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祐里

  • 現代ドラマ
  • 恋愛
ogura_kinako_
48作品

現代ドラマ群

激重もほのぼのもあります。
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作者のおすすめ順
#1

花は、咲う。／
祐里

1988年、売春産業で成り立つ島に借金という鎖で繋がれている私たちは、置屋から徒歩五分のタミヤ軒のラーメンが好きだった。 ※KAC2024参加作品。フィクションです。 2024…
白い頬を赤く染め、恋する乙女は島を出ていった。
祐里
　広く読まれるべき、心に残る名作
小田島匠
#2

ビートルズなんか大嫌い／
祐里

勝彦とのセックスは気持ちよくない。 雅美の声は甘ったるくて気持ち悪い。 誰か、誰でもいいから私に気持ちのいい音を聞かせて、すっきりさせて。 ［2024/11/10 追記］ 豆は…
誰でもいいから、私が喜ぶ音を聞かせてよ。
祐里
夏は終わる。彼女は、終わらない。
豆ははこ
#3

ハングリー／
祐里

間もなく離婚する予定の私。 肉を摂取したくて仕事帰りに立ち寄った牛丼屋、日本人より外国人の方が多い店内、客同士の噛み合わない会話。 タバコ屋の店先では、闇の隙間を仄白いタバコの煙…
ハングリーな人々の欲を、黒い渦は飲み込んでいく
祐里
私たちのための文学
ぽんぽん丸
#4

糾正の燐寸／
祐里

きゅう‐せい〔キウ‐〕【糾正】［名］(スル)物事の正・不正をただすこと 『もはや戦後ではない』 一九五六年に経済企画庁が発表した経済白書は、この文言により日本が戦後復興期を脱し…
学生らは警察官に火炎瓶を投げ、執行を妨害。殺害された巡査以外に負傷――
祐里
時代を越えて読むべき、痛みと記憶の物語
鷹仁（たかひとし）
#5

Route16／
祐里

飼っていた鶏は、猫に殺された。 パパとママは金色の光から出てきてくれず、いつの間にかいなくなっていた。 ※フィクションです。 ［2025/11/16/00:31］ すみません…
  • 残酷描写有り
「あんたが殺したのよ」
祐里
空中に絵を描くみたいに
ぽんぽん丸
#6

鍋にブラックベリー／
祐里

母さんは自分勝手な性格で、僕にいろいろな用事を押し付けてくる。 学校から帰った僕に猫を押し付けてきて自分は仕事、なんてこともあった。 ある日、僕が「ただいま」と玄関に入ったら満面…
母さんのせいで余裕がない僕の日常は、こんな感じ。
祐里
#7

私の中のダイヤル／
祐里

お正月、一人で行った祖母の家で、玉子焼きの作り方を教わった。 祖母と二人きりだと安心できる。 私のダイヤルを調節しようとする人がいないから。
正解は、私を無理に調節しようとする。私のダイヤルには誰も触れないのに。
祐里
ほどよい後味。ご賞味あれ。
東雲そわ
#8

ラムレーズン／
祐里

寒風の中、ギャル服で身を固め、私はアイスを食べる。 目の前には客の男。たった三十分間のバイト。 でもある日、もうやめようと思った。バカな男のせいで。 ※前からやってみたかった、…
三十分間アイスを食べながら話すだけのバイトを、私は続けている。
祐里
映像化するなら蜷川実花
虹乃ノラン
#9

vacancy／
祐里

嫌われ者の私でも、ネットでは自由にできる。 ある日、小説投稿サイトに書いた私の小説に対してのアドバイスがDMで届いて―― ※フィクションです。
嫌われ者の私がはまった趣味は、小説を書くことだった。
祐里
#10

穢月祓 ―ミナツキハラエ―／
祐里

愛美（あいみ）は子供の頃から、母親に裸の写真を撮られていた。 ろくに食べさせてもらえず、学校の給食とこども食堂の食事で食いつなぐ日々。 いつか妹の麻里衣を連れて、どこかに逃げよう…
  • 暴力描写有り
黄桃は嫌い、栄養がなさそうだから。何の肉でもいい、栄養になれば。
祐里
レベッカの『ＭＯＯＮ』
朝吹
#11

穢月祓 ―ミナツキハラエ―（改訂版）／
祐里

愛美（あいみ）は子供の頃から、母親に裸の写真を撮られていた。 ろくに食べさせてもらえず、学校の給食とこども食堂の食事で食いつなぐ日々。 いつか妹の麻里衣（まりい）を連れて、どこか…
  • 暴力描写有り
生きるために食べる。生きるために、逃げる。
祐里
#12

浅蜊／
祐里

砂抜きで塩水に浸けられている浅蜊（あさり）たちは、数珠玉の実の色に似ている。 子供の頃、数珠玉の実の中身を穿り出すのが好きだった。 出てきた中身は愛おしかったが、外殻は祖母に渡…
ただ、演じるだけだった。そうして、空っぽになった。
祐里
#13

新入りバイトは留学生／
祐里

徹のアルバイト先のコンビニエンスストアで、フィリピン人留学生がアルバイトを始めることになった。 オーナーの強い希望で徹が研修を任され―― ※KAC2024参加作品。 作者基準で…
  • 暴力描写有り
謝ったら負けじゃないんだ――無気力な徹と努力家のミゲルの、一年間の記録
祐里
理解
ぽんぽん丸
#14

花は、咲う。（改訂版）／
祐里

1988年、売春産業で成り立つ島に借金という鎖で繋がれている私たちは、置屋から徒歩五分のタミヤ軒のラーメンが好きだった。 ※フィクションです。 https://kakuyomu…
「ねえ、想子ちゃん、ラーメン食べたい」
祐里
風待ちに咲く花よ。
西奈 りゆ
#15

通過点／
祐里

できなかった約束は、年を取ったいまでも覚えている。 ※フィクションです。
イ段とウ段がうまく言えない彼女、いつも通過点だった私。
祐里
素材と構成
ぽんぽん丸
#16

プールの塩素／
祐里

スポーツクラブの水着でもいいけれど、本当はかわいい水着も欲しいなぁ。 1時間チャレンジ作品。
白とピンクのチェック柄の水着は、かわいかった。
祐里
#17

偽物の家／
祐里

雨に濡れたアスファルト、気に入っている青い傘。 大人に憧れていた十歳の俺はあの瞬間、全てを悟った。 https://kakuyomu.jp/user_events/168180…
「今日は帰る」
祐里
#18

白い薬、赤い血／
祐里

三十代前半の乾いた女、調子のいい男、人を羨ましがる女。 洗濯機が回す水流を眺めていると、吸い込まれてしまいたくなる―― https://kakuyomu.jp/user_eve…
そんなに痩せたいなら、つらい思いをすればいいのに。
祐里
#19

うどん、食べたい／
祐里

寝る前にうどんを食べたくなってしまった私は、冷蔵庫の野菜室を開けた。 それから片手鍋に水を入れて―― 勢いだけで書きました。 キャベツうどんを作って食べるだけです。 http…
うどんを食べたくなってしまった。洗濯機はあと十分で止まるというのに。
祐里
うどんうどんうどんうどんうどんうどんうどんうどんうどんうどんうどん
お仕事中の情シス
#20

撫子色の秘密／
祐里

中学二年生の私は、冬休みが終わっても学校に行かないことに決めた。 意地悪な先生、体育のバレーボールでミスをすると舌打ちするクラスメイト。 聞こえてくる恋バナの嬌声は、全然きれいな…
学校で恋バナについていけない私は、いつも一人でいた
祐里
カクヨムコン短編賞の中でも最推しです。
東雲そわ
#21

煤／
祐里

第二回人生逆噴射文学賞「大猫昔話賞」受賞作品。 作品公開OKとのことなので投稿します。 フィクションですが超絶激重シリアスなのでご注意ください。 https://kakuyom…
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
かわいらしいパステルイエロー
祐里
シンボルと練度
ぽんぽん丸
#22

ショコラ・オランジュ／
祐里

近所に住む母方の叔母を、私はよく訪ねる。 母が作ったおかずを持って。 フィクションです。
イモリには触らないほうがいい。気を付けて。毒があるから気を付けて。毒が
祐里
中年姉妹の微妙な心のバランスを捉えた好編
小田島匠
#23

そんかし／
祐里

中年男と子供が安アパートの階段に座ってくだらねえ話をするだけ。 2025/03/30、2話目追加しました。 Twitterで拝見した写真をもとに書いたお話です。 写真はこちら…
「大人ってお酒飲んだら何でも忘れるの？」
祐里
日常生活の一場面　ほんの少しの非日常　温かみを感じる短編です
幸まる
#24

土曜日のスーパー／
祐里

世界は理不尽で満ちている。 でもみんなそのことに気付いていない。 俺が気付かせてやるんだ。 乾いた社会ではこういうことだってあるのだと。 ［2025/08/28］ ちょっと戦略…
関口「弘法は筆を選ばない」（キリッ
祐里
#25

食堂のおばちゃん／
祐里

あったかほのぼのなお話です。 https://kakuyomu.jp/users/yukie_miumiu/news/16818622173463698616 「食堂のおばちゃ…
「おばちゃーん、今日の小鉢、何？」「ひじきと枝豆の煮物だよ」
祐里
思い出に
博雅（ひろまさ）
#26

コタツ／
祐里

『小惑星衝突で人類滅亡 百年後に』というネット記事を見た。 子孫を残すことができたところで、みんな百年後には死んでしまうんでしょう？
西日が差し込む部屋で、熱いカフェオレを飲んでコタツのことを考えるだけ。
祐里
うまぁー
ぽんぽん丸
#27

蛍とサイダー／
祐里

娘たちとステップワゴンで蛍を見に行く父親のお話です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818622174962115173 第65回「200…
三ツ矢サイダーを、こくこくと二口。
祐里
母は現実を伝え父は夢を語る2000文字
天川
#28

ワイングラスに金魚の夢／
祐里

「おかえり」 「ただいま」 コトアムアプリのコンテスト用に書いたものです。 コトアム仕様で300文字までしか投稿できないので、超短いのはご勘弁くださいｗ
蜃気楼みたい
祐里
#29

悲しみの風景／
祐里

友だちの杏奈は、お転婆な女の子だった。 ちょびっとだけ辛口っぽい応援コメントをいただいておりますが、作者はとてもありがたく拝見していますので、カクヨムさんにおかれましてはBAN…
杏奈の手は、私のマフラーを掴もうとした――
祐里
罪悪と依存の危ういバランスに心抉られる。
再図参夏
#30

辛口ビーフカレー／
祐里

300文字のほのぼのです。
急に暑くなったから
祐里
おいしそうな辛口カレーの香りが漂ってくるような
小山らみ
#31

【短編集】織文／
祐里

文披31題のお題に沿ったお話を投稿します。 ★は残酷描写あり。 現代ドラマ縛り、全部単品の短編集なのでお好きなものからどうぞ。 https://x.com/Fictionary…
  • 残酷描写有り
織文［オリフミ］三十一の糸口
祐里
本質🤔
宮本 賢治
#32

助け合い／
祐里

第45回 高橋源一郎「小説でもどうぞ」課題「隣人」落選作品。
社会生活を送るにあたり、助け合いは重要だ。家内もそう言っている。
祐里
#33

透明標本／
祐里

https://kakuyomu.jp/user_events/16818792435716596831 【書き下ろし1万文字以内】お題「冷蔵庫」の物語を書こう（～7/31） ↑…
冷蔵庫には、封筒と蝶。
祐里
見たくないもの「冷蔵庫」に保管した
清泪（せいな）
#34

世界の果てとアメリカン・ダイナー／
祐里

フェイリム・マクレガーのレコードを探している彼女と出会った僕。 らくだの使い道、ピーナッツの誇り。 そのようにして、イトカワへと到着した小惑星探査機はやぶさ。 ――僕はあれ以来、…
「ここで与えられる選択は二つ。冷たいか、ひどく冷たいかだ」
祐里
#35

【小説書き出しだけ選手権用】異世界ファンタジー一次創作が趣味ですけど、それが何か？／
祐里

「うちのリヒトはカッコいいんだから！」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818792436265532011 小説書き出しだけ選手権（ぽんぽ…
ファンタジーは『逃避の文学』って誰が決めた？
祐里
#36

米欲／
祐里

破滅派合評会2025年7月お題「米」落選作品。
  • 性描写有り
［べいよく］私の性欲は差し出がましい。
祐里
うんうん、これこそ、祐里先生の作品の真骨頂です。
立花　優
#37

大丈夫だよ／
祐里

ある日、友達のナオちゃんはあたしの制服を新しく作ってくれると言った。 ※フィクションです。 2025年9月10日、不破安敦さん主催の暗黒文学祭にて大賞をいただくことができました。…
「ねえ、今度さ、一緒にお祈りに行かない？　制服でも大丈夫だよ」
祐里
現代の闇を鋭く抉る掌編。文芸の力がここにある。
涼風紫音
#38

ブルーローズ／
祐里

あたしはいちご、乃愛はブルーハワイのかき氷を食べていた。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818792438073756680 【書き下ろし…
「こういう嘘っぽい青、好きなの」
祐里
性差によらない愛情
ぽんぽん丸
#39

秘密を丸一日分／
祐里

朝が寒くてイライラした。 だから私は、逆向きの電車に乗った。 ※普段なら気付いた時点で修正する誤字脱字衍字や漢数字に統一できていないところなどは修正していません。酔っ払いだった…
ホンダフィットは私の言いなり
祐里
#40

ムードメーカー／
祐里

六人兄弟の二男、颯太が主人公のハートフルコメディです。 第三回あたらよ文学賞（お題「嘘」）一次選考突破ならず。 でも「あと一歩」に選ばれました。
「バカじゃねえのクソ兄貴」「バカかクソかどっちかにしてくれよ」
祐里
#41

焼きそば、食べたい／
祐里

冷蔵庫を確認すると、焼きそばの材料が揃っていた。 https://kakuyomu.jp/info/entry/read_1minute_novel 【TikTok小説家とコラ…
焼きそばを食べたくなってしまった。部室で聞いた会話のせいだろう。
祐里
ソース
宮本 賢治
#42

いくら丼、食べたい／
祐里

自業自得でできていそうな世界で、風と波と雲が騒ぐ中で、私はいくら丼を食べる。
  • ★33
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 2,000文字
  • 更新
ざまぁみさらせ
祐里
#43

ミニドラマは唐突に始まる／
祐里

エッセイの本文内と応援コメントの返信で書いた掌編小説を掲載。 特定のユーザー名を使っていた箇所と、これだけ読むとイミフな箇所は変更してありますが、他は同じ内容です。 もうお読みに…
プロットなし行き当たりばったり掌編
祐里
#44

焼肉、食いてえ／
祐里

焼肉を食いたくなった俺は、同僚を誘って焼肉食べ放題の店に行った。 https://kakuyomu.jp/user_events/822139837655391990 焼肉食い…
「野菜食わなかった」「たまにはいーんだよ」
祐里
気の置けない同僚と、自由気ままに罪なき焼肉
お仕事中の情シス
#45

ブレサリアン／
祐里

ブレサリアン＝不食者 「学校になんて行きたくない」 そう思っていた矢先、陽翔はある施設に連れていかれた。 そこでの暮らしは楽だったが、施設で一緒に暮らしていた母親が出かけたきり戻…
  • 暴力描写有り
この停電を機に、俺は全てから逃げる
祐里
肉フェスサスペンス
宮本 賢治
#46

気化傷／
祐里

最近書けていなかったので、眠れない時間を利用してリハビリで書いたもの。 ただの年増女の独白です。
私の熱は、私だけのもの。
祐里
#47

恋愛未満／
祐里

彼女の書く小説が、俺は好きだった。 https://kakuyomu.jp/user_events/822139838567430992 【書き下ろし新作】肉フェス♪「肉料理」…
高級和牛肉が、ぽとりと箸から鍋へ落ちた。
祐里
#48

おもちゃの剣／
祐里

姪っ子の菜美と甥っ子の潤也は、俺に懐いていた。 でも俺はある日気付いた。ねじれは修正しないといけないと。 https://kakuyomu.jp/user_events/822…
「おれはっ、ゆるさない！」「……かかってこいよ」
祐里