相正悟(あいしょうご)の冒険
陶山雅司
第1話
ある日相正悟は笹山団地の相鉄ローゼンに向かっていた
途中 隣にいた老人が突然転んだ
正悟はあわてて助けあげた
老人は杖をついた水戸黄門のような老人だった
「有り難う青年 私は神だ」と立ちあがった
正悟はビックリして老人の目を見つめた そして 何かを悟り
「こんにちは相正悟と申します」と言った
「お礼がしたい 着いてきてくれ」老人は歩き出した
正悟は無礼にならないように着いていった
「お礼される程の事はしてないです」
「まあ付いてこい」と神様
団地の一室に案内された
団地の中のその部屋は狭く コンビニ弁当の食べかす 空き缶
ビニール袋等が散乱していた
中肉中背の40代くらいの男がいて
「よう神さま」と言った
「この男は相正悟だ」と神様は言った
「相正悟ですよろしくお願いします」と正悟
男は「福田ですよろしくお願いします」と言った
「お礼と言うのはおいしい仕事だ」と神様はいった
「他のがいいか」と聞いてくる
「仕事ですか 出来る仕事と出来ない仕事があります」と正悟
「私がいるから出来る」
「報酬を考えておいてくれ」と神様はいった
福田は「1億くれ」と言った
「いいとも」と神様
「マジで」福田はビックリした
「相正悟そなたはどうだ」と神様
「いちおう1億で」と正悟はいった
「決まりだ、ではいこう」と神様はドアの前に立った
三人はドアを出た
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