第4話【 KING&PRINCE《肆》】
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:《 キャラ紹介 》
奏:桃瀬奏(ももせ かなで)、スレミング国の女代表、能力.吸収-ドレイン-(武器 くない)
振見:振見:振見陽陰(ふるみ ひかげ)、スレミング国の男代表、能力.超知識(武器 武器と呼べるもの全部)、兼役あります。
朧玖:元木朧玖(もとき るうく)、ルクード国の女代表、能力.鑑定、コピー(弓矢使い)
雷羽:柔水雷羽(やわみ らいは)、ルクード国の男代表、能力.水雷(刀使い)兼役あります。
鈴宮:鈴宮珠乃(すずみや じゅの)、ニャゴン国の女代表、能力.予知(狙撃銃使い)、兼役あります。
碧:狐門碧(こかど あおい)、ニャゴン国の男代表、能力.狐(薙刀使い)
:
:《 本編 》
雷羽:(N)各国が争い、傷を負った国そうでない国、強さを見せつけた国そうでない国、情報を得た国そうでない国…様々な国がある中、その後、どういう結末が待っているのだろうか…
:
奏:『 *KING&PRINCE
:
雷羽:おはよう*
朧玖:おはよ、*
雷羽:昨日はお疲れ様
朧玖:ん、お疲れ…*
雷羽:おかげさまでね、ありがと*
朧玖:……
雷羽:*
朧玖:うるさい、さっさと次考えるよ!
雷羽:はいはい
朧玖:それで、ほんとにどうするの?
雷羽:そうだな、僕は国ひとつくらい取りに行ってもいいと思うんだけどな
朧玖:私もそう思う、けど、どこを取りに行く?
雷羽:そうだなぁ…ニャゴン、取りに行こうかな
朧玖:ニャゴン…うん、あのふたりの能力奪えればそうとうな戦力になると思うし、いいと思う!
雷羽:ニャゴンへは僕だけで行く、*
朧玖:う、うん…あ、ありがと……
雷羽:じゃ、行ってくるよ
朧玖:待って!
雷羽:ん?
朧玖:*
雷羽:ん!(ニコッ)
:
朧玖:私ももっと頑張らなくっちゃ…ふぅ、メイカ!
:
雷羽:…っと、とりあえず、できるだけ近づいてみるかな
:―――
奏:…ふるみん、大丈夫?
振見:ああ、*
奏:*
振見:ああ、とてもだ
奏:やったぁ〜、へへぇ
振見:さて、ぼさっとしてらんねぇ…動くか
奏:え、動くって?
振見:いま、おそらくアカディーミはすぐには動けない状況だ…だから、今のうちに動く
奏:じゃあ、またアカディーミを狙うの?
振見:いや違う…
奏:じゃあ、どこを…?
振見:次はニャゴンを狙う…
奏:ニャゴン!……ってどこだっけ?
振見:……
奏:地図地図〜…んーと、んーと…あった!
振見:わかったか?
奏:うん、右下っ!
振見:まぁ、そうだな…
奏:いつ行くの?今から?今から〜?
振見:ニャゴンへは、俺だけ行く…
奏:え、ふるみんだけ?*
振見:*
奏:戻ってくる?
振見:あたりまえだろ!
奏:ならよしっ!
振見:それと、ほらこれ
奏:何これ…剣?
振見:そ、それは俺が*
奏:*
振見:ああ、そうだ
奏:やったぁ〜、えへへ
振見:喜んでくれて何より、それじゃあ俺は行ってくるからな
奏:うん!ふるみん、行ってらっしゃい!
振見:おう!
奏:……
:―――
碧:さて、僕らは無傷なわけだが…どうする?
鈴宮:どうしましょう…
碧:予知に聞けないのか?
鈴宮:予知に…ですか?
碧:うん
鈴宮:そんな便利なものじゃないんですけど…
碧:そうなの?
鈴宮:はい…でも、一応聞いては見ますね…
碧:うん、ありがと
鈴宮:予知ちゃん、いる?
雷羽:[予知](M)はいはい、いるけど…?
鈴宮:よかった
雷羽:[予知](M)それで、なんの用?
碧:予知はどうだって?
鈴宮:今聞いてるので待ってください!
碧:……
鈴宮:それでね、私たちは次、どうしたらいいかな?
雷羽:[予知](M)なんか予知の使い方間違ってねーか?
鈴宮:それは私もそう思うんだけど…
碧:?
雷羽:[予知](M)あー…あいつか、ま、予知の範囲だけど、ルクードの*
鈴宮:…!
碧:*
鈴宮:ルクードの*
碧:なんだって、他2人は!
雷羽:[予知](M)あーも、めんどくさい!ふんっ!
鈴宮:え?
碧:は?
雷羽:[予知]これでよし…と
碧:いや、でてこれるのかよ!
雷羽:[予知]ま、2人と話すならこの方が楽だから…
碧:最初から言えよ!*
鈴宮:いや、私もはじめて知りましたよ
雷羽:[予知]それは置いといてだ、*
碧:ちなみに、他のふたりはどうなんだ?
雷羽:[予知]ふたりってのがスレミングの*
碧:なら、僕は下に降りて2人を迎え撃つとするよ、他ふたりは任せたよ*
鈴宮:はい…
碧:それじゃ、お互い生きてまた会おう!
雷羽:[予知]今のをフラグって言うんだろうな…
鈴宮:予知ちゃん!
雷羽:[予知]ご、ごめん…
:―――
朧玖:さて、私はどうしようかな…
:―――
奏:*
:―――
碧:…っと、さて…と
雷羽:(小声)*
碧:……
雷羽:*
碧:…!くっ…
雷羽:今の止めるのまじぃ〜?
碧:ギリギリ、だけどね…
雷羽:あはっ、僕は当てるつもりだったから悔しいけどねぇ〜
碧:……
雷羽:ほんと、どこに目がついてんのか
碧:僕からも行くね、*狐刃ノ
雷羽:おっ…受けてみたいねぇ〜
碧:*
雷羽:くっ…い、いいね!その攻撃っ!
碧:なっ、止められた!?
雷羽:こっちもギリギリ…だけどねっ!
碧:……くっ
雷羽:いやぁ〜、やっぱり戦うって楽しいねぇ〜
碧:戦闘狂め…
雷羽:いいよねその響き、僕好きだなぁ〜そのことば
碧:……
雷羽:さて、次はあてるよ…
碧:これは、僕も*
雷羽:*
碧:*
雷羽:*
碧:*狐刃ノ
雷羽:…!くっ
碧:はあぁぁぁぁぁっ!!
雷羽:はあぁぁぁぁぁ!
:
碧:……くっ
雷羽:はぁ、はぁ…ははっ、なんだそれ!すっげぇな、狐と合体してんの?おもしれぇ
碧:*
雷羽:よくわからんけど、すごいのな
碧:(M)一番攻撃に特化している*
雷羽:来ないならこっちから…
振見:*
雷羽:くっ…はあぁあっ!!
振見:はぁ!?今の受け流すってまじかよ
雷羽:あっぶな、奇襲とかありえないんだけど…
碧:君が言えたことかなぁ…それ
振見:完全に殺したと思ったんだけどな…
雷羽:物騒だなぁ〜w
碧:君らふたりとも言えたもんじゃないけどね…
雷羽:でもこれで、*三つ
碧:ほんと君は楽しそうだね…
雷羽:戦うのって楽しいじゃん?
振見:……
碧:……
雷羽:あれ、違う?
振見:まぁ、できれば戦いたくはないが…
雷羽:ならぁ〜、死んだら…?
振見:それが嫌だから戦うんだけどな…
雷羽:それもそっか〜wけど…
:
雷羽:死んでもらう…ね!
振見:それはお断りだな
雷羽:…w
碧:あのさぁ…
雷羽:…!
振見:…!
碧:僕の事忘れないでもらってもいいかなぁ…?
雷羽:ま、まさかぁ〜あはは
振見:(小声)忘れてた…
碧:まぁ、準備できたからいいけど…
雷羽:準備ぃ〜?
碧:*
雷羽:*
振見:はあぁあっ!!
:
碧:はぁ、はぁ…やった……か?
雷羽:あっぶねぇ〜死んだかと思ったぁ〜、あははぁ〜
振見:盾持って来といてよかったぜ…ったくよぉ
碧:嘘…だろ?
振見:はっ、これが嘘ならいい加減にしてほしいね
雷羽:まったくだよ
碧:いい加減にしてほしいって言いたいのは、今のを無傷で受けられた、僕の方なんだけどね…
振見:無傷だぁ?この盾を見てみろ、傷だらけだっ!
雷羽:僕は心がボロボロだぁ〜…なぁーんてw
振見:さぁ、おまえら…
雷羽:ここからが*三つ
碧:はぁ、まったく…厄介だ(ニコ)
:―――
奏:*
:
奏:ごめんふるみん、*
:―――
朧玖:向こうの様子は…っと、お、始まってるね…
鈴宮:三つ巴が始まっちゃいましたか…ま、私は私のできることをやるだけですが…
朧玖:能力奪えたらいいんだけど、見えないな…
鈴宮:あんな堂々と、狙うか…?
雷羽:[予知]あたるよ…
鈴宮:なら、撃つ…*猫ノ
:
朧玖:…!………あっ、ぶなぁ…
鈴宮:…!
朧玖:まともにくらってたら死んでたか…も?
鈴宮:どういうこと?
雷羽:[予知]あたりはする…だけど、防がれもする…
鈴宮:*
雷羽:[予知]そう、だねぇ…
朧玖:いまのはニャゴンの*
:
朧玖:…!?
鈴宮:この戦い、骨が折れそう…
雷羽:[予知]油断はだめだよ
鈴宮:わかってる…
:
朧玖:くっ、見えるのは*
鈴宮:はぁ、この体制キツすぎ…でも、我慢しなきゃ、だもんね…
朧玖:(M)ほんと*
鈴宮:…厄介な*
朧玖:厄介な*
鈴宮:絶対に勝つ…!
朧玖:絶対に死守する…!
鈴宮:*猫ノ
朧玖:*
奏:…!
朧玖:は?
奏:ふんっ!
朧玖:くっ…
奏:はあぁっ!
朧玖:ふっ…
奏:できるかはわからないけど…
朧玖:…?
奏:たぶんこう…
朧玖:(M)何をする気…?
奏:*
朧玖:…!くっ…
奏:はぁあっ!!
朧玖:(M)よかった、*
奏:*
朧玖:私も刀使うとか聞いてないっ…
奏:くっ…
朧玖:(M)能力で武器が壊れることはないけど、これだけ攻められてたら、鑑定やコピーができない…
奏:はぁっ、はあぁ!はあぁあっ!!
朧玖:くっ、ぐ…くぅっ……
奏:はぁっ、はぁあ!はあぁあっ!!!
朧玖:くっ、ぬっ…はあぁ!
奏:*
朧玖:くっ、ぐぐ……
:
奏:*
朧玖:あーもぅ、めんどくさいっ!
奏:んー…そうだ!
朧玖:?
奏:*
朧玖:また…!
奏:…と、見せかけてぇ〜、はっ!
:――奏、器用に身体を回転させながらクナイを軽く朧玖の頬に掠める…
朧玖:くっ…
奏:…っと
朧玖:最悪…ってあれ?
奏:(小声)やっぱりだ…
朧玖:(M)たしか、この子の能力は*
奏:*
朧玖:はあぁぁぁっ!
:―――パキン…と、ふたりの刀が折れる音がする…
朧玖:え…?
奏:……(ニヤ…)
鈴宮:なんでスレミングの*
雷羽:[予知]ばかっ…!
鈴宮:…え
朧玖:…!
奏:へ?
:――朧玖、奏を蹴り落とす
朧玖:(M)いま…
鈴宮:やばっ…!
朧玖:鑑定、コピー…
鈴宮:……
朧玖:ふっ…
:―――
雷羽:さて、どうしようかなぁ…
碧:どうもしないでくれると助かるんだけど…
振見:死ねってことか…?
碧:ま、そう捉えてくれてかまわないよ
雷羽:ははっ、ふたりとも、ばっちばちだねぇ〜僕みたいだ
碧:ばっちばちにさせてるのは君らなんだけどね…
雷羽:あっはは、たしかに
振見:俺はそれとばっちりじゃねーか?
碧:そんなことないけど…
振見:まじか…
碧:うん、だってここ攻めてきてるし…
振見:まぁ、そうか…
碧:だから、ここで死んでもらうよっ!
雷羽:それはこっちも同じだっ!(2人同時に)
振見:それはこっちのセリフだぜ!(2人同時に)
碧:*狐刃ノ
雷羽:*
振見:*
:――三者の技がぶつかり合う…
碧:めんどくさいなぁ、ほんと…
雷羽:こっちのセリフなんだけど…
振見:全員同じだろ…それは
雷羽:そういうの、ほんといらないんだけど…
振見:は?
雷羽:なんかムカつく、君からやっちゃおうかな…
碧:なら、それに便乗させてもらおうかな
振見:は?おい待て、ふざけんじゃねぇ…!
碧:*狐刃ノ
雷羽:*
振見:くそがよぉ、*骸ノ
雷羽:なぁーんてw
碧:…!
雷羽:*
振見:なっ…
碧:かはあぁっ…
雷羽:やっと…
碧:くっ…
雷羽:傷を負ったね(ニヤッ)
碧:裏切りやがって…
雷羽:裏切りぃ〜?あっはは、笑わせないでよ、誰も仲良く倒しましょ〜…なんて、言ってないでしょ
振見:ま、そうだな…
雷羽:でっしょ〜w
振見:ああ…
碧:くそ…
雷羽:さーてーと、
碧:?
振見:?
雷羽:次は君だよっ!
振見:…!
雷羽:*
振見:ぐっ、ぐぐ…
雷羽:君は硬いね、いいねぇ〜
振見:まぁな…
碧:おい*
雷羽:およ?
振見:あ?
碧:今だけ共闘しよう、2人でそいつを倒すぞ…!
振見:お前何言って、そう言って騙すつもりだろっ!
碧:そんなこと言ってる場合か、このままだと、そいつにかき乱されて2人まとめて死ぬぞ…
振見:傷付いたおまえと組めだ?ふざけるのも大概にしろ…
碧:なら死ねばいい…2人共闘しなきゃ、そいつには…
振見:勝てない…か
碧:ああ、おそらくな…
振見:ちっ、裏切りは…なしだぞ
碧:ああ
振見:そいつを殺したあと、お前を殺すからな…
碧:望むところだ…
振見:……
碧:……
雷羽:およよ?まさかの2対1〜?まぁ、その方が楽しそうだからいいけどねw
碧:はあぁぁぁぁぁっ!(3人同時に)
振見:はあぁぁぁぁぁっ!(3人同時に)
雷羽:はあぁぁぁぁぁっ!(3人同時に)
:―――
奏:いってて…もう、急に蹴り落とすなんて…死んだらどうするのよ!…まぁ、生きてたからいいけどね
:
奏:そーだ!ためしたいことがあるんだった、これ着て、これをつけて…っと、さぁ行こうっ!
:
朧玖:んー、これ使いにくいな…えっと、ん?あれは…
奏:……
朧玖:スレミングの子…は!鑑定……え?
:
鈴宮:最悪、絶対コピーされたよね…
雷羽:[予知]まぁ、そうだね…
鈴宮:はぁ…ま、気にしても仕方ないよね…
雷羽:[予知]ま、そうだね
鈴宮:ところで、向こうの様子はどうだろ…
朧玖:なんで?なんで鑑定できないの?
鈴宮:いまならっ、*猫ノ
朧玖:…!
鈴宮:やった?
朧玖:ふぅ、あっぶな…
鈴宮:嘘でしょ…
朧玖:死ぬかと思った…
鈴宮:嘘…でしょ?
朧玖:ギリギリで使い方わかったからよかったけど、危なかった…それより、スレミングの子は…?
:
朧玖:いた…!まさか、*
鈴宮:そういえば、さっきまでいた…もしかして!?
朧玖:2対2対1の構図を作らせる訳にはいかない、せめて、*
鈴宮:あおくんの援護にまわらなきゃ…
朧玖:*
鈴宮:…!
朧玖:これでいい…絶対*
鈴宮:めんどくさい…ほんとめんどくさい
朧玖:*
鈴宮:*猫ノ
朧玖:……
鈴宮:……
:―――
雷羽:はぁ、はぁ…2人相手するのはさすがにきついかも、ははっ…
振見:無傷のくせによく言うぜ…
碧:ほんとだよ…
振見:ただ、負けらんねぇ…
碧:うん…
雷羽:それは僕もだよ、*
振見:*骸ノ
碧:*狐刃ノ
雷羽:(小声)こっちは受け流して…
碧:な…
雷羽:こっちは…
振見:……は?
雷羽:いい盾だね、触るよ…
:
*
振見:ぐぅああぁぁぁぁぁ、かはぁっ…
雷羽:だめだよぉ?油断しちゃw
奏:(M)油断は君もだよ…
:
奏:(小声)*
雷羽:…へ?
奏:*
雷羽:それはさっき見たよ!
奏:くっ…
振見:*
奏:(かぶせて)*
振見:…!
奏:*
振見:*
奏:きっとふるみんは、私を傷つけないために待機してろって言ったんだと思う…でも、不器用だから、ちゃんと伝えられたい…強く言って聞かせることしかできない…
振見:……
奏:でもふるみん……*
:
奏:伝わってるよ…(微笑む)
振見:…!
雷羽:うぅ、泣けるねぇ〜、僕も帰ったら*
:
雷羽:(超小声)*
奏:だから、今度は*
雷羽:*
碧:もらった…
奏:…!?
碧:*狐刃ノ
振見:はあぁぁぁぁぁ、*骸ノ
奏:ふるみん…!
振見:こっちのことは気にするな!お前ならできる、俺の技に頼るなっ!自分を信じろ!
碧:よそみするなよ!
雷羽:次はこっちからいっくよぉ〜!
振見:できるな…
奏:…!
:
奏:…うん。
碧:*狐刃ノ
振見:*
雷羽:*
:――振見、奏と雷羽の方へ振り返り…
振見:*
雷羽:…!くっ…
碧:…!*
振見:があぁっ…くっ、やれっ!*
奏:*
雷羽:かはあぁっ、くっ…
奏:……
雷羽:やべ、しくじった…ごめん、*
朧玖:大丈夫、私にまかせて…
雷羽:ああ、頼む…
朧玖:*
雷羽:*
奏:あ、ちょっ…
振見:くそっ…
碧:……
振見:まぁ、こっちやれば…
奏:ねぇふるみん、上っ!
振見:あ?……!?
碧:これは、まずそうだね…はぁ
振見:*骸ノ
奏:うんっ!
碧:……
振見:よし、おい!お前も早く入れっ!
碧:?
振見:おまえだ狐野郎、はやくしろ!
碧:あ、うん…
:―――矢の雨が降り止み…
振見:やんだ、か…?
奏:みたいだね…
碧:ああ、ありがとう、助かった
奏:……
振見:おいやめろ…
奏:?
碧:……
振見:おい
碧:な、なに?
振見:おまえにまだ、戦う意思はあるか?
碧:あるって言ったら?
振見:*
奏:うん…
碧:来い、*
鈴宮:[狐四]*
碧:戦闘だ、君はそっちの女の子を頼む…
鈴宮:んー?ん、あの子だね!了解
碧:行くよ…
振見:この一発に全てをかけてやる、*
奏:*
碧:*狐刃ノ
鈴宮:[狐四]*
振見:はあぁぁぁぁぁっ!!
奏:はあぁあっ…!
碧:はあぁぁぁぁぁっ!
鈴宮:[狐四]…!
:
鈴宮:(N)それぞれの技がぶつかり合い、大きな爆発を生む…*
振見:はぁ、はあぁ…
鈴宮:[狐四]……
:
奏:くっ…
碧:かはぁっ…
鈴宮:[狐四]大丈夫?ねぇ、ねぇ…
振見:おい*
奏:う、うん……
振見:ちっ、このままここにいたらまずいな、一旦帰るぞ、*
奏:うん…
鈴宮:[狐四]とりあえず戻らないと…*
振見:[狐一]はいよ、まかされた
:
碧:くっ、ぐぐ…かはぁっ…
鈴宮:あおくん!?大丈夫ですか?
碧:あ…ああ……
鈴宮:あおくん、あおくんっ…
振見:[狐一]大丈夫だ、心配するな*
鈴宮:うん…
振見:*
碧:………
鈴宮:あおくん…!
振見:[狐一]大丈夫だ、ただ気を失っただけ、時間が経てば起きるさ…
鈴宮:うん、ありがと…
:―――
雷羽:…っと、いてて…
朧玖:おかえり、*
雷羽:ただいま、*
朧玖:はぁ、ほんと…頑張りすぎだよ、*
雷羽:あはは〜、僕、結構自信あったんだけどなぁ〜、ダメだったw今回も助かった〜
朧玖:それはいいけど、無理はしないでね…ほんと
雷羽:ああ、気をつけるよっ
朧玖:……
雷羽:じゃ、僕はそろそろ休むことにするよ〜♪おやすみ〜
朧玖:うん、おやすみ…
雷羽:あ、そうだ…
朧玖:ん?
雷羽:ありがとな、*
朧玖:…!
雷羽:じゃっ♪
朧玖:はぁ…(小声)ばか…
:―――
振見:しっかりしろ*
奏:……
振見:くそっ、くそぉっ!!
奏:ふ…るみ……ん…
振見:…!どうした、*
奏:ご…めん、ね……
振見:…っ、待ってろ!どうにかしてやる…
奏:……
振見:…!
:―――
雷羽:(N)ルクード、スレミング、ニャゴン…この三国の交戦、この戦いでも死者はでなかったものの、深手を負った者は多かった…ニャゴンの*
:
朧玖:……ふっ。
:
:続く…。
朧玖:おまけ…
鈴宮:ぷちっとキンプリ劇場です…
:
碧:……
鈴宮:じー…
碧:……
鈴宮:じー…
碧:…えっと、なに…?
鈴宮:あ、起きました?
碧:起きたけど、なに…?
鈴宮:聞いてほしいことがあるんですけど、いいですか…?
碧:なに?
鈴宮:能力、とられてしまいました…
碧:は!?…ってて
鈴宮:すみません…
碧:まぁ、仕方ない…作戦、練ろう
鈴宮:はい…
:
朧玖:ぷちっとキンプリ劇場…
鈴宮:おわり。
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