神祖72
天廻月媛
第0話 プロローグ「貴女がいた街」
その日、世界が滅んだ。大地は焼けただれ、街は吹き飛び、人々は灰となった。空一面に翼のはえた巨大な
「
......それでも
その直後俺は時と歴史の奔流に呑まれる。俺は叫んだ「エース!」そして思い出す、あの日の記憶を
その日、俺は
あの夜に君の月光のような気品に溢れた
最後にそれだけ思うと俺の意識は薄れていった
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