概要
あらすじ 二十代半ばの木田さなえは、写真家を目指している。野良猫の組み写真で某カメラ雑誌のコンテストで金賞を取り、その副賞で、写真集を刊行できる権利を得た。野良猫がさなえの得意な被写体で、撮影場所は、たいてい神社仏閣の境内であったが、それでは平凡過ぎる。せっかくの写真集である。さなえはふと、島に住む野良猫は面白いかもと──瀬戸内海の某島に、四月の下旬、リュックサックを背負って上陸した。この島の食堂で、地元民が猫島の話をしていた。明後日、その島で婚礼があるという。じつはそれは祭りで、猫神様と人間の結婚式という三十年に一度の奇祭であった。興味を持ったさなえは、その島に移った。
猫島には民宿が一軒あり、さなえはこの民宿に祭りの日まで泊まることにした。
山のてっぺんに猫神様の祠がある。その脇に松
猫島には民宿が一軒あり、さなえはこの民宿に祭りの日まで泊まることにした。
山のてっぺんに猫神様の祠がある。その脇に松
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