悪役令嬢はヒロインと結ばれたい!
@Motirice
第1話 失恋,婚約破棄そして恋に落ちる
今日は魔法学院の卒業パーティーの日
皆それぞれの婚約者とダンスを踊ったり、友達とのお話を楽しんでいる
そんな中、1人ぽつんと佇んでいる少女が一人
「...まだかしら」
その少女は彼女の婚約者を待っているようだった。そんな中、入口付近が騒がしくなる
「なんでしょう、何かあったのかしら」
1歩、また1歩と近づいていくと騒ぎの原因が見えてきた、それは彼女の婚約者が全く知らない少女と腕を組んで入ってきたからだった
「なっ、カラウリ何をしているのです、!」
「なぜ婚約者のわたくしではなくそのかたと腕を組んでいるのです!」
「ジャステア、貴様には呆れた、私の婚約者として相応しくない!」
「婚約破棄だ!」
「そっ、そんな急に!理由はなんですの!?私に至らぬ所があるのなら直しますので!」
「ジャステア、貴様ネフィラを虐めたそうだな!貴様よりネフィラが俺と仲がいいからと嫉妬でもしたのか?」
「そんな自身の感情1つ制御出来ずに人をおとしいれる者は王女として相応しくない!」
「わたくし虐めなどしておりません!証拠は、!証拠はございますの!?」
「そう証言する者がいたのだ!
往生際が悪いぞ!とにかく!ジャステア貴様との婚約は破棄させてもらう!」
「そっ、そんな、、わたくし、、っ」
周りの囁き声が聞こえる
誰一人として私が虐めをしていないと思わないのだろう、そう思われてしまうのも納得してしまう
変な噂が立たぬように王太子に近づく女性を払っていたのだから、そのつけだろう
そんな中、ただ一人手を差し伸べる者がいた
「なんでしょう、わたくしにまだ、なにか御用があるのですか、、」
「あ、いえ、!ただ、ものすごく、悲しそうに見えたから」
「今、あなたがそれを言っても、ただの煽りにしか聞こえませんわよ、っ」
「ごっごめんなさい!あなたに、ジャステア様に笑って欲しかったんです」
「いつも笑っているあなたはとても、きれいだから」
「っ、///」
(あれ、なんでこんなに心臓がうるさいの、?
顔が熱い、)
「あの、、顔赤いですけど大丈夫ですか、?」
「っ、なんでもございません!」
ジャステアはその場から逃げるように走っていった
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