第14話 発達障がいと生きる

あれから、理論追究が「いったん」終わり、

実践段階に「いったん」突入した。


この段階を発展させるには、現状の肯定をうまくつづけるという、

このストレス社会で健常者にも至難のわざである課題を、クリアしなければならない。


私は発達障がいの悪影響を、とても強く受けていると感じている。

今でもあちこちに出てきていて、そのたびに考えぐせで「どうしよう」と慌てる。


一方で、成功しているところが少しずつでも出てきているのも、否定できない。


成功しているところをきちんと認めつづけて、

先ほど書いた「現状の肯定をうまくつづける」ができれば、本当はそれがいい。


しかし、今はそれが充分にできるような状況ではない。


それどころか、同年齢の健常者が求められることに関する答えを、

同時進行で出していかなければならない。


正直に言えば、私には実践段階の発展を意味する、涼しい風が見えている。

在家修行者として、在家隠者として、素直に生きられれば、こんなことにはならないのにね。

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