『１０９６日の約束』栄光の向こうに、君がいた

神崎 小太郎

まえがき

　このエッセイには、「生きること」「夢を追い続けること」「仲間とともに歩むこと」の尊さを、私なりの想いで綴りました。


　野球ファンに限らず、今を生きるすべての人の胸に、日々の疲れをそっと癒すような、小さくても温かな光が届くように――そんな願いを込めています。


　横田慎太郎さんが遺したその生きざまが、天国からそっと私たちを見守るように、やさしい祈りとなって届きますように。


　難病と闘いながらも夢と希望を追い続けたその歩みの証しとして、たとえ短い文章であっても、読む人の心に一筋の光をともすものであれば、これ以上の喜びはありません。


　読んでくださった方が、それぞれの心の中で慎太郎さんの想いを感じ取り、静かにその意味を見つめるひとときとなれば、心から、そう願っています。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る