第5話【 KING&PRINCE《伍》】
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:《 キャラ紹介 》
朱子:戸比朱子(べび あかこ)、アカディーミ帝国の女代表、能力.シンクロ/神再生、回想シーン(10歳前後)あります。
創木:創木作(つくるぎ さく)、アカディーミ帝国の男代表、能力.創造(武器 双剣)回想シーン(15歳前後)あります。
甘味:戸比甘味(べび あまみ)、アーシア帝国の女代表、能力.世界(片手剣使い)
不破:不破朧(ふわ おぼろ)、アーシア帝国の男代表、能力.不破(刀使い)
夏瀬:夏瀬汐凪(なつせ せな)、キャージ国の女代表、能力.刹那(細剣使い)
充夏:阿本充夏(あもと みつか)、キャージ国の男代表、能力.収集(自分自身が武器)
:
:《 本編 》
夏瀬:(N)スレミング、ニャゴン、ルクードの三国が争い、死人は出ずとも深手を負う者が多発する大波乱の展開、この、神すらもわからない状況…他の国々の代表達はどのような動き、どのような戦いを見せていくのだろうか…
:
甘味:『 *KING&PRINCE
:
創木:はぁ…
朱子:大丈夫?*
創木:ああ、大丈夫だよ…心配かけてごめん。
朱子:ならいいんだけどね
創木:さっそく、次に向かうか…
朱子:大丈夫なの?
創木:ああ、もう大丈夫だ
朱子:そっか、なら、どこ向かうの?
創木:そうだな、少し遠いけど…
朱子:けど…?
創木:次はキャージへ、行こうか
朱子:キャージ…って、左真ん中の?
創木:そう、面白い能力の子もいるしね
朱子:面白い…?
創木:そ、面白い
朱子:たしか、*
創木:そ、瞬間的に能力を上げることのできる*
朱子:なるほど、私の驚異になりそうな子は…いないね
創木:まぁ、*
朱子:何言ってるの?*
創木:脅威、ねぇ…
朱子:なによ
創木:俺に*
朱子:あら、なら15*%《パー》を引けばいいじゃない
創木:そんな、お菓子を食べればいいじゃない!みたいなノリで言うなよ、そんな簡単に4分の1が引けてたまるかってんだ
朱子:あの子はひいてたわよ?ほら、アメディアスの
創木:あの子は運が良かっただけだ、そう簡単には引けんよ…
朱子:ふーん
創木:そんなことはいいから、早く行くぞ
朱子:はぁーい…ん?
創木:ん、どうした?
朱子:あれって…
創木:あれ…?あれは…スレミングのやつらか?
朱子:すごい怪我、ねぇ*
創木:はぁ?敵だぞ…
朱子:それはそうなんだけど、お隣さんが先に居なくなるのは嫌!
創木:いや、アメディアスもお隣…なんだけどな
朱子:細かいことはいいの!早くして!
創木:…ったく、しかたねぇな…
朱子:へへ、ありがと
創木:………
:
創木:ほら、これを使えば治る…渡してこい。
朱子:すごい!やっぱり*
創木:…そんなことねぇよ。
朱子:行ってくるね!
創木:ああ…
:―――
甘味:あの、*
不破:なんだ…?
甘味:起きていましたか…
不破:今起きたところだ
甘味:報告です…
不破:ああ…
甘味:*
不破:俺が寝ている間にか!
甘味:はい
不破:それで、どうなった!
甘味:私の能力で見てた範囲ですが、三国ともに負傷者がでています…
不破:ルクードもか!
甘味:はい
不破:そうか…
甘味:*
不破:いや、ルクードは俺が*
甘味:いや死んでませんけどねっ!
不破:ほんとかっ!!
甘味:あ、えっと…はい。
不破:よかったー…
:
甘味:ところで*
不破:なんだ?
甘味:今日はどうするんです?
不破:んー…
甘味:……
不破:なぁ、*
甘味:なんですか?
不破:他の国の動きはどうだ?
甘味:なぜです?もしかして、どこがで戦闘があれば、突っ込もうとか…考えてませんよね?
不破:……
甘味:やっぱりそうでしたか!
不破:そうだよ、何か悪いか…?
甘味:悪くは…ないですが、心配なんです…
不破:心配、なにがだ…?
甘味:はぁ…*
不破:死なねぇーよっ!
甘味:死にかけたじゃないですかっ!
不破:はあぁ?
甘味:*
不破:……あ
甘味:はぁ…
不破:わるい…
甘味:もうそんなに気にしていませんよ…
不破:ああ…
甘味:それで…
不破:?
甘味:今は、アカディーミが動き出したところです…おそらく方向的に、狙うのはキャージだと思います…が
不破:…が?
甘味:どうします…、行きますか?
不破:ああ、行く…
甘味:はぁ、そういうと思ってました…ま、サポートだけは、任せてくださいね!
不破:助かる、あ、そういえば
甘味:?
不破:キャージはどうだ?
甘味:キャージは…
:―――
充夏:大丈夫か、*
夏瀬:大丈夫…って、なにが?
充夏:腕のことだよ…
夏瀬:腕ならほら、ミンミが作ってくれた義手があるから大丈夫よ
充夏:そっか、それならいいんだ…
夏瀬:まぁ、動かすの大変だけどね…慣れてないからしょうがないんだろうけど
充夏:ゆっくり慣れていけばいいだろ
夏瀬:そうね
充夏:まぁ、それもそうなんだけどさ…
夏瀬:?
充夏:ほんとによかったのか?
夏瀬:なにが?
充夏:ミンミのことだよ、里帰りってさ…
夏瀬:それは*
充夏:ぺぺラのことだろ、いいんだよ…
夏瀬:なんでよ…
充夏:こないだのこともあったからさ、巻き込みたくないんだよ、あいつらを…*
夏瀬:まぁ、ね…
充夏:俺らが勝ち残ってさ、この世界の頂点に立ったらさ…またここに呼び戻そうぜ!
夏瀬:そうね…それまで、頑張らなくちゃね
充夏:ああ!
:
夏瀬:それで、これからどうするか…
充夏:本題に入らねーとな
夏瀬:さすがにどこか取りに行かないと…よね
充夏:そうだな、ソーデュンかルクード…それか、スレミングだと思うんだが…
夏瀬:スレミング…
充夏:それは俺も思ったよ、スレミングを取れば楽に動けるようになると思うんだ
夏瀬:私も同じ意見だよ
充夏:だよな!
夏瀬:うん
充夏:行くか?
夏瀬:そうね、どこかと鉢合わせて乱戦になるのは避けたいし…
充夏:そうだな、じゃあさっそく行こうか!
夏瀬:ええ
:―――
甘味:キャージは、おそらくスレミングを狙って動き出しています…
不破:あ?アカディーミがキャージを狙いに行ってるんだよな?
甘味:はい、たしかにキャージ方向へと進んでいますよ
不破:だとしたら、その二国はかち合うんじゃねーのか?
甘味:はい、おそらくそうなると思います
不破:なぁ*
甘味:ルクードならまだしも、今回の相手はアカディーミとキャージです、*
不破:だよな、じゃあ行ってくるとするかな
甘味:(かぶせて)ですが…
不破:あ?
甘味:わたしの姉、*
不破:アカディーミの女代表、たしかシンクロと神再生かなんかだったか?
甘味:神再生の方はさほど問題じゃないです、どちらかと言えば、シンクロが大問題ですね…
不破:なんでだ?
甘味:神再生だけなら、即死攻撃を使えばいいだけなので*
不破:ですが?
甘味:シンクロは、75*%《パー》の確率で受けた攻撃をそのまま返す能力です、つまり、即死攻撃をあてたところで…
不破:75*%《パー》の確率でこっちも即死…ってわけか
甘味:はい…
不破:まぁ、問題ないだろ
甘味:そうですね…
不破:俺には*
甘味:わたしには*
不破:……
甘味:…///
不破:と、とりあえず行ってくる…
甘味:は、はい…援護はまかせてください…
不破:おう!まかせた(ニッ)
:―――
創木:なぁ*
朱子:なぁに、*
創木:なんで助けたりしたんだ?
朱子:んー、ただの気まぐれ?
創木:気まぐれって…そう言って俺を騙せると思った?
朱子:無理か〜w
創木:ずっと一緒にいるんだ、わかるに決まってるだろ…
朱子:むぅ…
創木:それで、なんで助けたんだ?
朱子:似てない…?
創木:似てる、なにが何にだ?
朱子:あの子たちが私たちにだよ…
創木:そうか?
朱子:ほら、あったでしょ…?
創木:だから何がだよ…
朱子:私が、森の中で怪我をして動けない時…*
:――回想シーン…
朱子:きゃあ…う、うぅ…
:
創木:あーちゃん、あーちゃーん!
朱子:うぅ…
創木:あーちゃん…!
朱子:さっくん…
創木:大丈夫か…?
朱子:うぅ…
創木:…!怪我、してるじゃないか…
朱子:……
創木:とりあえず、うちに帰ろう!
朱子:うん…
創木:…っと、急いで帰るからな!
朱子:…さっ……くん…
創木:…!どうした、あーちゃん
朱子:ご…めん、ね……
創木:…っ、待ってろ!急いで帰るからなっ!
朱子:……
:――回想シーン《終》
朱子:…と、こんなことがあったんだけど、覚えてない?
創木:思い出したよ、いまな…
朱子:ほんとは!
創木:ん?
朱子:…なんでもない
創木:そ…
朱子:うん
創木:じゃあさっさと行くぞ
朱子:はぁーい
創木:……
朱子:(M)私は知っている、本当は全部覚えていて、スレミングの2人が昔の自分達と重なって、それで助けたって…だってもし、君が本当に嫌だとしたら…たとえ私のお願いだとしても、断るんだから…
:―――
夏瀬:ねぇ*
充夏:どうした?
夏瀬:……
充夏:?
夏瀬:なんでもないから、気にしないで…
充夏:あ?ああ、わかった…
夏瀬:それよりさ、スレミングに着いたらどうする?
充夏:いきなり攻め込むのはよくない…
夏瀬:まずはスレミングの子らの動きを見て…ってこと?
充夏:そうだな、向こうも一応能力者だからな…
夏瀬:うん…
充夏:……
夏瀬:*
充夏:?
夏瀬:どうしたの…?
充夏:あー、どうしたの…って聞きたいのは、俺の方なんだけど…
夏瀬:え…?
充夏:さっきからおかしいだろ、なんでそんなしおらしくなってんだよ…
夏瀬:そ、そんなこと…
充夏:なぁ、俺ら一応相棒だよな?
夏瀬:……
充夏:違うのか?
夏瀬:……そう。
充夏:だったら言ってくれたっていいだろ?なにかあるんだったらよ
夏瀬:あのね、なにか…!
充夏:*
創木:あらあら誰かと思えば
充夏:アカディーミ…
朱子:わざわざ行く手間が省けたね
創木:そうだね
夏瀬:嫌な予感がすると思ったら…
充夏:ここで何をしてる…
創木:なにを?それはこっちのセリフだよ
充夏:俺らはスレミングを*
創木:スレミング…
夏瀬:ええそうよ、だからどいて!
創木:笑わせるな…
夏瀬:え?
朱子:*
創木:私たちはスレミングを*
充夏:っ…
創木:残念ながら俺らもスレミングは狙ってるんだ、*
充夏:くぅっ…
夏瀬:*
創木:かったいねぇ〜君wふつうにやっても意味ないか
充夏:ふつうに痛いけどな…
朱子:(M)俺らもスレミングは狙ってる、か…
創木:*
朱子:ううん、なんでもないよ
創木:さて、始めようか*
朱子:うん、*
夏瀬:私達も負けられないよ*
充夏:おう、*
:―――
甘味:…!
不破:*
甘味:アカディーミとキャージが接触しました…
不破:…!どの辺だ…!
甘味:キャージ国の右上、この辺りです。
不破:なるほど、ちょっとスレミングよりだな…
甘味:どうします?
不破:一旦様子見だな
甘味:え…
不破:あ…?
甘味:あ、いや…
不破:あ、ごめん…なんかあったか?
甘味:*
不破:そうか…?
甘味:そうですよ、だって…
不破:ああ、あの時は後先考えず飛び出してたもんな…
甘味:あ…
不破:それで*
甘味:あ…はい。
不破:だから、今回は無理して突っ込まず、様子を見てからいこうと思ってな!
甘味:ま、まぁ、だ、妥当な判断だと思います…
不破:だけど…
甘味:…?
不破:相手があのアカディーミとなれば、燃えないわけがないだろ!
甘味:ふっ、あははっ!
不破:*
甘味:わたし、*
:
甘味:好きですっ( ニコッ )
不破:……?
甘味:……
不破:え、えっと…いま、どうだ?
甘味:な、なにが…です?
不破:いやその、アカディーミとキャージ…今どうなんかな…って
甘味:え…あ、あぁ〜…そのことですよね!はい、ちょっと待ってくださいね!
不破:お、おう…
:―――
創木:*
充夏:*
創木:はあぁぁぁぁ!
充夏:くっ…
夏瀬:…!
:
夏瀬:*
創木:…!
朱子:……
夏瀬:…っ!?
:――創木の胸元を狙った夏瀬の攻撃は、飛び出してきた朱子の左肩を掠める。
夏瀬:くっ…
充夏:*
夏瀬:大丈夫、少し肩を掠めただけ…
充夏:これがアカディーミの…
夏瀬:知ってたとはいえ、厄介ね…
充夏:…とはいえ、
夏瀬:このまま引き下がるわけにはいかない…よね
充夏:*
夏瀬:*
朱子:させないよ…
夏瀬:くっ…
充夏:かはあぁっ…
創木:ナイスだ*
夏瀬:…!あれ絶対やばい!
充夏:止めるぞ、*
朱子:させないよ…
夏瀬:攻撃手段はない、このまま突っ込むよ!
充夏:おうっ!!
夏瀬:*
充夏:*
朱子:……ふぅ
夏瀬:*
充夏:はあぁぁぁぁぁ…!
朱子:……
夏瀬:かはぁっ…
充夏:があぁっ…
夏瀬:いま、なにが…
充夏:わかんねぇ…
創木:*
夏瀬:…!
充夏:…!
朱子:ふふ…
:
朱子:…うん(ニコッ)
:―――
甘味:え…あんなの、わたし知らない…
不破:おいどうした…
甘味:えっと、*
不破:そしたら…?
甘味:そしたら、ふたりの方がなぜか…ダメージを受けていました…
不破:は?それどういうことだよ…!
甘味:わかりません、わたしにも…
不破:*
甘味:いえ、それはないです…*
不破:でも、何が起きたかわからなかったんだろ…?
甘味:それはそうですけど…
不破:……
甘味:でもやっぱり…
不破:*
甘味:その、はい…
不破:なら*
甘味:わかりません…
不破:そうか…
甘味:すみません…
不破:いや、大丈夫だよ、わかったことがあるし…
甘味:わかったこと、ですか…?
不破:ああ。
甘味:なんですか?
不破:それは…
甘味:それは?
不破:俺があいつらと戦いたいってこと!(ニコッ)
甘味:…!
不破:んじゃ、行ってくる…!
甘味:はぁ、(小声)戦闘狂…
不破:ん、なんか言ったか…?
甘味:いえ…
不破:そうか、援護は頼んだぜ!
甘味:では
不破:?
甘味:*
不破:お…
甘味:(小声)行ってらっしゃい…
:―――
創木:*
夏瀬:…!
充夏:…!
朱子:ふふ…
:
朱子:…うん(ニコッ)
:
創木:*
不破:…!
:
不破:*
創木:…!
不破:へっ!
創木:くっ…
不破:なぁ、そこのふたりが怪我してんの、なにがどうなってんだぁ?
創木:俺が…
不破:ちげぇーだろ…
創木:……
不破:俺はそんな冗談聞きたいわけじゃねーんだよ、ホントのこと教えろよ
朱子:…!
甘味:(M)*
不破:*
甘味:(M)え…
不破:かはぁっ…くっ、な、なんだこれ…
充夏:見えたか…?
夏瀬:まったく…
不破:(M)み、見えたか…?*
甘味:(M)少しだけ…一瞬、お姉ちゃんから何かが…
不破:(M)なにか?
甘味:(M)はい、何かはわかりませんが…
不破:こりゃまたまずったか…?
甘味:(M)大丈夫です、*
不破:(M)お、いつになくやる気だな…
甘味:(M)相手がアカディーミじゃ、出し惜しみなんてしてられません…
不破:(M)助かるぜ…
:
不破:*
創木:くっ…
甘味:(M)そのまま、左方向にあの技をうってください!
不破:了解…(ニヤ)
:
不破:*
夏瀬:…!
充夏:はあぁ!?
甘味:(M)よし、これでキャージの2人も巻き込めたはず…
充夏:しかたねぇ、やるか…
夏瀬:ええ…
充夏:*
夏瀬:*
朱子:…!だから、させないって
不破:いまだ…(2人同時に)
甘味:(M)いま…(2人同時に)
不破:*
創木:くっ…
不破:はあぁぁぁっ!
創木:なぁ〜んてな
不破:…!
創木:どぉ〜ん
:――不破が踏み込んだ瞬間、足元の何かが爆発した。
不破:んがあぁっ、かはぁっ…
甘味:(M)*
不破:…大丈夫だ
夏瀬:…ぐっ
充夏:はぁ、はぁ…
朱子:……
創木:……
甘味:(M)3人が地に膝をつき、それを見下ろすように立つアカディーミのふたり、この能力を持つわたしですら、何が起きたのか…わからなかった。
夏瀬:また、気づいたらこうなってた…
充夏:ああ、何が起こったか…まったく
夏瀬:…だけど
充夏:ここで諦めたら…
不破:死、あるのみ…ってか?
甘味:(M)*
不破:たしかに、諦めたらそこで死ぬ…いまは、そんな世界だ、ただ、無闇に突っ込んだところで…
夏瀬:雰囲気が…
充夏:変わった…
不破:*
:
甘味:(M)その場にいた、*
不破:*
甘味:(M)気づいていた…
朱子:かはあぁっ…
創木:*
不破:ぐっ、かはっ…
甘味:(M)*
不破:大丈夫だ、俺のことは気にしなくていい…だから
甘味:(M)*
不破:*
甘味:(M)*
:――5人のいる上空に、*
充夏:ちょ待て、あれはさすがにやばいだろ!?
夏瀬:やばいどころの騒ぎじゃないわね、あれは…
朱子:……
創木:まじか…
不破:流石だぜ、俺の*
甘味:(M)*
不破:じゃあな、おまえら…生きてたら
甘味:(M)また会いましょう(2人同時に)
不破:(M)また会おうぜ(2人同時に)
:
夏瀬:さて、どうしようか…
充夏:あれ、壊すしかないっしょ…
創木:俺も協力する…
充夏:それは助かる
夏瀬:全力でいくよ
充夏:あんたの相棒も手伝ってくれると…って、無理か…
夏瀬:しかたない、3人でやるよ
充夏:今できる全力を…
創木:ぶつけるしかなさそうだな…
充夏:出し惜しみはなしだ…いくぞ
創木:おう!(2人同時に)
夏瀬:うんっ!(2人同時に)
:
創木:*
充夏:ふぅ…
夏瀬:*
:
創木:*
充夏:*
夏瀬:*
:
創木:はあぁぁぁぁぁっ!(3人同時に)
充夏:はあぁぁぁぁぁっ!(3人同時に)
夏瀬:はあぁぁぁっ!(3人同時に)
:――3人の放った攻撃は、*
:
夏瀬:はぁ、はぁ…
充夏:…っはぁ、はぁ、なんとか、なったな…
夏瀬:ええ…って、あれ?アカディーミの2人は…?
充夏:知らね、気づいたらいなくなってたわ…
夏瀬:私達も戻ろっか…
充夏:ああ、そうだな…
:―――
不破:はぁ、はぁ…
甘味:あ、おかえりなさい
不破:最後の、どうだった…?
甘味:だめだったみたいですね、3人に止められちゃいました…
不破:くそ、まじかよ…俺も頑張ったと思ったんだけどなぁ…
甘味:頑張ってましたよ、*
不破:お、おう…ありがとな。
甘味:はい!
不破:今日も助かった、ありがとう*
甘味:おやすみなさい、*
:
甘味:(小声)今日、かっこよかったですよ…
:―――
創木:はぁ、はぁ…今回もしくじったな、まさか…*
朱子:う、うぅ…
創木:お、起きたか?*
朱子:うん…
創木:大丈夫か…?
朱子:うん、それよりさ…
創木:なに?
朱子:なんか久しぶりだね、こういうの…
創木:こういうの…?
朱子:お姫様…だっこ?
創木:ああ、たしかに?
朱子:重くない…?
創木:え、まったく…
朱子:ならよかった〜ふふ
創木:なんだよまったく、いいからゆっくり休め…
朱子:はぁ〜い、おやすみぃ〜
創木:はぁ…
:―――
充夏:(N)アカディーミ、アーシア、キャージ…この三国、初めて帝国同士がぶつかり合うこの戦い、無敵と思われていたアカディーミの*
:
:続く…。
:
創木:おまけ…
朱子:ぷちっと、キンプリ劇上ぉ〜♪
:
充夏:なぁ、*
夏瀬:なに…?
充夏:あのさ…その
夏瀬:なによ、気持ち悪い…
充夏:アカディーミの2人も、アーシアの*
夏瀬:そうね、それがどうしたの…?
充夏:お、俺らもその…
夏瀬:却下…
充夏:はやっ!?
夏瀬:そんなの却下に決まってるでしょ!
充夏:な、なんでだよ…!
夏瀬:だって
:
夏瀬:(小声)そんな、人の真似してなんて…やだよ
充夏:なんて…?
夏瀬:なんでもない!寝る!おやすみ!
充夏:お、おう…おやすみ。
:
不破:ぷ、ぷちゅっと…くっ
甘味:ぷちっとキンプリ劇場、おわりです!
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