第2話 ネタが降りて来ました( ゚Д゚)

 筆が全く進まない時、みなさんはどうしますか?


 気分転換する?

 インプットを増やす?

 ふて寝する?


 私はネタが降りて来るまでは放置するタイプなんですが、この一か月、新作長編「勇者リンダは疑わない」の筆が最初の1ページからまったく進んでいませんでした。


 というのも、私の中の”書き手”が、書いてみては「ダメじゃダメじゃ」と原稿用紙をビリビリやぶいてしまうんです。(内なる書き手はアナログです)


 理由ははっきりしています。

「女主人公に魅力が足りない」のです。


 このお話は一話完結済短編「聖女属性の勇者は疑うことを知らない」を長編に書き直す予定のものなのですが、主人公リンダは日本からの転生者で、勇者の身体に聖女のような、人を疑うことを知らない心を持つ17歳の女性。特徴と言えばそれだけ。


 最強でありながら人に騙されやすく最弱、という設定は、思いついたときはそれなりに面白いな、と思っていました。


 短編であれば身勝手な王様やイケメン魔王様が勢いで次々と登場し、そのやりとりが見どころになるのですが、長編となると彼女の魅力を1ページ目で表すのがなかなか難しくて。


 その1ページ目、リンダが大勢の民衆に歓声を受けながら魔王討伐の旅へ出発するシーンが、自分で書いててもあんまりおもしろくなかったのです。


 リンダは善性ばかりで、アクがない。これではいけません。

 読み進めていただければ、転生前の日本の地方役場の公務員リンダの貧困っぷりや、いじめられっぷりで魅力も出せそうですが、そこまで何ページかかるやら。


 どうしよう!


 と思いつつ放置すること約一か月、やっとネタが降りてきましたー(ドンドンパフパフ)


 その一、日本から始めよう!

 その二、もともとの悪人勇者・リンダと日本人女性の魂が入れ替わりで同時転生という設定に変えよう!


 この二つです。実はリンダ・カーライルはもともと最強の勇者でしたが、性格が最低最悪のオレ様的な女性。その勇者が自業自得で非業の死を遂げたとき、異世界の神様が日本の22歳の聖女のような心の女性と魂を入れ替えた、という設定を追加することにしました。


 設定をガラリと変えることで止まっていた時が動き始めました。

 筆が止まる原因の一つに、設定がキャラに合っていない、ってこともあるんですね。


 この設定も書きながら調整することになりますが、内なる書き手が「いいんじゃないっすかねー?」と言っているので書き進めてみようと思います。


 よかったら、みなさんの「筆が止まったとき」の対処法も教えてくださるとうれしいです。よろしくおねがいします。


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