第3話 ホロスコープ(天体図)は空間、時間、暦を表す

ホロスコープ(天体図)は空間、時間、暦を表す




10個の動く星や天体たちが、

ホロスコープの円形に描かれるとき、

そこに幾何学的図形が現れます。


正三角形(グランド・トライン)、

二等辺三角形(Tスクエア、ヨッド)

正四角形(グランドクロス)、

長方形(ミスティックレクタングル)、

正六角形(ダイヤモンド型)、

また、その半分(クレイドル=ゆりかご)

など、美しい幾何学の旋律が私の感性を刺激します。


今、ひとたびのみの形をかたち作っている。


およそ26000年しないと、

同じ形のホロスコープは、現れないのです。(地球の地軸のずれによる歳差運動が春分点基準で一周するのに26000年かかるためらしい…)


まさに、一期一会、

その瞬間のみの星のハーモニーがそこにありました。


ネット上には無料で今の瞬間の天体の位置を示すホロスコープ作成サイトが沢山あり、

私は毎日毎瞬のホロスコープのその美しさをうっとりと眺めていました。


そのうちに…では、

自分がこの地球上に生まれた瞬間の星の配置はどんなで、

どのような幾何学の旋律を描いていたのかを知りたくなったのです。



そんな風に私はホロスコープに出逢いました。


~~


(そしてゆくゆく私は、独学ですが、それらの意味するところを4000年の歴史のあるアストロロジー(西洋占星術)と、照らし合わせるということと出逢うのです。


ひとつの手法ですが、

ホロスコープ上の各角度にはサビアンシンボルという英語の詩が記されており、

それらはとても感性の開いた人たちが作り上げた編み物のような英詩です。

360度を人の一生に例えてとても不思議な詩がつけられています。

たとえば

水瓶座みずがめざ25度=325度(360度中)

A butterfly with the right wing more perfectly formed.

右の羽がより完全に形成されている蝶

→この、謎なぞを問いと答えにあわせて、

たとえば"右脳が左脳の論理的思考よりも発達した直感的で芸術面で秀でた人"とか、自分で読み解いて行きます。


それは、朝のテレビで何座の運勢とかやっているものとは全く異なるものでした。)


~~



ホロスコープの話に戻りますが、

ホロスコープの円盤は、

時計の時計盤であり、

10天体を配置すると、それは、

10本の違った早さで動く針のある時計になります。


ホロスコープとは、時間でもあったのです。


それは、26000年をタームとする時計。


それぞれの天体が太陽(見た目地球)を一周する時間の組み合わせだったのです。


ホロスコープは、

まだ天動説の時代に作られたものなので、

地球からの見た目の位置をそのままに表示します。


一番地球から遠い冥王星は、

見た目地球の回りを一周するのに248年かかるので、

248年でホロスコープの時計の円盤を一周する一番遅い針です。


一番早いのは、月で約一ヶ月でホロスコープの円盤時計を一周する時計の針です。


太陽は、一年でホロスコープ時計盤を一周する針です。


なので、ホロスコープの四分の一の位置に太陽が位置した時がそれぞれ春分の日、夏至、秋分の日、冬至だったりします。


そうホロスコープは、暦なのです。


そんな色々を、気づいた点を踏まえて、

『ホロスコープastrology 』の作品に書いてみたいと思います。。


奥が深すぎるので、上手く書けるかわかりませんが、とりあえずチャレンジしてみます。

(少しずつ)





(*幾何学模様の名称をGoogle検索すると、その幾何学の持つイメージやニュアンスや意味などをつかみやすくなると思います。)


(*サビアンシンボルと検索すると沢山の詩的なメッセージと解釈が表示されると思います。

それを読むのも楽しいです。)


(*このページは、先にエッセイにて公開済みのため、エッセイと重複しております)






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