科学と偶像崇拝 ② 中国人の科学性 V.1.2

@MasatoHiraguri

第1話 第0話 (交渉が完了するまで)一貫した科学的考え方・立場

  ルイス・キャロル作「不思議の国のアリス」で、主人公アリスは、理不尽な国王や女王の勝手な裁決・法の行使に対して腹を立て、「あんたなんか、ただのトランプじゃない !」と叫んで席を立ってしまいましたが、中国人は;


  「中国の立場は非常に明確だ。我々は国家安全保障の概念を過度に拡大することに一貫して反対しており、貿易戦争や関税戦争に勝者はおらず、関税の濫用はいかなる国の利益にもならないと常に考えている。」と、

  冷静に意思の表明をして、交渉の席にとどまり、辛抱強く交渉・協議を続けようとしている。


  これが韓国脳外来種偽日本人とちがう、中国人の科学力(科学性)。

  というかそれ以前、まともな人間としての基本的人性(人の本然の性。人の性質)というもの。中国人は再現性が保証されるまでは、辛抱強く「前へ出ながら待つ」のです。


  人民網日本語版のこの記事に於ける「中国の立場」とは、あくまで中国共産党の立場かとは思いますが、平時に於いても尚、戦争時の緊張感を持続した彼らの国家運営には、これまた強い「科学性」を感じさせられます。


<引用始め>

外交部「関税の濫用はどの国の利益にもならない」


人民網日本語版 2025年07月11日11:44

外交部「関税の濫用はどの国の利益にもならない」

http://j.people.com.cn/n3/2025/0711/c94474-20339088.html


  トランプ米大統領が9日、米国に輸入される全ての銅に対して8月1日から50%の関税を課すと発表したことについて、外交部(外務省)の毛寧報道官は10日の定例記者会見で、「中国の立場は非常に明確だ。我々は国家安全保障の概念を過度に拡大することに一貫して反対しており、貿易戦争や関税戦争に勝者はおらず、関税の濫用はいかなる国の利益にもならないと常に考えている」と述べた。(編集NA)


「人民網日本語版」2025年7月11日

関連記事

自らの発展上の利益を守る中国の決意が変わることはない

  http://j.people.com.cn/n3/2025/0508/c94474-20312167.html

<引用終わり>


第1話 中国人の科学性(心)とは再現性の現出+経済活動にしてしまう力


  科学とは「再現性の現出・保証」といえますが、中国人にはこの再現性という科学の心を、更に商売にしてしまう(経済力にする)力(創造性)がある。

  科学性と文学性ということです。


<引用始め>

  → 「中国の兵法 なんでも「経済」にしてしまうバイタリティー」平栗雅人 2025年2月4日


第1話 これが中国の「経済力」

低空経済

氷雪経済

海洋経済(2014年からこの言葉を使っている)

星空経済

かわいい経済

美しい経済

フラワー経済

グッズ経済

渡り鳥経済

  最近の人民網日本語版から「○○経済」という記事を抜粋しただけですが、中国人がなんでも「経済 = 飯の種」にしてしまうという、彼らの民族的性格が良く表れています。

・・・

<引用終わり>


<引用始め>



北京、炭素削減の「収益化」を促す新制度を導入

人民網日本語版 2025年07月10日14:00

http://j.people.com.cn/n3/2025/0710/c95952-20338544.html

北京市生態環境局は9日、「北京市カーボンインクルージョン管理規則(試行)」を発表した。カーボンインクルージョンの取り組みをさらに規範化し、人々にグリーン・低炭素な行動への参加を誘導し、北京市の二酸化炭素排出量ピークアウト・カーボンニュートラルの目標達成を後押しする。中国新聞社が伝えた。


北京では、路線バスや地下鉄、シェアサイクルの利用といった日常的なグリーンモビリティを「炭素資産」に転換できる。グリーン行動による排出削減量を数値化し、インセンティブを提供することで、市民と企業が炭素排出削減の参加者と受益者になる。これは2020年以降、北京が交通分野を切り口に模索・構築してきたカーボンインクルージョンの実用的なシナリオの一つで、現在までに560万人が参加しており、全国の都市で最多の参加者数を誇っている。


今回発表された管理規則は今年9月1日より施行される予定で、インセンティブと監督メカニズムが改善される。各種金融機関、プラットフォーム企業、社会組織に対しては、カーボンインクルージョンのメカニズムのイノベーションを模索し、カーボンインクルージョン方法論の開発、プロジェクト運営、インセンティブメカニズム、グリーン金融のイノベーションに積極的に参加し、社会全体のより多くの主体によるカーボンインクルージョン行動への参加を牽引することを奨励する。また、プロジェクト開発者に対しては、カーボンインクルージョンインセンティブのビジネスモデルやグリーン金融モデルのイノベーションを通じて、より多くの人々による排出削減活動への参加を牽引することを奨励する。さらに、一般市民がプロジェクト開発側の関連活動を監督することを奨励する。


同管理規則では、低炭素モビリティ、エネルギー・資源の循環利用、分散型新エネルギーと再生可能エネルギーの利用など複数の分野を対象に、条件を満たす炭素削減行動は関連技術規範に基づき炭素排出削減量を算定し、炭素排出権取引やビジネスモデルのイノベーション、グリーン金融などを通じて、価値のインセンティブを得られることが明確にされた。(編集YF)

関連記事


中国、「廃棄物を宝に変える」循環経済の発展を加速

http://j.people.com.cn/n3/2025/0418/c95952-20304295.html


5年間で約1333ヘクタール増えた海南省の「海の森」

http://j.people.com.cn/n3/2025/0327/c95952-20294761.html


汚水を資源に変える微細藻類の驚異的な力

http://j.people.com.cn/n3/2025/0325/c95952-20293808.html


緑化が世界的にも最速ペースで増え、最多となっている中国

http://j.people.com.cn/n3/2025/0312/c94475-20288551.html


北京、全域における緑化・彩化を推進 今年の森林率は45%に

http://j.people.com.cn/n3/2025/0220/c95952-20279302.html





第2話 「伝統医学」を信じることのできる、中国人の科学心

  科学といって、なにも試験官を振ったり化学式を解いたりということばかりではない。

彼らの先人たちが確立した(伝統的な)科学を「信じることのできる心」もまた、(中国人の)科学力を証明している、といえるのではないか。


<引用始め>

トウガンを抱いて寝るとひんやり快眠?

人民網日本語版 2025年07月10日15:13

http://j.people.com.cn/n3/2025/0710/c94475-20338627.html


7月に入り、中国各地は猛烈な暑さとなっている。特に山東省や江蘇省、安徽省などでは、記録的な暑さとなっている。そんな中、中国のネット上では最近、抱き枕の代わりに「トウガンを抱いて寝る」というのが流行している。トウガンは、すぐに腐るわけではないのでしばらく使うことができ、値段も安いため、コスパが高い効果的な暑さ対策となるという。中国青年報が伝えた。


外は猛烈な暑さとなっているのに、トウガンを抱くだけで、本当に快適に寝ることができるのかと、疑問に思う人も多いかもしれない。


実際のところ、昔の漢詩にも「夏にウリを抱いて眠る」といった表現が見られることから、「トウガンを抱いて寝る」という方法には裏付けがあり、物理的属性と中医学の理論を組み合わせた、快適な睡眠の助けになる「ひんやりグッズ」ということができる。


トウガンは95%以上が水分であることから、「天然の水枕」と言えるかもしれない。トウガンは、触れている体の部分の熱を一気に吸収してくれる。


さらに、中医学の理論では、トウガンの皮は、煎じて服用すると中医薬となり、身体の内部と体表の熱を冷ます効果があるとされている。


快眠のためにトウガンを活用するのに適しているのはどんな人?


中国リハビリ研究センター・中医学リハビリ科の楊祖福主任は取材に対して、「クーラーや扇風機を使用しないほうがいい高齢者や幼児、妊婦などは試してみるといい」としている。


ただ、脾胃のエネルギーと熱が不足していたり、冷えによりその働きが低下している人や、臓腑の働きが弱り、「陽」が不足し、体が冷えやすい「陽虚体質」の人は、トウガンを使用すると、体温が下がってしまい、腹痛や下痢が悪化する可能性がある。また、冷え性になりやすい高齢者や子供は、タオルケットなどをかぶせて、直接触れないようにしたり、頭の近くにおいて、体の一部を冷やしたりするとよい。


温かくなってしまったトウガンは、冷たい水に浸けた後、水分をふき取ると、繰り返し使うことができる。


ただしトウガンの表面には、うぶげのように、白いトゲが生えているため注意が必要だ。皮膚を傷つけないように、皮はそのまま残した状態で、トゲだけこすってしっかり洗い流してから、使用しよう。


また、寝る時に使用する場合は、手足を重点的に冷やせるようにトウガンを抱くようにして、お腹に直接触れないような体勢を心がけよう。(編集KN)

<引用終わり>



第3話 再現性の保証 → 緊急事態への対応

  「喉元過ぎれば熱さを忘れる」韓国脳外来種偽日本人体質の我が国では、1月に起きた道路陥没事故の救助不手際をすっかり忘れ、役人も警察も消防も、毎度おなじみ「仕事をしているフリ」を続ける毎日。


<引用始め>

「第4回突然穴に落ちる不条理 それでもこの国で、私たちは 高村薫さん寄稿

有料記事

https://www.asahi.com/articles/AST713W3RT71UPQJ00FM.html

<引用終わり>


  我が国の韓国脳外来種偽日本人体質というのは、かつての「南朝鮮2000年間の属国気分(ご主人様中国の属国としておんぶに抱っこでいた為、政治・経済・国防・災害に対する危機意識がまるでない)」に、いまやどっぷりと浸っているということなのです。

  だから、警察とか消防という緊急性を仕事にする職種でさえ、薄らぼんやりとお役所仕事をしていればいい、という体質になってしまった。

  埼玉県八潮市の公道で道路が陥没し、転落したトラック運転手を見殺しにしたという罪悪感どころか、反省のひとかけらもない役人・警察・消防。

  「突然穴に落ちる不条理」ではなく、公道で穴に落ちても「公務員が誰も助けてくれない恐怖」こそが、現実として私たちが肝に銘じておかねばならない日本社会の現実なのです。



○ いつでも真剣勝負、緊張感のある中国人(公務員)

  中国人は「安にして危を忘れず、存にして亡を忘れず」易経(繫辞下)

太平の世にあっても、乱世となった場合の準備を忘れない。いつでも万一の時の用意を怠らない。


<引用始め>

黒竜江省大慶市でヘリコプターによる空き地を利用した連携救助訓練を実施

人民網日本語版 2025年07月09日15:16

http://j.people.com.cn/n3/2025/0709/c94638-20338129.html


黒竜江省大慶市でヘリコプターによる空き地を利用した連携救助訓練を実施

要救助者を無事救出した消防救助隊員(7月8日撮影・薛剛)。


黒竜江省大慶市で8日、国家消防救援局大慶航空救援支隊が、ヘリコプターによる空き地を利用した連携救助訓練を実施した。訓練では、任務発生時の迅速な出動と効率的な対処を保証するため、ロープを用いた水上降下、ヘリ1機からの4人同時降下などの訓練を実施した。新華網が伝えた。(編集NA)

<引用終わり>


  日本の白バイやパトカー、消防車など、いざという時に何の役にも立たないおもちゃでしかない。たとえそれらが最先端技術の粋を集めた装備品であっても、それを運用する人間たちが全くといっていいくらい科学性を持たない、うすらぼんやりした外来種偽日本人体質では、平気で人を見殺しにするようなことを行う。

  その意味では、中国よりも日本の方が余程恐ろしい国・社会といえるでしょう。社会装置(役所・警察・消防)が、真剣に人を助けようという考えがないのですから。

  早く彼らがAIに置き換わることを祈るしかない。


中国では既にAI公務員が活躍している(彼らは真剣に業務の効率化を考えているのです)

○ 深センの福田区が「AI公務員」70人を採用

http://j.people.com.cn/n3/2025/0218/c94475-20278188.html


○ ブラック労働でもかなわない「AI公務員」登場、安定職に失業の危機!?【洞察☆中国】

https://www.jiji.com/jc/v8?id=20240407-won



第4話 自分の身は自分で守る 映画「ゼロの焦点」1960年

  この映画の中で、韓国脳外来種偽日本人体質の警察は、自分たちに都合のいい勝手な話をでっち上げて「事件解決」にし手柄にしてしまう。極めて非科学的で、幼稚な手法です。(科学と呼べるのは、被害者の飲んだ酒の中から青酸カリが検出された、ということだけ。)


  しかし、この映画の主人公(女性)は、実証的(単に思考によって論証するのでなく、経験的事実の観察・実験によって積極的に証明されるさま)という手法によって、問題を科学的に分析していくのです。

  

「日本映画「ゼロの焦点」1960年・事件を解決するのはあなた自身 V.1.1」

   

  この映画の主人公のように、警察や役所といった権威に惑わされずに、自分なりの科学的心で・自分の問題として解決しようという心・姿勢なのです、大切なのは。

  警察や消防とは、あくまでも事務的にそれぞれの仕事をやっているだけで、民間人ほどの真剣味はない。自分たちは事件や火事・急病人が(適度にいれば)儲かる。その程度の仕事しかしないのです。


第5話 在来種純粋日本人の科学的考え方に学ぶ → 寺田寅彦

  真剣味のない公務員でもなく、金儲け主体の民間捜査機関(弁護士含む)・医者でもない。あくまでも、事件や災難の当事者に成り切って現実的・科学的取り組みをする。

コナンドイルの「シャーロック・ホームズ」とは、まさに依頼者の身になりながらも、なお且つ、第三者の冷徹な視点で(物理的・心理的に)複雑な問題を解きほぐしていくという手法です。もちろん、スコットランドヤード(ロンドン警視庁)以上の広範な知識をホームズは具有していますが、根本は被害者の身になって「一生懸命事件と闘う」というその真剣味なのです。


やる気のない公務員に任せず、自分の心と頭で考えて行動するといって、その際、偶像崇拝バカにならない・人に騙されないようにする為に、以下のような著作に触れるとよいでしょう(まあ、女に騙されるのは、科学的考え方でも避けられない?)。


○ 寺田 寅彦作品リスト:No.42 青空文庫

https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person42.html

○ 人民網日本語版を読むのも(思想的なものは抜きにして)科学的見地を知る勉強になります。https://j.people.com.cn/

○ 遠藤誉女史の著作 https://news.yahoo.co.jp/expert/authors/endohomare

○ 故近藤誠医師による医療関係の本から科学的問題追及手法を学ぶ

https://www.amazon.co.jp/stores/%E8%BF%91%E8%97%A4-%E8%AA%A0/author/B004L4JM50?ref=ap_rdr&isDramIntegrated=true&shoppingPortalEnabled=true

○ コナン・ドイル「シャーロック・ホームズの冒険」ほか


第6話 大学日本拳法を哲学する

  17世紀の合理主義期を代表する思想家フランスの哲学者デカルト(1596~1650)は、また、解析幾何学の創始者でもありました。

  「純粋理性批判」「実践理性批判」「道徳形而上学原論」「判断力批判」で名をなしたカント(1724~1804)とは、「カントラプラスの星雲説」を提唱した科学者でもありました。

  哲学とは文系の科学とも言えるのです。

  

  せっかく、毎日現実にぶん殴り合うという生活を4年間も体験できるのですから、私たち大学日本拳法人は、ここから(中国人のような)真剣味・科学的人性(人の本然の性。人の性質)というものを追求し・涵養していくこともできる、ということを知るべきでしょう。


2025年07月14日(月)

V.1.1

2025年07月15日(火)

V.1.2

平栗雅人

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