要約・・・というか、翻訳(不粋ですが)
男が殺された。彼の首から下は焼かれ、しかし、顔は綺麗な状態を保ったままだ。容疑者として上がったのは被害者の隣室に住む夫婦と被害者の『師匠』を名乗る男だった。曰く、彼は被害者の『投資の師匠』のようだ。ああ、そういえば。昨夜、男が死んだ時、隣から恐ろしい断末魔を聞いたような気もする。あれはもしかして助けを読んでいたのだろうか?警察に伝えなければ。すると突然、師匠は怒り、叫び出す。『あいつに貸した金どーすんだよ。あいつまだ返しきってねーぞ』どうやら、被害者と『師匠』は金銭の貸し借りについて揉めてたらしい。少しすると、刑事さんが殺害現場から出てくる。体に刺し傷があった。直接の死因は『凶器による殺傷』か『炎による焼死』か。刑事さんは事情聴取を始める。その時に教えてくれたのだが、被害者は投資に成功していたらしくかなりの資金をプールしていたようだ。そして面白い事に、その証券アプリに預けられていた資金は、昨夜何者かの口座に全額動かされたようだ。刑事は言う『顔を焼かなかったのは顔認証でスマホに入って、金を動かすためだろう。なぜ焼いたかは不明だが・・・』
言葉を受けて『顔を焼かなかった?』と師匠が聞く。何を思ったのか、刑事は捜査情報をどんどん開示してくる。『ああ、被害者は黒焦げだよ。顔以外はな』
人間を焼く。そんなショッキングな想像を駆り立てられた師匠は明らかな動揺を見せた。
トンチンカン短歌で淡々参加 Shutin @shutaiwa
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