神様からの加護を得ている。

聖女だったが、大聖堂から追い出されたため隣国のフレイムフラワー王国に向かった。

じつは三度の飯よりも金貨が大好き。

趣味は毎夜金貨を数えること。



■大聖堂関係者(アイスビレッジ王国)


◆ライラ・ハーン

18歳。

伯爵令嬢。

聖女見習いとしてサラス・ヴァーディの下で下働きをしていた。

自らこそ聖女に相応しいと、サラス・ヴァーディを大聖堂から追い出した。

神様と契約をして、その対価として神様からの加護を得た。

なんの加護を得たかは現段階では明らかになっていない。あまり好ましくない加護であることは確か。


◆教皇

ロマネコンティス教皇。

50歳。

少々お腹がでっぱっていることがコンプレックス。

教皇として最低限の仕事はしている。あくまで最低限。

基本的には中立の立場をとっているが、権力にはひれ伏すので、貴族の言いなりとなることも多い。

血筋を何よりも優先しているため、出自のわからないサラス・ヴァーディが聖女であることを快く思っていない。

血のように真っ赤な赤ワインが好き。



■フレイムフラワー王国


 ◆ライラ

  12歳。

  孤児。

  何の因果か、サラス・ヴァーディを追い出したライラ・ハーンと同じ名前を持つ。

  自分たちを助けてくれたサラス・ヴァーディになついている。

  猫のように柔らかい毛がサラス・ヴァーディのお気に入り。



◆ミントス(輸入雑貨店の店主)

 気難しいところがありぶっきらぼう。

 だが、仁義に厚いところがある。

 少々言葉遣いが悪い。ただ悪気はない。

 初老の域に差し掛かった男性。



◆ユエラ

 孤児。

 10歳の男の子。

 ミントスの輸入雑貨店のお手伝いをしている。

 輸入雑貨に興味津々。

 珍しいものを見ると目をキラキラと輝かせる。



◆スパイダニャー

 いつも真っ黒なスーツを着ている。

 老舗の菓子店の御曹司。20歳。

 年の割に老けている見た目を実は気にしている。

 自分の菓子店の売り上げが低迷しているのは、どうしてなのだろうと調べたところ、自国の菓子店はすべて売り上げが低迷していたが、隣国のサラス・ヴァーディが孤児と一緒に売っているクッキーは順調に売り上げが伸びていることを知った。

 サラス・ヴァーディが孤児たちとお菓子を売り出したことで、自分の菓子店の売り上げが落ちていると当たらずとも遠からずな勘違いをおこし、サラス・ヴァーディの商売を邪魔する。

 ちょっと残念な人。

 クッキー作りに関しては右に出る者がいない。



◆アンナ

 パン屋の女将さん。

 高齢の母親と一緒に暮らしている。

 ロールパンと食パンしか作ってこなかったが、サラスのおかげで新しいパン作りに目覚めた。

 


◆ジャック

 孤児の男の子。

 13歳。

 アンナのパン屋でお手伝いをしている。

 将来の夢は誰よりも美味しいパンを作ること。

 ライラにいつも笑っていてほしくて、ライラの好きなパンを作ろうとしている。



◆メアリー

 孤児。

 5歳の女の子。

 うさぎのぬいぐるみが大好き。母親の唯一の形見。家の中ではずっとうさぎのぬいぐるみを抱いている。

 おとなしくおっとりとしている。

 ちょっとだけ泣き虫。

 ふわふわの栗色の髪の毛。

 ヘーゼルナッツのような目の色をしており、緑、アンバー、青、茶色などが混在して見える不思議な色合いをしている。

 孤児の中で最年少。

 他の孤児の子たちの妹的存在でみんなに好かれている。



◆カーミラ

 役所の職員。

 28歳。女性。赤毛。

 能面。

 抑揚のない喋り方をする。

 


◆ミリーナ

 役所の職員。

 23歳。

 金髪碧眼で童顔。

 まあるく大きな目をしている。

 丸い眼鏡をかけている。

 ちょっとだけおっちょこちょい。



◆クリストファー・ノーコン

 役所の職員。

 40歳。男性。

 カーミラの上司。

 抑揚のない喋り方をする。

 口癖は「ツェペシュ宰相の仰せのままに。」「ツェペシュ宰相がおっしゃったので。」

 


◆ツェペシュ宰相

 フレイムフラワーの宰相。各役所と統括している。

 48歳。男性。

 この世の者とは思えないほどの美貌を携えている。

 公式には48歳としているが、実は……。

 見た目は20代前半。

 漆黒の髪と瞳を持っている。

 きらりと光る犬歯がどこか可愛らしさを誘うと数々の貴族女性から好意を持たれている。

 血が滴るような真っ赤なワインを好む。



■アイスビレッジ王国


◆エアリス・シーリング

 女性。

 16歳。

 アイスビレッジ王国のシーリング侯爵家の令嬢。

 蜂蜜のように甘そうなハニーブロンド。

 見た目は深層のご令嬢だが、行動力は群を抜いており、お転婆をとおりこして誰の手にも負えない。

 出かけるときも護衛をつけず、わずかな変装で家を抜け出している。

 というか、体術に秀でており護衛よりもはるかに強い。

 剣術にも秀でている。

 多少(?)脳筋。

 サラス・ヴァーディのことをとても気に入っており大聖堂から忽然といなくなってしまったサラス・ヴァーディを探している。



■神様


 ◆ゼラス

  サラス・ヴァーディに加護【商売繁盛】を与えた神様。

  

 ◆ウィシュヌス

  ライラ・ハーンと契約をした神様。



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