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概要
「あのとき渡せなかったものは、気持ちでした」
高校二年の夏、美月は親友の恋を“手渡す役目”を引き受けた。
手紙の送り先は、小さな頃からの知り合い、拓哉。
サッカー部のエースで、誰よりも遠くに行ってしまう背中。
これは、誰にも言えなかった応援。
手渡してしまった未来。
そして、白い絵の具のように、心の中に残り続けるあの午後の記憶。
「ちゃんと届いてたよ」
少しだけすれ違った青春の、ほろ苦くてやさしい物語。
手紙の送り先は、小さな頃からの知り合い、拓哉。
サッカー部のエースで、誰よりも遠くに行ってしまう背中。
これは、誰にも言えなかった応援。
手渡してしまった未来。
そして、白い絵の具のように、心の中に残り続けるあの午後の記憶。
「ちゃんと届いてたよ」
少しだけすれ違った青春の、ほろ苦くてやさしい物語。
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