第18話 逆転甲子園への道④
野球部に
当初はマネージャーだったが、
それから、
「行くぞ、
「いけます!」
「少しでも体調が悪くなったら、すぐに言うんだぞ!」
「了解です!」
「さあ、来い!」
「……こんな短期間で、すごい成長だな。それに、お前のその手、マメが潰れて血だらけじゃねえか」
練習後、
「山田先輩には、本当に申し訳ないと思ってる。だから、中途半端なことはできないんだ」
「……
「そんなことないよ」
「俺の“みっち”の話も、いつも、ただ黙って聞いてくれるしな」
「……いつでも、聞くよ」
「言いたくなった時に、また言う」
「わかった」
少しの沈黙の後、
「それと――俺、けじめをつける。
「…………いいよ」
「はっきり言って、勝算はゼロに近い」
「そんなことは……。いや、……複雑だな」
「
「恋愛に、勝ち負けなんてないよ。最終的に、
「そうだな。……相棒」
その言葉に、
「……よろしくな、相棒!」
夕日が差し込む校舎裏で、
「
「はい」
「……初めて出会った、その日から、ずっと、
彼の、まっすぐな告白。
「ん……。お気持ちは、すごく嬉しいです。でも……」
「……
「……はい。私は、
「そっか。……もし、
「……後悔は――」
「――したくない」
「あの時、あんたがその言葉をかけてくれたおかげで、今、俺は、甲子園を目指せてるんだ。
「
「……本当に、あんたを好きになってよかった。この告白も、好きになったことも、俺は、一切後悔してない。……これからは、
その言葉に、
振り絞るような声で、「……ありがとう、ございます」と、彼女は伝えた。
「じゃあ、恋人じゃなくて、友達でいいかな?」
「……こんな私でよければ、こちらこそ、友達に、なってください……!」
「ありがとう」――
「……ありがとうございます」
涙の跡が残る
――――――
沢村愛美 大江拓哉 高橋遙人 甲子園の道編 NEW画像更新
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