廻る
そう、すべては論理的に説明がつく。
梓の消失も。日記の文字も。内見に来た青年の言葉も。
ただ一つ、説明できないのは――
なぜ、「部屋が人を思い出す」ように存在しているのか、ということ。
203号室は、今も、誰かの記憶の中で生きている。
そして、新しい記憶を、待っている。
瑕疵、あり 寺崎 峻吾 @templer023
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