【小説書き出しだけ選手権用】異世界ファンタジー一次創作が趣味ですけど、それが何か?

祐里

私のファンタジーでは誰も逃げてなんかいない

 ハーレムはいらない。内政もいらない。ざまぁなんて足手まとい。そんなのなくても、私のキャラはカッコいい。

 凶悪な魔物に立ち向かっていく主人公リヒトを書きながら、パソコンモニターの前で腰をさする作者の私。異世界ファンタジー小説を書くのが趣味で、SNSでは同じ趣味の人と繋がっている。

『ファンタジーなんてしょせん逃避の文学』

 SNSに、またネガ発言。

「……じゃあ、立ち向かう文学って何よ。リヒトのことでしょ!」

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