再会の花火
Wildvogel
再会の花火
夢をみた 君と花火を みる夢を 君は隣で 微笑んでいた
朝起きて 上体起こし 目を擦る なぜか瞳が 潤んでいたよ
そういえば この日はたしか 地元でね 花火大会 君は来るかな
窓際で 瞼を閉じた その時に 浮かんできたよ 君の姿が
夕方に 着替えた僕は 気まぐれに 足を運んだ あの会場に
人混みを するりと抜けて 辿り着く 君とよく来た 特等席だ
あと五分 今か今かと 待つ僕の 心はなぜか 高鳴っていた
遠くから 聞こえてきたよ あの音が やがて夜空を 色が彩る
きれいだね 女性の声に 振り向くと 笑顔の君が 目の前にいた
久しぶり やっぱり君が いないとね そう言い君は 僕を包んだ
再会の花火 Wildvogel @aim3
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます