第2話 襲来!諸先輩ズ
我が安国大は二つのキャンパスを有している。一つはここ、埼玉の奥地にあり、もう一つは都心の繁華街にある。繁華街というより飲み屋と風俗にあふれたサラリーマン街だ。配置が極端である。
安国大は少々変わっていて学部によっては埼玉で二年、都心で二年とキャンパスが分かれている。たとえば文学部などは最初の二年を埼玉のキャンパスに通い、あとの二年を都心に通う、という風に。これには弊害も多く、埼玉でコンビニも探さねばならないような僻地に隔離され禁欲的に過ごしてきた学生が、急に欲望にまみれた大都会に放り出されたことを想像してほしい。その多くは大都会の波にもみにもまれ、流し流され身をもちくずすことになる。
むろん地環(地球環境学科)や仏教学部のように四年間埼玉に通い続ける学部もあり逆もまた然りだ。なので各サークルも二つのキャンパスに本部と支部で分かれて存在していることが多い。この制度はどちらが本部でどちらが支部か、という問題に発展しやすく、改善が求められているが今のところ風の噂に聞く程度で、何の音沙汰もない。
文学部の史学科や哲学科が何故か多い我らが落研も多分にもれず、都心のキャンパスに本部がある。そこに三回生や四回生の諸先輩方がいらっしゃるのだ。
今回はまぁ要するにそういう話なのだ。
『正しいロケットキックの飛ばし方』
「それで、文団に減点されたってわけ。」
ここは部室棟の二階、我らが落語研究部の部室。六畳ほどの畳の上に、横田、増田嬉野、池田和良、馬場春満、牧野青々の五名がぎっちり横並びで正座させられていた。その前にはメガネの小男が呆れ顔で座布団の上に座っていた。
「でもミネモン」
「でもじゃない。こないだも減点されたばっかじゃないか。」
横田君がついていながらなんてざまだい、というが、横田氏がいたからこそ事態が大きくなったともいえるが。
「前から不思議だったけどミネモンって横田先輩への信頼感絶大だよね。なんで。」
「さぁ。なんか騙されてるんじゃないか。ほら、師匠って無駄に声がでかくて自信ありげに見えるじゃん。」
「なるほど。」
ここで今彼らが話しているサークルの点数制度について少しふれておこう。
先にもふれたように各サークルはそれぞれ統括団体に所属していて、すなわち
体育会
文化団体連合会
研究会連合
という三団体の合議によってここ学生会館は運営されている。他に、どこにも所属しない地下サークルがあり、こういったサークルは部としての実績を上げ、どこかの統括団体所属を目指している。そうすることによって部室や助成金を得ることが出来るのだ。ただ残念ながら部屋数は有限であり金もまた然りである。こうなると新陳代謝の一環として、活動実績の少ない部や問題の多いサークルを廃部、あるいは地下に落とし、代わりに優秀な地下サークルを昇格させる必要が出てくる。こうして生まれたのが点数制度である。各サークルは一年間十点を持ち点とし、違反行為などのたびに減点され、点数がなくなった時、所属団体から放逐される。如何に所属団体に強権が与えられてるとはいえ廃部にする権利までは有していない。せいぜい自分たちの庇護からほっぽりだして、地下に落とすくらいだ。
更に余談だがこの三団体の構成員は所属団体からの出向者によって主に成り立っており、部員が定員割れでも廃部にならない、という特権を与えられている。これは学生会館の円滑な運営のための措置で、これだけは大学側から与えられたものである。同様の特権は各サークルに郵便物を届ける郵政会など公共のために従事するサークルが有している。
そんなことなどおかまいなしにミネモンの説教は続く。熱を帯びてきたのか手を握りぶんぶん振り回しながら嘆いてみせる。
「しかも三条さんの手をわずらわせることになるなんて。」
「三条って。」
「超子のことだよ。」
「あれは龍野じゃない。」
「似合ってないんだと。ミネモンが勝手にイメージした名前が三条なんだと。」
「狂人だなぁ。」
ちなみに先ほどから力説している「ミネモン」本名は峰本朗(あきら)といい本学の二回生。落研の支部長を務めている。小柄で毛量の多いボサ頭、厚めのレンズのメガネをかけているその姿はどことなく「オタク」な雰囲気を漂わせているが本人にまったくその素養はない。部室のゲームで一番得意なゲームは「パック・イン・タイム」得意な歌は尾崎豊というなにかもちぐはぐな男である。
そんな時ピリリと機械音が鳴り響く。携帯の着信だ。
「誰、まだ話は終わってないよ。」
「あぁすまん俺だ。」
横田がつなぎのポケットからずいぶん古びたストレートタイプの携帯を取り出す。着信画面の名前を見てみるみる顔が青くなっていく。全員がそれを興味深げに眺めている。電話を取ろうか取るまいか悩んでいるのだろう。ボタンに手をかけた指はふるふる震えている。そのうち顔色は紫色になっていった。
「面白いな。次はどんな色になるんだろう。」
「緑。」
「虹。」
「ゴールデンシルバー。」
ガンスターヒーローズかよ、などと後輩が盛り上がっているのも聞こえない様子で
「すまん。俺は帰る。」
携帯をそのままにして横田はあわててずた袋を拾う。帰る、といったものの横田が向かったのは部室の扉ではなく反対側、部室にある唯一の窓だった。
「ちょっと横田くん。」
「さらばだ。」
前述したとおり、この部室棟は一階が一番広く、次いで二階、三階と、四角い建物が三段、菱餅のように乗っかっている。ここ二階の落研の部室から一階の上に乗れるわけである。ちなみに落研はここも「ベランダ」と称して色々なものを勝手に置いている。下の階への排水口などがあるので濡れても良いもの限定だが。しかしビーチパラソルと椅子まであるのはどういうことだ。
横田が窓枠に足をかけ飛び出そうとした時
「どこへ行くのかな横山君」
その窓の向こうから人が現れた。ぎゃあと横田は叫び部室の中まで後ろっ飛びに飛んでいった。猫のような動きだった。
「おいおい、そんなに驚かなくてもいいじゃないか。」
のりのきいたパリッとした白のジャケットにスラックス、どこで売っているのか不明のこれまた白のエナメルのくつ。洋行帰り、という表現がぴったりの男だった。やれやれ、といった様子で肩をすくめながら男は紳士的なふるまいで窓から部室に入ってきた。土足で。これまた前述のとおり落研の部室は畳である。
「あの師匠、出来ればくつは脱いでいただけると。」
ミネモンがおずおずと声をかける。男はミネモンの顔を見るとおぉ、と喜びの表情で
「おぉそこにいるのは我が弟子小とろではないか。落語は上手くなったかな。早速師匠が見てやろう。さぁやってみ給え。なにが得意だったかな。『町内の若い衆』だったかな。」
「いえ『町内の若い衆』が得意なのは師匠です。ぼくは『疝気の虫』が」
「なに疝気。腹が痛いのか小とろ。」
「あぁいえ、ぼくの腹具合の話ではなくてですね。得意な噺のことで」
微妙に会話のかみ合わない二人。そのまま会話は横滑りしたまま続いている。ここを描写しても仕方ないので、せっかく「小とろ」という名が出たついでに落研の一門について少しふれておこう。今後出てくることもないだろうから覚える必要はまったくないが。
落研にはいくつかの一門が存在している。すなわち
美人亭
振込亭
鷺ノ屋
である。この他に二枚目亭というやや変わったポジションの一門や『 』という既に存在を抹消された一門もある。落研とは落語だけを行うサークルではない。他にも新作落語や手品、コントに漫才漫談とありとあらゆる芸事を行うが、とりあえずこの一門のどこかに所属することになっている。いうまでもないが小とろとはミネモンの高座名「美人亭小とろ」である。
「やぁ細川くんは速いなぁ。」
などと吞気な調子で洋行帰りの後ろから男が入ってきた。最も目をひくのはその頭髪で、残念ながら年の割には焼け野原である。ちょびちょびした頭頂部とは裏腹に、Tシャツからのぞく首筋や二の腕はびっしりと剛毛に覆われている。これは見えないが胸毛、背中の毛、腕に足と全身を覆っておりまさに毛の鎧といった風だ。ちなみにこの男、岡崎高徳(たかのり)氏の写真を祖母に見せたところ
「この人はあれかね、アイヌの人かね。」
と言っておったが、残念ながら青森県民である。本人曰く
「これは翼が退化したあとなんだよ。」
とのこと。ちなみに雪国だから毛深いのか、という質問に対し、落研内にある東北賢人(県人)会の面々からは概ね「あんなのと一緒にするな」と否定的な意見が寄せられた。
「どうも後輩たち。藤良橘(ふじ りょうきつ)だ。気軽にとうさん、と呼んでくれ。」
更に後ろから現れたのは長身の女性。髪を後ろに団子にまとめて白衣を着ている如何にも研究者という風体だ。常より細いタバコ、パーラメントをくわえた姿が実にさまになっている。
「あ、とうさんだ。おとうさん。」
「やぁ可愛い後輩よ、元気だったかな。」
「お久しぶりですおとうさん。新歓以来ですね。」
「なんで師匠までここに。」
「ひどいなぁ落研の危機だっていうからわざわざ五反田からやってきたっていうのに。」
「峰本、そこはもっとおかみさんが強い方が良い。旦那を言い負かす強いおかみさんだ。」
「はぁ、ですから町内の若い衆は師匠の得意噺で」
話がとっ散らかってきたのでまとめよう。つまり
「早くも落研支部が減点に次ぐ減点という話を聞いてね。部長としてはどうなっているのか心配できてみたのだよ。」
小さなテーブルを挟んで座り、洋行帰りの男、細川治賢(はるかた)三回生がそう言った。ちなみに流石にくつは脱いでいる。細川氏はこんなだが現落研部長である。しかもそれだけでなく落研に珍しく落語も達者で、本職から弟子にならないかと声をかけられたほどで、彼の高座名『美人亭雪之丞』といえば関東落研連合の中ではちょっとした有名人である。
「僕は細川くんに連れてこられた。振込亭の責任者だからとかいって。」
毛むくじゃらの男は岡崎高徳四回生。横田や増田の師匠にあたる。
「私はたまたまさ。気晴らしに外に出たら珍しい二人がいるもんだからさ。」
藤良橘女史は鷺ノ屋一門のトップだが殆ど部室に顔を出さない。そもそも年齢も学年も不明という謎の人物で、研究棟でなにかの研究に従事しているらしい、という噂だけが広まっている。鷺ノ屋は女性だけが入る一門なので自然、春満や青々の師匠にあたる。
「ということでバーベキューでもしようか。いま有路くんに支度させているよ。」
「は。」
中天に日がかかる頃、部室棟中庭の中央では着々とバーベキューの支度が進められていた。
「おう今頃きたのか。遅いぞ。」
がっちりした体つきの筋肉質の男がぞろぞろやってきた落研に声をかける。焼けた肌とは対照的に嘘くさいほど白い歯がきらりと光る。
「やぁすまないね有路くん。どうかね準備は。」
「もう殆ど終わりだ。プロ研も動員したから速いぜ。」
「すまないね。」
「いいってことよ。ご相伴にあずかるわけだしな。」
筋肉質の男は一回生たちを見かけると近づき手を差し出すと
「有路有礼(ありのり)だ。細川と同じ三回生でプロレス研究部の部長だ。力仕事担当で落研にも所属している。なにかあったら色々頼ってくれ。」
と、きらりと笑った。ちなみに彼は落語などはしないが彼専用の名前、フレ亭マーキュリーと名乗っている。
更に余談だが細川氏もプロ研に所属している。リングネームは「スーパーオナニーマシーン二号」という彼からすれば冗談のような名前を名乗っている。本人としては謎のマスクマンなのでバレていないつもりらしい。プロ研の大学構内で行う興行はプロレスあり笑いありでいつも大盛況で、落研の笑いのライバルはプロ研と言われているほどだ。
一回生一人一人とがっちり握手をすると、有路氏か再びバーベキュー設営に戻っていった。そのうちプロ研が持ってきた冗談のようにでかい肉が持ち込まれ焼き始めると部室棟いっぱいに旨そうなにおいが広がっていった。
「なんだ。旨そうなにおいだな。」
「誰か中庭でなにかやってるぞ。」
「また落研じゃないか。」
「なんだまた落研か。関わって面倒事に巻き込まれるのはごめんだぞ。」
「まったくだ。しかし旨そうなにおいだな。」
「あぁまったく。こんな時間に旨そうなにおいをさしてけしからん。」
「見ろ、やつら肉を食いながらビールを飲んでいるぞ。」
「なんたるブルジョアジー。けしからん。一言いってくる。」
「俺も。」
「俺も。」
とバルサンでいぶされた虫のように各部室からぞろぞろと人が出てきてはふらふらと中庭に吸い込まれていく。
「やぁきたかね。どうぞ落研のバーベキュー会場へ。酒も肉もたんまりある。どうぞ好きにやっていってくれ給え。他の部員もどんどん呼ぶと良い。」
細川氏がビール片手に良くとおる声でそんなことを言って回っている。あれよあれよという間に中庭は腹減り学生たちでいっぱいになってしまった。いたるところでわあわあと盛り上がる声が聞こえる。
「いいのかなぁ。」
切り分けられた肉をビールで流し込みつつ春満がつぶやく。
「いいんだよ。これは君たちの歓迎会みたいなものだから。細川くんはね、これを口実に君たちと飲みたかっただけなんだよ。」
新歓に五反田の師匠連は参加しなかったからね、と岡崎氏は肉をほおばる。
「しかしまぁ豪儀ですねぇ。」
日陰の下で青々がキセルをふぅと吸っている。視線の先では横田、増田、池田が肉を奪い合っている。
「貴様、その肉は俺が育てた肉だぞ。」
「すいませんね、早い者勝ちです。」
「ではこちらの肉は僕が。」
「あぁこら待て。そこはなんとかいう良い部位ではないか。」
ぎゃあぎゃあと大騒ぎである。どこもかしも肉を囲んで酒を飲んでどんちゃん騒ぎである。しかしこうなってくると
「前回と同じ展開になるのでは。」
「こらぁ落語研究部。」
「やっぱり。」
さんざん聞きなれた声が響いたかと思うと鬼の形相をした龍野超子が文団役員を連れてすっ飛んできた。
「馬場春満。これはどういうことなの。」
「私は知りません。責任者に聞いて下さい。」
「誰なの責任者は。」
「私だよ。」
酒を飲んですっかり顔を真っ赤にした細川氏が立ちふさがる。
「細川、あんたなんでここに。」
「なに、可愛い後輩がお上に不条理な目にあわされてると聞いてね。様子を見に来たわけだよ。」
お互いの間に火花が散ったような気がした。ちなみに龍野超子は細川氏と同じ三回生である。我々が知らない、昔からの因縁もあるのだろう。
「文団の裁定に間違いはありません。問題は常に、騒ぎを起こしているそちら側にあります。」
「そうかね。とはいえ野球をやっていただけで二点の減点とはいささか度が過ぎていると思うがね。」
「学生会館運営規則によれば、学生会館内での危険行為は禁止されています。まして野球は他の学生への危険もあります。二点は甘いくらいです。」
「さてどうだろう。中庭は学生会館か、という問題もある。訓戒もなしにいきなりの二点とは少々。私怨、と言われても仕方ないのでは。」
心外です、と近くのテーブルをバンとたたく。置いてあったビールのコップが浮かび、近くにいた春満もビクッと浮かび上がる。その様子を他の学生は息をのんで見守っている。中にはこそこそ逃げ出そうとしているのもいる。彼らがどうなるかもすべて細川氏の舌先三寸にかかっているのだ。ちなみに三田(横田、増田、池田)はまだ肉の奪い合いをしている。
「そこうるさい。とにかく、中庭でのバーベキューなんて論外です。状況がわかっているんですか細川。ここで減点を食らえば落研は文団からの脱退は免れません。事実上の廃部です。」
ふむ、それは困ったね、と細川氏は腕を組む。
「五十年の歴史をもつ落研の、私が最後の部長となるわけだ。」
「そうなります。あなたとの因縁もここまでです。やはり最後に勝つのは私でしたね。」
「しかしね超子。」
と細川氏は腕を広げて見せる。
「どこまで減点する気だね。」
「え。」
困惑する超子を無視して細川氏はバーベキュー参加者の輪の中へ入っていく。
「彼は柔道部。彼はチャリ研。あそこにいるのは古文書研究会。どこまで減点する気だね。ここには体育会も研究会連合もいる。彼らを裁く権限は君にはない。しかし文団の所属団体だけを減点するのでは公平にかける。君の気質的にも許せないのではないかな。」
あ、という顔をする超子。そしてすぐにしまった、と顔をしかめる。彼の狙いはこれか。
「それは、各統括団体で会議を行い、参加者を割り出し、足並みをそろえて減点を」
気の長い話だね、と細川氏にさえぎられる。わかっている、これは机上の空論だ。実際にそんなことはできない。そんな裁定が出る頃にはうやむやにされてのらりくらりと逃げられるだけだろう。
「ではいつになるのかわからないが裁定が出るのを楽しみにしているよ。ぜひ寛大な処置を願うよ。」
それではバーベキューの続きをいいかな、肉を食べきってしまわないといけないのでね、といい立ち去る細川氏の背中を、超子はうらめしげににらむことしか出来なかった。そして賑わいを取り戻したバーベキュー会場から押し出されるように姿を消していった。
「すごぉい。」
「さすが細川くんだね。」
「横田先輩もなかなか、と思いましたけど屁理屈のレベルが違いますね。」
「でも、本当に足並みそろえて減点とか言い出したらどうする気ですか。」
春満の問いが聞こえたのだろう。細川氏はくるりと振り返って
「心配はいらない。研究会連合会長の古賀くんとは仲良しでね。彼が足並みをそろえないかぎり強硬な手段は取れないはずだよ。そして彼は、穏便にことをおさめようとするだろうね。」
といい、細川コール鳴り響く輪の中に消えていった。
「すごぉい。」
今度こそ感心した様子で春満がいう。
「なにもかも計算済み、というわけですか。なるほどまさに孫氏の兵法。」
バーベキューはその後日が暮れるまで行われ、日が暮れたあとには花火まで行われる、という大盛況のうちに幕を閉じた。もちろん文団が顔を出すことはなかった。落研の勝利を祝う花火は学生会館の電気が消されるまで続き、参加者はみなみな真っ暗闇の中帰っていくこととなった。千鳥足でわけのわからないことばかり口走っていた細川氏は帰りに大学構内を流れる小さな川に落ちた。自慢の白い服がドロドロである。
この日の勝利は落研の名をいやがおうにも高め、文団の威名を損なうこととなった。やはり先輩たちは頼りになる、ということである。そしてそれは、落研の、いや学生会館の存亡をかけた、新たな波乱の幕開けにもなるのであった。
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