中国の愛国心と韓流日本の愛国心 V.2.1

@MasatoHiraguri

第1話 第0話 国を愛するとは

  人民網日本語版を見ていると「インフラ整備」に関する記事が非常に多い。

  一方、日本では縄文人(在来種純粋日本人)田中角栄(1918~1993)以降、日本全土を俯瞰した国土開発を熟考し、国家の大計として具体的に提唱した指導者はいない。日本の統一的・体系的インフラ整備とは、田中角栄首相と共に始動しその退陣によって、まさに砂上の楼閣のようにして消え去ったのです。


<国家のインフラ整備こそ愛国心、の中国>

  中国という国を指導する側も指導される国民(人民)も、共に何十万年もの昔から中国(という大地)に根を下ろした生粋の中国人ですから、国土の整備・社会環境の充実に自然と力が入る。

  上は国家主席から、下は送電線工事の現場で働くおっちゃんまで「おらが国を健康で頑健で美しい国にしよう」という気持ちにおいて一心同体なのです。

 → 第1話 インフラ整備に邁進する中国


<ミサイルや戦闘機の装備と偶像崇拝精神の高揚、日本>

  天皇を筆頭に、首相をはじめとする政治屋・マスコミ屋・警察屋・戦争屋・大手企業の経営者といった、国家の指導層・社会のリーダーが全員、韓国脳外来種偽日本人体質の日本では、中国と逆に、日本の自然をぐちゃぐちゃにし社会を混乱させることばかり。

  韓国脳外来種偽日本人体質の上級国民と在来種純粋日本人大衆とでは、目線がまるで違うのです。


  彼ら韓国脳外来種の「愛国心」とは、盲目的な天皇崇拝を国民に強制し、その「盲目性」を利用して国家が破産・崩壊するまで自然破壊や軍備拡張・戦争にカネと人を浪費すること。なんのことはない、1926年に始まり1945年まで続いた昭和天皇による暗黒時代(天皇崇拝・一億玉砕)の再現を目指しているのです。

  「消費税の減額」なんていう、お飯事(おままごと:子供が玩具などを使って炊事や食事のまねごとをする遊び)論争に目を奪われている間に、個人と国家の財産は中抜きされて激減し、子供はワクチンで死に、無意味な戦争で国がボロボロになるという羽目を見るのは間違いない。

  彼らの精神的ルーツは2000年前の百済人という南朝鮮人(現在の韓国人)ですから(「日本書紀」に書かれている)、日本という国に対する愛着心など、欠片もない。

  日本が駄目になれば南米パラグアイ・ブラジルがあるさ、とばかり、皇族も首相も、大した用もないのに必ず彼の地を「定期的にご訪問」している。ブラジルやパラグアイには日系人が多く、特にパラグアイの日系人社会にはいまだに「天皇万歳」という偶像崇拝の気風があるので、一時的な逃げ場には都合がいいのです。


インフラストラクチャー【infrastructure】

  産業や社会生活の基盤となる施設。道路・鉄道・港湾・ダムなど産業基盤の社会資本、および学校・病院・公園・社会福祉施設等の生活関連の社会資本など。インフラ。広辞苑



第1話 インフラ整備に邁進する中国

  主に、ここ2週間程度の人民網日本語版を見るだけでも、これだけの「インフラ整備」に関する記事がある。

  国家としての目線も、また国民一人一人の意識としても「中国という国の体力をつけ・社会環境を充実する」というベクトルでまとまっている。これこそが「愛国心」というものではないか。


5年間で約1333ヘクタール増えた海南省の「海の森」

http://j.people.com.cn/n3/2025/0327/c95952-20294761.html

人民網日本語版 2025年03月27日10:15


海南島の海岸線には、「海の森」と呼ばれるマングローブが青々と茂る森がある。それは、回復した生態系からの「緑のラブレター」のようで、見る者に自然の大切さを語りかけている。新華社が報じた。


中国、「二重」建設プロジェクトをソフト・ハードの両面から強化

人民網日本語版 2025年07月15日09:50

http://j.people.com.cn/n3/2025/0715/c94476-20340298.html

国家発展改革委員会はこのほど、2025年の第3次「二重」建設プロジェクト予算として3000億元(1元は約20.5円)超を計上した。これにより、今年度の8000億元規模に及ぶ「二重」建設プロジェクトがすべて通達された。


「北のシルクロード」の今と昔

人民網日本語版 2025年07月10日10:52

http://j.people.com.cn/n3/2025/0710/c94475-20338451.html


広義では、「シルクロード」は、「陸上シルクロード」と「海上シルクロード」に分けることができる。陸路は、古代の長安(現在の陝西省西安市)を起点に、蛇行しながら西に続いており、ユーラシア大陸の文明が交わる道となっている。人民日報が伝えた。


電力・ガスインフラ

【写真で伝える物語】新疆の砂漠から電力を届ける

人民網日本語版 2025年07月15日10:18

http://j.people.com.cn/n3/2025/0715/c94475-20340328.html


新疆維吾爾(ウイグル)自治区にある塔里木(タリム)盆地の南端では、朝を迎える頃にはすでに気温が急速に上昇を始めている。新華網が伝えた。


北方から南方に輸送された天然ガス輸送量が1千億立方メートル突破

人民網日本語版 2025年07月11日13:54

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94638-20339116.html


国家石油天然気管網集団有限公司は、北方地域の天然ガスを南方地域に輸送する「北気南下」エネルギー大動脈で輸送された天然ガスが、7月10日の時点で、累計1千億立方メートルを突破したことを明らかにした。南北を縦断するこの「エネルギー大動脈」は、国家のエネルギー安全保障において着実な進展を遂げている。新華網が伝えた。


鉱工業インフラ

新疆のスマート鉱山を訪ねて、1人で100台の自動運転鉱山トラックを制御可能

人民網日本語版 2025年05月20日16:09

https://j.people.com.cn/n3/2025/0520/c95952-20317236.html


新疆哈密(ハミ)三塘湖鉱区石頭梅1号露天掘鉱山の作業現場で18日、積載重量70トンの自動運転鉱山トラック91台が、1回当たり平均時速20キロメートルのペースで整然と石炭を4−5キロメートル離れた破砕場に運んでいた。高度に自動化された輸送プロセスを通して、重要な石炭資源の効率的な供給が確保されている。中国新聞網が伝えた。


中国最大のグリーン水素・アンモニア統合プロジェクトが稼働開始

人民網日本語版 2025年07月10日08:42

http://j.people.com.cn/n3/2025/0710/c95952-20338325.html


中国で最大規模のグリーン水素・アンモニア統合プロジェクトが8日、内蒙古(内モンゴル)自治区赤峰市で正式に稼働を開始した。第1期プロジェクトでは、年間32万トンのグリーン合成アンモニアの生産能力を持ち、中国のグリーン水素・アンモニア産業が、実証・探求の段階から大規模な商業運用の新たな段階に入ったことを示している。中央テレビニュースが伝えた。


「スマート遠隔採掘」をサポートする5G技術

人民網日本語版 2025年07月11日13:36

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94638-20339104.html


攀鋼集団鉱業有限公司の朱蘭鉄鉱露天採掘場は、同社にとって主要な原料供給基地の1つとなっている。2021年3月以降、通信会社や技術チームが協力して、朱蘭鉄鉱露天採掘場で「5G遠隔採掘」プロジェクトを展開し、鉱山機械のスマート化改造を進めてきた。これにより現在、作業員は操作室内で5Gネットワークを通じて採掘機械を遠隔操作し、採掘作業を進めることができるようになっている。この朱蘭鉄鉱の採掘作業モデル革新‌により、鉱山作業をめぐる環境が大幅に改善され、生産効率も著しく向上した。新華網が伝えた。(編集KM)


鉄道関係インフラ

「中欧班列(武漢)」、ユーラシアを結ぶ越境EC専用列車を運行

人民網日本語版 2025年07月02日14:47

https://j.people.com.cn/n3/2025/0702/c94476-20335147.html


総額約350万ドル(1ドルは約143.6円)相当の貨物を載せた越境EC輸出専用列車が1日、中鉄聯合国際コンテナ有限公司の武漢センター駅(湖北省)を出発し、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の阿拉山口から出国して、中東欧の物流の要衝であるポーランド・マワシェビチェへ向かった。所要日数は18日と見込まれている。この専用列車の運行により、ユーラシア間を結ぶ高効率な越境物流ルートが開通したことになる。


広州が地下鉄の完全自動運転新時代へ

人民網日本語版 2025年07月01日14:40

https://j.people.com.cn/n3/2025/0701/c95952-20334658.html


中国鉄建(CRCC)によると、6月29日、同社が建設を担当した広東省広州市初のGoA4レベル(最高レベルの完全自動運転)での運転を実現した地下鉄路線——広州地下鉄10号線(西塱~楊箕東)が正式に開通した。その完全自動運転機能は自動および手動による休眠状態からの起動というデュアルモードをサポートし、列車の自動出入庫や自動発車などの機能にも対応している。人民網が伝えた。


夕方発、翌朝着の上海と成都を結ぶ高速寝台列車‌が運行開始

人民網日本語版 2025年07月03日15:22

https://j.people.com.cn/n3/2025/0703/c94638-20335680.html


上海市から四川省や重慶市方面に向かう夕方発、翌朝着の「夕発朝至」高速寝台列車‌となる上海虹橋駅発成都東駅行きD982号車が7月2日から運行を開始した。この四川方面行き高速寝台列車は、中国鉄路上海局集団有限公司上海旅客輸送区間高速鉄道四車隊が運行を担当し、全行程の所要時間は13時間54分、江陰・南京南・安慶・武昌・重慶北など8駅に停車し、長江デルタ地域と四川・重慶間を往来する旅行者に、「ひと眠りすれば到着」という移動の新たな選択肢を提供する。中国新聞網が伝えた。(編集KM)


「復興号」新型車両が鉄道技術装備展に登場 試験速度は時速450キロを記録

人民網日本語版 2025年07月09日14:53

http://j.people.com.cn/n3/2025/0709/c94476-20338111.html


第17回中国国際現代化鉄道技術装備展が8日、北京国家会議センターで開幕した。会場で最も注目を集めたのは、「復興号」シリーズの新型車両「CR450」の1/160スケールモデルだ。この半年間近くにわたり、「CR450」は一連のテストを重ねており、試験速度は時速450キロを記録した。これは、将来的に時速400キロで運行する可能性があることを示している。速度が向上した一方で、制動距離、走行騒音、エネルギー消費などの指標はすべて時速350キロの水準を維持しており、中国の高速鉄道技術が新たな飛躍を遂げたことを示している。


農業インフラ

今年の夏に収穫された食糧の生産量が1億4974万トンに

人民網日本語版 2025年07月11日16:25

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94476-20339312.html


中国の今年の夏に収穫された食糧の生産量が7月10日に発表され、その総生産量は1億4974万トンに達した。小麦の生産量は1億3816万トンで、豊作となった。



自動運転コンバインの導入で麦の収穫率が7割以上向上した江蘇市の農場

人民網日本語版 2025年06月24日09:19

https://j.people.com.cn/n3/2025/0624/c95952-20331530.html


夏の麦の収穫期を迎えた江蘇省鎮江句容市茅山鎮何荘村のスマート農場では、キャタピラー式コンバイン3台が麦畑を行き来して、収穫作業を行っている。人民日報が伝えた。



中国全土の農機による小麦の大規模収穫がほぼ終了

人民網日本語版 2025年06月19日15:25

https://j.people.com.cn/n3/2025/0619/c94638-20330142.html


中国農業農村部(省)が発表した最新情報によると、立夏以降、中国の夏穀物である小麦は、南部から北部へ次々と成熟し、収穫シーズンを迎えた。収穫進捗率は、6月18日の時点ですでに96%に達し、「三夏」(旧暦の4月から6月までの3ヶ月の孟夏と仲夏、季夏を指す)における農機による小麦の大規模収穫がほぼ終了した。新華網が伝えた。


陝西省大茘県、初のスマート冬棗収穫ロボットの実地試験を実施

人民網日本語版 2025年07月10日13:29

http://j.people.com.cn/n3/2025/0710/c95952-20338509.html


陝西省渭南市大茘県両宜鎮にある緑豊源家庭農場の冬棗ハウス内では、研究開発スタッフが冬棗収穫ロボットを操作していた。ロボットはスマート認識技術により成熟した冬棗を見つけると、ロボットアームを滑らかに伸ばし、実を正確につかんで素早く収穫。その一連の動作は非常にスムーズで熟練したように見えた。中国新聞網が伝えた。


広西、AIによる農村の変革を推進

人民網日本語版 2025年07月11日14:51

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c95952-20339167.html


産業振興は農村の全面的な振興の基礎だ。人工知能(AI)は新たな質の生産力の中核エンジンとして、広西壮(チワン)族自治区の丘陵における農業の近代化のボトルネック解消および農村産業バリューチェーンの再構築に大きな意義を持つ。7月8日、広西桂農農村振興計画発展研究院が自治区農業科学院AI研究センター、広西農業農村産業振興促進会と共催した「AIエンパワーメントによる農村振興の質の高い発展大会」が南寧市で開催された。政府機関、研究機関、金融機関、主要企業の代表者300人以上が一堂に会し、AIによる広西農村の変革に向けた青写真を共に描いた。広西日報が伝えた。



海洋経済インフラ

世界初の水上水中両用高速無人艇が進水

人民網日本語版 2025年04月29日15:26

https://j.people.com.cn/n3/2025/0429/c95952-20309269.html


世界初の水上水中両用高速無人艇「シロナガスクジラ(藍鯨)号」が28日午前、進水した。

水上水中両用無人艇は水上高速船と潜水艇を融合した新型船舶だ。シロナガスクジラ号の全長は11メートル、排水量は12トン、水上航行速度は30−40ノットにも達し、水上での航続距離は数百キロメートルに及ぶ。また、水深数十メートルの潜水と水中航行が可能で、水中で1カ月以上ホバリングすることができ、緊急任務にいつでも対応できる。



中国初の海洋型インテリジェント科学調査船「同済」号が正式に引き渡し

人民網日本語版 2025年07月14日14:11

http://j.people.com.cn/n3/2025/0714/c95952-20339821.html


7月13日、中国船舶集団傘下の中船黄埔文沖船舶有限公司が同済大学のために建造した中国初の海洋型インテリジェント科学調査船「同済」号が上海で正式に引き渡された。新華社が伝えた。


浙江省象山県の船舶輸出が好調、受注は2029年まで

人民網日本語版 2025年07月03日16:37

https://j.people.com.cn/n3/2025/0703/c94476-20335773.html


統計によると、象山県の造船企業は今年上半期(1-6月)に生産能力をフル稼働させ続け、輸出用の船舶12隻を納入し、その生産額は約5億元(1元は約20.0円)。新型船および中古船の輸出受注は2029年まで埋まっている。


医療インフラ

上海市の病院が「夜間外来」を次々開設 日中働く人々の間で好評

人民網日本語版 2025年07月04日10:48

https://j.people.com.cn/n3/2025/0704/c94475-20336069.html


上海市と江蘇省の多くの病院が最近、「夜間外来」を開設し、日中は働いている人や、平日は時間がとれない人が受診できるようになっている。例えば、上海第四人民病院は、6月10日から、月曜から金曜の午後6時から10時まで、「中医学夜間外来」を開設した。上海四一一病院では昨年9月よりリハビリテーション科夜間外来を開設し、半年間で受診者数が延べ1800人以上に達した。その7割が日中は働いている25-40歳の男女となっている。また、上海徐浦中医病院は、外来受付時間を午後8時まで延長した。特色ある科・室(鍼灸、整形外科、口腔科)はいずれも主任医師、または副主任医師が診察を担当し、日中と同じ診療レベルを保証している。


小児専門病院が夜間外来を開設 上海

人民網日本語版 2022年07月29日11:09

https://j.people.com.cn/n3/2022/0729/c94638-10128980.html


復旦大学附属小児科病院は今夏、夜間外来診療を開始した。診察受付時間は午後4時30分から午後8時30分までとなっている。複数の診療科が夜間診療サービスを提供し、複数の専門医が夜間に外来診察や往診を実施することで、小児患者や保護者は、夏の暑い時間帯や混雑時を避けて受診しやすくなっている。新華網が伝えた。(編集KM)



最先端技術インフラ

2025年中日ロボット産業協力マッチング会が浙江平湖で開幕

人民網日本語版 2025年06月24日10:32

https://j.people.com.cn/n3/2025/0624/c94476-20331656.html


開幕式では、中国商務部(省)投資促進事務局の劉民強局長は、「今年1月から4月までの間に、日本の対中投資は前年同期比74.2%増加した。中国日本商会が発表した調査結果によると、多くの在中日系企業が中国のビジネス環境について『非常に満足』または『満足』と答え、対中投資の規模については『増やす』または『現状維持』を選んだ」と説明した。



北京、AIを活用した科学研究加速行動計画を発表

人民網日本語版 2025年07月14日15:40

http://j.people.com.cn/n3/2025/0714/c95952-20339909.html


「北京市AIによる科学研究の質の高い発展加速行動計画(2025−27年)」がこのほど、正式に発表された。この行動計画では、2027年までに科学基礎大規模言語モデルを構築することが打ち出されている。人民日報が伝えた。


銀川演算能力産業パークが稼働開始

人民網日本語版 2025年07月04日09:18

https://j.people.com.cn/n3/2025/0704/c95952-20335986.html


銀川演算能力産業パークの稼働開始式が2日、開催された。これは寧夏回族自治区銀川市が掲げる「演算能力の都」の建設戦略において画期的な進展を遂げたことを示すものであり、地域のデジタル経済発展に中核的な推進力をもたらしている。中国新聞網が伝えた。



中国の演算能力、過去5年で平均30%近く成長

人民網日本語版 2025年07月14日13:26

http://j.people.com.cn/n3/2025/0714/c95952-20339782.html


内蒙古(内モンゴル)自治区呼和浩特(フフホト)市で開催された「2025グリーン演算能力(人工知能)大会」の開幕式において、中国情報通信研究院と内蒙古和林格爾新区管理委員会は共同で『グリーン演算能力発展研究報告(2025年)』を発表した。報告によれば、中国における演算能力の全体規模は過去5年間近くで平均30%近くの速度で成長しており、演算能力産業のグリーンかつ低炭素な発展の特徴が際立っている。新華社が伝えた。


未来が現実に! 自動運転の新技術が「交通の新たな原動力」に

人民網日本語版 2025年07月04日16:35

https://j.people.com.cn/n3/2025/0704/c94476-20336322.html


自動運転トラックが都市を縦横に走り回り、自動運転タクシーが1クリックで予約でき、無人の物流車両がパーク内をスムーズに移動する。このようなサイバーパンク感に満ちた光景がすでに現実のものとなっており、新技術が現代の交通と物流に巨大な変化を生み出す様子には感嘆せざるを得ない。


国家スピードスケート館人型ロボット訓練拠点が稼働開始 初のチームが入居

人民網日本語版 2025年07月07日13:57

https://j.people.com.cn/n3/2025/0707/c95952-20336807.html


国家スピードスケート館人型ロボット訓練拠点がこのほど、正式に稼働開始したことが6日、北京市経済・情報化局への取材で分かった。初の8チームが入居し、2025世界人型ロボット競技大会に備えている。新華社が伝えた。


北京、自動運転モデルエリアを拡大へ テック競争で戦略的最先端分野を狙う中国

人民網日本語版 2025年07月11日09:47

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c95952-20338980.html


スマートフォンのアプリで目的地を入力すると、すぐに自動運転の乗用車が目の前に到着。乗車すれば車両が自動で発進し、安全に目的地まで乗客を運ぶ……。こうした光景がすでに北京をはじめとする複数の都市で現実のものとなっている。中国新聞社が伝えた。




事前の災害対策

三門峡ダムで洪水に備え放流・土砂除去を実施 河南省

人民網日本語版 2023年08月02日16:01

https://j.people.com.cn/n3/2023/0802/c94638-20053193.html


ここ数日雨が続いた影響で、黄河上流の支流はどこも水位が上昇している。洪水対策に全力で取り組むため、水利部(省)黄河水利委員会はこのほど調節に関する指示を出し、7月30日20時より、三門峡ダムで放流や土砂の除去を開始した。同日23時には、三門峡水利ターミナルで、12ヶ所ある放流口と2本あるトンネルがすべて開けられて、最大放流量は毎秒4600立方メートルに達し、放流と土砂除去が進められた。8月1日正午には放流が終わり、ダムは通常の状態に戻った。中国新聞網が伝えた。(編集KS)


黒竜江省大慶市でヘリコプターによる空き地を利用した連携救助訓練を実施

人民網日本語版 2025年07月09日15:16

http://j.people.com.cn/n3/2025/0709/c94638-20338129.html


黒竜江省大慶市で8日、国家消防救援局大慶航空救援支隊が、ヘリコプターによる空き地を利用した連携救助訓練を実施した。訓練では、任務発生時の迅速な出動と効率的な対処を保証するため、ロープを用いた水上降下、ヘリ1機からの4人同時降下などの訓練を実施した。新華網が伝えた。(編集NA)


災害対策

「スマートブレイン」を搭載し、「考える」ことができるドローン

人民網日本語版 2025年07月11日15:26

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94476-20339198.html


消火用ドローンは、山の上空100メートルの高さまで一気に舞い上がると、気流に揺られながらも、火災現場の上まで移動し、機体の下に吊り下げた消火ボールを、指定の位置に正確に落とすと、「パン」という破裂音が聞こえた。そして、白い消火剤が煙のように辺りを包み、火が一瞬で消えた。


段階的に日常を取り戻しつつある洪水に見舞われた貴州省榕江県

人民網日本語版 2025年07月02日15:32

https://j.people.com.cn/n3/2025/0702/c94475-20335186.html


深刻な洪水災害に見舞われた貴州省黔東南苗(ミャオ)族侗(トン)族自治州榕江県ではすでに水が引き、電気や水道といったライフラインが秩序に基づいて復旧が進んでいる。同時に、汚水・汚泥の排出なども、秩序に基づいて進められており、住民は日常を取り戻しつつある。国際在線が伝えた。


豊かな社会生活のためのインフラ整備

【新職業】コーヒーを評価する「コーヒーソムリエ」

人民網日本語版 2025年07月07日16:29

https://j.people.com.cn/n3/2025/0707/c94475-20336969.html



中国では現在、コーヒーが人々の生活にますます浸透している。そして、コーヒーが身近なものになるにつれて、コーヒーに対する要求も高くなり、新しい職業「コーヒーソムリエ」も誕生した。「コーヒーソムリエ」の仕事は、コーヒーのおいしさを評価するだけでなく、ランクを評定することも含まれている。中国のカフェで提供されている斬新な味わいのコーヒーの多くは、「コーヒーソムリエ」が考案したものだ。中央テレビニュースアプリが伝えた。


高温が続く重慶市で、防空壕40ヶ所の「納涼スポット」を無料開放

人民網日本語版 2025年07月04日15:38

https://j.people.com.cn/n3/2025/0704/c94638-20336232.html


重慶市ではここ数日、高温の天気が続いており、市内10区にある防空壕40ヶ所を「納涼スポット」として無料開放し、市民に涼しく快適な避暑スペースを提供している。中国新聞社が伝えた。(編集KM)



珠江両岸で羽ばたく「低空経済」

人民網日本語版 2025年07月07日13:50

https://j.people.com.cn/n3/2025/0707/c95952-20336799.html


広東省深セン市竜崗区の屋外テスト場では、60リットルの水タンクを備えた農業用ドローンがゆっくりと上昇し、所定の高度に達すると旋回しながら芝生に向けて散布作業を行っていた。新華社が伝えた。

この実演に使用されていた農業用ドローン「Q100」は、深セン連合飛機科技有限公司が開発したもので、すでに中国の複数の地域で実用化されており、東南アジアなど海外市場にも輸出されている。


第8回中国国際輸入博覧会、企業展示エリアの契約面積が30万㎡超

人民網日本語版 2025年07月09日16:07

http://j.people.com.cn/n3/2025/0709/c94476-20338187.html


第8回中国国際輸入博覧会(輸入博)の消費財展示エリアおよびサービス貿易展示エリアの事前需給マッチングイベントと上海企業誘致PRイベントが8日、上海で行われた。同イベントを通じて、第8回輸入博に海外企業から出展申し込みが相次いでおり、企業商業展示エリアの出展契約済みの面積はすでに30万平方メートルを超えたことが分かった。


北京市・天津市・河北省エリア初の観光列車が9日に運行開始

人民網日本語版 2025年07月09日14:19

http://j.people.com.cn/n3/2025/0709/c94638-20338086.html


京津冀(北京市・天津市・河北省)エリア初となる観光列車「星光・燕趙号」が試運転と運行準備を全て完了し、7月9日に北京駅から初の運行を開始する。中国新聞網が伝えた。


思想のインフラ整備

習近平総書記が山西省視察で強調「資源型経済の転換的発展で新たな一歩を踏み出し、中国式現代化の新たな章を記すべき」

人民網日本語版 2025年07月09日13:37

http://j.people.com.cn/n3/2025/0709/c94474-20338003.html


習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)はこのほど、山西省を視察した際に「山西省は『中部地域の台頭加速の促進』『黄河流域の生態系保護と質の高い発展の推進』に関する党中央の戦略方針を真剣に実行に移し、『安定を維持しながら前進』という取り組みの総基調を堅持し、新たな発展理念を完全・正確・全面的に貫徹し、発展と安全の統合的計画をしっかりと立て、資源型経済の転換的発展の推進において新たな一歩を踏み出すべく努力し、山西省における中国式現代化推進の新たな章を全力で記す必要がある」と強調した。新華社が伝えた。


中国商務部「米国と経済・貿易をめぐる懸念について、さまざまなレベルで緊密な意思疎通」

人民網日本語版 2025年07月11日15:15

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94476-20339190.html


中国商務部(省)の何咏前報道官は10日の定例記者会見で、「中国と米国は、経済・貿易の分野におけるそれぞれの懸念について、さまざまなレベルで緊密な意思の疎通を保っている」とした。



教育施設インフラ整備・拡充

雄安スタートエリア西北片区小学校プロジェクトの総合教育棟の主体工事が完成 河北省

人民網日本語版 2025年07月10日16:24

http://j.people.com.cn/n3/2025/0710/c94638-20338732.html


河北省雄安新区スタートエリア北西片区にある小学校プロジェクトの総合教学棟の主体工事が7月9日、完成した。同プロジェクトは、雄安新区スタートエリアD02-07-14区画に位置しており、2026年9月26日に竣工が予定されている。中国新聞網が伝えた。(編集KM)


広州図書館未来閲読館がオープン 広東省

人民網日本語版 2025年07月11日11:15

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94638-20339077.html


広東省広州市にある広州図書館の未来閲読館が7月10日、オープンした。同館は、仮想現実(VR)技術を通して、没入型のインタラクティブな読書空間を利用者に提供する。中国新聞網が伝えた。(編集KM)


スピードと未来! 世界高速鉄道大会に見る世界をリードする中国の姿

人民網日本語版 2025年07月11日10:33

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94476-20339190.html


第12回世界高速鉄道大会が北京市で開催中だ。同時に開催されている中国国際現代化鉄道技術装備展には、数多くの鉄道関係の画期的な技術が勢揃いしている。新華社が伝えた。



経済インフラの充実・拡充

さまざまな策を打ち出して「避暑経済」を活性化させる中国各地

人民網日本語版 2025年07月04日16:07

https://j.people.com.cn/n3/2025/0704/c94475-20336263.html


本格的な夏を迎え、夏休みシーズンも間もなく到来するのを受け、中国各地の観光スポットは、自然や文化といった資源を活用して、特色ある涼しい旅を打ち出している。また、夏を涼しく過ごすための商品が大人気となっているほか、各地は、商業、文化、観光を融合させて、夜間の業態を充実化させ、消費のポテンシャルを引き出し、「避暑経済」を活性化させている。新華社が伝えた。


「中国のチャンスを逃すわけにはいかない」 世界のSWF約6割が中国への資産配分増やす意向

人民網日本語版 2025年07月16日11:05

http://j.people.com.cn/n3/2025/0716/c94476-20340847.html


米国の独立系資産運用会社「インベスコ」の報告書によると、不安定な世界情勢に対応するべく、世界の政府系ファンド(SWF)は現在、アクティブ運用や対中投資、外貨準備の多様化へとシフトしている。

調査によると、世界のSWFの中国への資産配分に対する関心が大幅に高まっており、約60%のSWFが今後5年間の中国への投資配分、特にハイテク分野への配分を増やすとの意向を示した。



北京、炭素削減の「収益化」を促す新制度を導入

人民網日本語版 2025年07月10日14:00

http://j.people.com.cn/n3/2025/0710/c95952-20338544.html


北京市生態環境局は9日、「北京市カーボンインクルージョン管理規則(試行)」を発表した。カーボンインクルージョンの取り組みをさらに規範化し、人々にグリーン・低炭素な行動への参加を誘導し、北京市の二酸化炭素排出量ピークアウト・カーボンニュートラルの目標達成を後押しする。中国新聞社が伝えた。



ナイトタイムエコノミーに活力を注ぐ「炫彩バス」の運行スタート 寧夏・銀川

人民網日本語版 2025年07月11日14:57

https://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94638-20339169.html


寧夏回族自治区銀川市でこのほど、「文化+観光+交通」をテーマとした初の観光バス路線「炫彩バス」が運行を開始した。この路線が開通したことで、市民や観光客の夜間の公共交通機関の利便性と体験が高まったほか、覧山公園と懐遠夜市(ナイトマーケット)という2大人気エリアを繋ぐことで、現地の「ナイトタイムエコノミー」に活力が注入されている。新華網が伝えた。(編集KM)


売上高900億元超え ロボット企業が広東に集結する理由とは?

人民網日本語版 2025年07月11日14:30

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c95952-20339145.html


広東省深セン市では、映画の名シーンを再現したダンスを、ロボットがしなやかさと力強さを兼ね備えた動きで披露しているところだ。手を振り、腰をひねり、ターンし、ステップを踏む……一連の動作は滑らかでテンポよく、ダイナミックだ。人民日報が伝えた。


猛暑で夏の「クールエコノミー」が活況

人民網日本語版 2025年07月15日16:43

http://j.people.com.cn/n3/2025/0715/c94638-20340509.html


中国各地では連日猛暑が続き、夏の「クールエコノミー」が活況を呈している。さまざまな暑さをしのぐための体験や消費シーンが、夏の経済に活力をもたらしている。新華網が伝えた。(編集KM)


黄桃の加工品生産で農家の収入増を後押し 湖北省秭帰

人民網日本語版 2025年07月15日16:48

http://j.people.com.cn/n3/2025/0715/c94638-20340527.html


7月中旬の黄桃出荷最盛期を迎え、三峡ダムエリアにある湖北省宜昌市秭帰県では、輸出用食品加工メーカーが収穫された黄桃をフル稼働で海外向け各種缶詰に加工している。人民網が伝えた。(編集KM)


中国1-6月の自動車生産・販売台数がいずれも1500万台以上に

人民網日本語版 2025年07月11日16:20

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94476-20339307.html


中国自動車工業協会が10日に発表したデータによると、今年上半期(1-6月)、中国自動車の生産・販売台数の両方が初めて1500万台の大台を突破した。前年同期比でも、いずれも2ケタ台の伸びを見せ、自動車産業は継続して活力を放っている。



韓脳日本と違い、国民の心にゆとりがある中国

街路灯がフルーツに「コスプレ」しちゃった?

人民網日本語版 2025年07月16日10:46

http://j.people.com.cn/n3/2025/0716/c94475-20340841.html


中国では今、古い建物を取り壊して建て替えるという方法ではなく、温かみのあるちょっとした創意工夫を通してアーバン・リニューアルが進められるケースが増え、各都市がユニークな方法で街のリノベーションに取り組んでいる。例えば、「コスプレ」した街路灯を設置して、古い街並みに「若々しいムード」を漂わせている都市もある。

カンタロープ(マスクメロンの一種)


第2話 おめでたい(思慮が足りない)韓流日本

「砂漠の征服」 中谷宇吉郎 岩波新書46 1950年(昭和25年)刊


この本を読むと、80年前の昭和天皇国家日本が、どれだけ愚かな国であったかがよく理解できる。自分たちの国土を開拓・開発することで豊かな国にする、というこをしないで、領土の拡張(侵略戦争)に現を抜かしていた(夢中になっていた)という点で。

まるで、イタリア・エジプト・ロシアを荒らし回ったナポレオン(1769~1821)と同じ轍を踏んでいたようなものでした、昭和天皇の日本とは。

実際、昭和天皇ヒロヒトは、皇居の地下にある参謀本部の入り口にナポレオンの胸像を(1945年の敗戦まで)置いていたという。


<引用始め>

1931年~1936年のボルダーダム(フーバーダム)建設

 「日本が満州事変以来の提灯行列続きにうつつを抜かしていた頃、アメリカは着々と国内のインフラ整備に精を出していた。」


《満州事変:1931年(昭和6)9月18日、奉天(今の瀋陽)北方の柳条湖の鉄道爆破事件を契機とする日本の中国東北侵略戦争。十五年戦争の第1段階。翌32年には、満州国を樹立。華北分離工作を経て、日中戦争へ発展。広辞苑← 平栗注》


《提灯行列:祝意を表すため、夜間、大勢の人が提灯を持ち列を組んでねり歩くこと。

← 広辞苑 平栗注》


「大恐慌(1929年~)の最中から10年間、有名なTVA((Tennessee Valley Authority)アメリカ合衆国南東部、テネシー川流域の開発のために1933年に設けられた公社。また、その事業)以外にも、中西部の開拓事業がなんと70もあった。」


「西部の開発がすなわち、アメリカ全体にも利益をもたらす。例えば、インペリアル平原(米国西部)の開発のおかげで、東部の人たちも冬中新しい野菜と果物が安い値段で日常の食事に提供される。」


  「これら巨大プロジェクトによって、何の生産性もない熱砂の砂漠地帯であったネバダ・ユタ・アリゾナ、そしてカルフォルニアといった中西部・西部地域が活性化され、特にロサンゼルス一帯は航空機を中心とした巨大軍需産業の拠点となった。

70の巨大事業とは、主にダムの建設とそこから生み出された電気と水の供給網の整備であった。」

・・・

「日本より広大な、しかし、ほとんどが砂漠・半砂漠地帯であったカリフォルニアが、農業・電子工業・航空宇宙産業によって合衆国最大の経済規模の州になったのは、ひとえに、カリフォルニア州の東にある広大な砂漠地帯に世界一の巨大ダム(ボルダー《フーバー》ダム)を建設し、そこから潤沢な水と電力を(カスケード・ネバダ山脈越えで)供給するという、1931~36年の期間に行われた一大プロジェクトによる。」


  「アメリカの今日の繁栄の陰にはこの半世紀にわたる国土開発事業がその基礎をなす一つの要素として存在している。それなのに、この重要な仕事が日本に紹介されていない。」

 → 中谷宇吉郎(1900~1962)博士が、この本を書こうと考えられたきっかけ。平栗注


「・・・こういう風に、アメリカが今世紀の初めから着手した国土開発計画(1902年にセオドア・ルーズベルト大統領が開発法案にサイン)は、どれも成績が良く、そして国家的に見ても個人的に見ても、経済的効果を十分にあげている。そういう状態ならば、次々と大きい開発計画が立てられ、且つ実行されていくのは当然である。」


  「アメリカ国民は税金を払う者(タックスペイヤー)として、非常に強い力を自覚している。国民の納めた税金を政府が下手なことに使ったら、承知しない。すぐ非難がごうごうと起きてきて、責任者はその地位にいたたまらなくなる。

  それで開発事業でも、訳のわからぬ補助金のようなものは出さない。政府としても確実に経済的に引き合い、国家全体としても個人としても利益を受けるような完全な見通しがつくまで、金は出さない。

こういう風にアメリカは国全体として富が蓄積するようにすべての事を進めていく。それがだんだん積もって、今日の繁栄を享けるようになった。」


  「賽の河原の石積みのようなことを、しかも、明朝、東の空に太陽が昇るのと同じくらいの確実さで、駄目なことがわかりきっていることを何度でも繰り返し、そのたびに国費を浪費している国(韓流日本:平栗注)では、いつまでたっても国の富は蓄積されない。

アメリカではそういうことは決してしない。」P.108


《賽の河原:①〔仏〕小児が死んでから苦しみを受けるとされる、冥途の三途の河原。石を拾って父母供養のため塔を造ろうとすると鬼が来て壊すという。②転じて、いくら積み重ねても無駄な努力。広辞苑 平栗注》

  

  「今度の大戦前からロサンゼルス及びその均衡都市に新しい工業が続々と起こってきているのは、ボルダー(フーバー)・ダムの電気がその背景にある。」P.52


ボルダー(フーバー)・ダム

「コロラド川を堰き止めて作られたミード湖にある巨大ダム。年間発電量43億3千万キロワット時。

  1950年頃の日本の全発電量の6分の1乃至7分の1が、1936年当時このダム一つで発電されている。(太平洋)戦争中は50億乃至60億キロワット時の発電をしていた。

  1年に1千万バレルの石油が節約された。」



 「ネバダ・ユタ・アリゾナの降水量は10インチ(250ミリ)/年(しかも雪のこと)

ロス近郊は年間降雨量が15インチと半砂漠地帯であり、その他はわずか3インチという砂漠地帯。

日本で最も降水量の少ない根室で960ミリ、最も降水量の多い高知で2,770ミリ」


「石狩川の雪解け出水は5月下旬1,500メートル/秒

1秒間に54,000フィート。

コロラド河の出水は20万フィート/秒。」


「コロラド川の全長1700マイル。日本最大の川、信濃川は230マイル、その7倍に当たる。

コロラド川の流域はほとんどが砂漠か半砂漠地帯で24万5千平方マイルある。

日本の総面積が14万平方マイルだから、その1.7倍にあたる。

ロッキー山脈に積もった雪は水に直して600ミリ。

日本の北陸や北海道の多雪地帯の雪に比べては、半分か三分の一以下の量に過ぎない。

しかし、集水区域の面積が日本全土の2倍もあるので、全く桁が違ってくる。」


  「戦時中にボルダー・シティの西北12マイルのところに建設された、世界一のマグネシウム工場は、全くボルダーダムの電力によって動いていた。

  1943年には、この1工場だけでボルダーダムの発電量の4分の1を消費していた。

このマグネシウムは、ジュラルミンの原料として、B29の大量生産に役立ち、また焼夷弾の大切な材料とも成った。

  戦時中の莫大なマグネシウムの需要をまかなったのは、このダムの電気といってもいい。そして、それがアメリカに勝利をもたらしたのである。」


偶像崇拝国家の末路

○ 日本人は単に「アメリカの国力に負けた」というが、その圧倒的なアメリカの国力とは、太平洋戦争(1941年~1945年)以前の30年間、彼らが必死で取り組んでいた地道な国土開発の賜物であった。

 

  80年前、天皇を総元帥と仰ぐ「偶像崇拝国家日本」は、その偶像崇拝癖によって現実・真理を見ようとはしなかった。

  当時も今も、日本の韓国脳外来種偽日本人体質の指導者たちが煽る「愛国心」とは、軍艦や戦闘機で他国の人々を殺し町を破壊することであり、それが国を守ることだと我々は教えられている。

  しかし、少なくとも80年前のアメリカ(の指導者)はそうではなかったし、現在の中国もまた、自国の国土を整備し社会を豊かにすることが愛国心であると考えている。

  そういう真の愛国心から生まれた「祖国防衛」とは、同じ戦争とはいっても、韓流日本人の考える「侵略戦争」とは違ものなのです。



第3話 自分自身で愛国心

  「哲学入門」 三木清 岩波新書23 1940年昭和15年発行

<引用始め>

序言

  「すべての学は真理に対する愛から発し、真理に基づく勇気を呼び起こすものでなければならない。」

  「本書を通じて私が明らかにしようとしたのは真理の行為的意味である。哲学は究極のものに関心するといっても、つねにただ究極のものが問題であるのではない。

  我々が日々に接触する現実を正しく見ることを教え得ないならば、如何に深遠に見える哲学もすべて空語に等しい。この書が現実についての諸君の考え方に何等かの示唆を興えることができるなら、幸である。」

1940年・昭和15年3月

<引用終わり>


  哲学とは、小難しいことを瞑想することではなく、科学と同じで、本当に正しいことを追求する、いわば「思考に於ける体育会的鍛錬」のことなのです。


  現在の韓国脳外来種偽日本人体質の日本が、やがて国家破産するか、それとも「十五年戦争」のような、他国をも巻き込んだ破壊と狂気に終わるか。  

  いずれにしても、「天皇・政治屋・マスコミ屋・警察屋・戦争屋」といった、真理を見ないで偶像ばかり追い求める「ハーメルンの笛吹き」たちが向かう国家の行く末は見えている。

  私たち在来種純粋日本人は、せめて自分自身のなかで、真理を見据えて彼らの狂気に染まらないようにするしかないのです。


【十五年戦争】

  1931年(昭和6)の柳条湖事件から45年の降伏まで、日本が15年にわたって行なった一連の戦争、すなわち満州事変・日中戦争・太平洋戦争の総称。広辞苑


2025年07月17日(木)

V.1.1

2025年07月18日(金)

V.2.1

平栗雅人

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中国の愛国心と韓流日本の愛国心 V.2.1 @MasatoHiraguri

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