■川遊びをしたら当然濡れるという話
何度かバス停での逢瀬や、補習の日に美風さんが私の家に来ることを繰り返したある日、美風さんから「明日はジャージで来て」と指定された。
私が持っているラフな格好は、パジャマか学校指定のジャージしかないと彼女は分かっていたのだろう。
校章が印字された白いTシャツに学年色の紺色のハーフパンツ。上着はさすがにこの暑さじゃ着れないので腰に巻く。靴は体育の時用の運動靴くらいしかない。
「美風さんは何をするつもりなのでしょうか」
こんな暑い中運動は勘弁願いたい。
私はしっかりと水筒を用意してから外に出る。今日も蝉の大合唱がどこからか聞こえてきて、気が滅入る。家の冷房下にいた方が絶対的に心地よいはずなのに、私は炎天下にいる美風さんの元へと向かう。
日傘をさしても暑い太陽。ずっと幽閉されていた身からするとこの暑さは堪えるものの、自由の証でもあった。
「式!」
いつも通り、町と村の境で美風ざんが自転車に跨がりながら待っていた。彼女はいつも通りラフな服装だったけど、いつもより自転車の前カゴの荷物が多い。
「よし、行こうか」
私は荷台に乗りながら問いかける。
「どちらへ行かれるんですか?」
「つけば分かるよ」
私が乗ったことを確認してから、美風さんはペダルを漕ぎ始めた。いつもとは違う道で違う方向へ。
「なんだかジャージ姿の式も新鮮だね」
「そんなに見たければ体育の授業に出席すればいいんですよ」
「女子高生のジャージ姿拝むために参加とか不純過ぎるでしょ」
確かに変態みたいだ。でも美風さんが体育に出席してくれればわたしが余ることもないし、多少楽しくなると思うのですが……。
「私も美風さんのジャージ姿見たかったです」
「わたしには私服があるから」
洋服指定のお誘いがあるなら、この前の買い物の時言ってくれればよかったのに。制服はまあまあ可愛い方だけど、ジャージは可愛くない。
「美風さん、あとどのくらい走るんですか」
元々は荷物を乗せるための荷台。人間を乗せるようには設計されていない。あまり乗り心地がよくないというか……おしりが痛い。
「もうすぐ着くよ」
そう言って美風さんが自転車を停めたのは雑木林の手前だった。
「何ですか、ここは」
「ほら、降りて。ここから五分くらい歩いたら到着だから」
美風さんは大きいリュックを背負うと、「ん」と言葉になりかけた音を発しながら手を伸ばしてくる。
「足元気をつけてね」
「サンダルの美風さんの方が危なくないですか」
「わたしは慣れてるから大丈夫」
私は遠慮なく彼女の手を握る。暑さのせいか少し汗ばんでいた。最初は怪訝そうな顔をしていた美風さんも慣れたのか、手を握られるくらいでは反応を示さなくなっていた。ちょっとつまらない。
「美風さんって案外野生児なんですね」
連れられて歩く道は舗装もされていないし、伸びた雑草がムズムズと脚に当たる。都会で育った女子高生が好んで来るような場所ではない。
「野生児って……そんな歳じゃないし。式だってこんな何も無いところに放り出されれば探検するしかやることなくなるよ」
やることがないからって私はこんな茂みに入ったりしない。正直もう引き返したい気持ちでいっぱいだった。
「もう着くよ」
優しい美風さんの声とともに水の流れる音が聞こえてくる。
「川ですか」
「そうだよ」
水の音がはっきり聞こえるようになると、眼前に綺麗な川が現れた。水深はとても浅そうで流れもかなりゆっくりである。
「はい、これ。貸してあげる」
美風さんがリュックの中から取り出したのは、安物のビーチサンダルと薄型のライフジャケットだった。
「いくら膝上までいかないと言ってもライフジャケットはちゃんとつけてね」
「……もしかしなくても今日は川遊びでもするつもりですか?」
想像していなかった展開に私はちょっと驚く。何よりも美風さんがアウトドアなことに驚いた。ライフジャケットなんて普通普段から水辺に遊びに行かないと持っていない。
「さすがに今日の気温だとバス停はきついじゃん」
「だからいつでもうちに来ていいって言ってるじゃないですか」
私は渋々とライフジャケットをつける。すると美風さんが寄ってきて腰の部分をキュッと締めてきた。
「ちゃんとつけないと意味ないよ」
「どうも。美風さんはよくこちらにも来られるんですか」
「いや、あんまり。一人で川遊びはさすがに寂しさない?」
美風さんでもそんなこと気にするんだ。
今日の気温は体温を超える暑さ。正直、バス停で過ごすよりも川遊びの方がありがたい。私は靴と靴下を脱ぎ、借りたビーチサンダルに履き替えた。美風さんはもう川に入ってる。私も彼女を追いかけるように川に足を突っ込んだ。
「冷たいですね」
都会のドブ川と違い水は底まで透き通っている。本当に田舎にいるんだなと実感する。
「いや〜気持ちいいけど日射しは暑いね」
そう言って、美風さんは首にかけていた麦わら帽子を被る。カンカン帽みたいにオシャレなやつではなく、農業で使うようなツバの広いやつ。よく似合っていて一層幼く見える。
「ほら」
バシャリと美風さんが川の水を私に飛ばしてくる。冷たい。
「やめてください」
私もやり返す。予想外に思い切り美風さんにかかってしまい、Tシャツまでびしょ濡れにしてしまった。さすがにやり過ぎたと謝ろうとしたところで、同じくお返しが返ってきて顔面から服まで濡れた。
「ぁ、ごめん」
あまり誠意のない謝罪だったので、私は未だに水をかけようとしている彼女の肩を押した。中腰だった彼女はそのまま尻餅をつく。
「何すんのさ!」
足をバタバタしないでほしい。すごい勢いで水が飛んでくる。
「すみません。軽く押したつもりだったのですが勢い余っちゃいましたね」
軽く舌を出して謝っておく。
「全然反省してないな!」
美風さんは私に近づくと私の手首を掴み思い切り引っ張ってくる。もちろん、私は前のめりになってそのまま倒れる。美風さんが下敷きになってくれたから大しては痛くなかったが、お互いに全身びしょ濡れになった。
「ちょ、美風さん、大丈夫ですか?」
慌てて美風さんの上からどく。彼女は特にいたがる様子はなく、ケロッと笑っていた。
「やー涼しいね」
「涼しいですけど、ビショビショですよ。これ」
「いいじゃん。わたしたちしかいないし」
「それもそうですね」
私は諦めてその場に座り込む。服が水を吸って重いから水の中にいる方が楽に感じる。
川の緩やかな流れが心地よい。日射しは厳しいけれど適度な疲労感を与えてくれていつもより嫌じゃない。
「式って泳げるの」
「泳げないです。授業なかったので」
「わたしはバッチリ泳げるよ」
そんな感じがする。子供っぽく見えるせいか運動神経はよく見える。
「さすがにこの浅瀬じゃ泳げないけどね」
美風さんがクロールの真似をする。指先に当たった水がこちらに飛んでくるがもう気にしないことにした。
「なんだか楽しそうですね」
「父さんが休みを取れた時はキャンプとかに連れてってくれたから。アウトドアは懐かしくて好きなんだよ」
「いいお父様だったんですね」
「まぁ仕事三昧でほとんど家にいなかったけどねぇ……。こっちに引っ越してきたのも父さんの意向なのに、全然帰ってこなかったし」
そして本当に帰ってこなかったと。美風さんの父親は警察官で、都内の事件に巻き込まれて殉職している。随分と凄惨な事件だったようで、美風さんが周囲から距離を置かれている原因の一つでもある。
「そんな顔しないでよ」
どうやら暗い顔をしてしまったらしい。美風さんは苦笑いを浮かべていて、
「元々会う機会が少なかったから、そんなにわたしは落ち込んでないよ」
「……それならいいんですが。……きつい時はきついと言ってくれていいんですよ?」
「そりゃどうも」
全然頼ってくれる気なさそう。多分私と同じで他人に甘えられないで育ってきたんだろう。
「あー! 冷たくて気持ちいい」
話を変えるためか、美風さんは顔を洗うように川の水を自身にかける。
「流石に一人で川遊びはアレだったから、式が来てくれてよかったよ」
「連れてこられただけですけどね」
最初から川遊びって分かっていたら、もっと強い日焼け止めを塗ってきたのに。私は恨めしそうな目で美風さんを見る。彼女は悪びれる様子もなく、私に水を飛ばしてくる。
「子供ですか。やめてください」
「どうせびしょ濡れなんだからいいじゃん」
「こんなびしょ濡れになりましたけど……私どうやって町まで帰ればいいんですか」
「そのへんに寝っ転がっていれば勝手に乾くんじゃない?」
美風さんは石だらけの岸を指さす。
「確かに乾きそうですけど、私の肌が焼けるので却下します」
肌が真っ赤になりそうだし、結局暑くなるのだから本末転倒だ。
「あーじゃぁ……」
悩ましそうな表情を浮かべながら、美風さんはボソッと提案をしてくる。
「うちくる……?」
◆ ◆ ◆
家にいたくなくて外を放浪している美風さんが、まさか自宅に招いてくれるとは思いもしなかった。遠慮したい気持ちも勿論あったが、それよりも全身びしょ濡れの不快感が勝った。
美風さんの家はどちらかと言うと村の奥に近い方にあって、建物自体は村に馴染まない近代的なものだった。田舎の家らしく大きめで、母娘の二人で住むには有り余る大きさに見える。
「どうぞ、入って。……母親いるけど気にしないで」
美風さんは苦い顔をしたまま玄関を開けてくれる。
「お邪魔します」
母親がいると聞いて身構えながら玄関に入ったけれど、出迎えは特になかった。
「突き当りがお風呂だからシャワー浴びてて。洗濯機は乾燥機能あるからそれ使ってね」
「ありがとうございます」
「着替えとタオルは今持ってくるから……あー下着は新品のあったはずだからそれでいい? 流石にブラはサイズあわないから……ブラトップならいけるか?」
「あまりじろじろ胸を見ないでください!」
「サイズいくつなの?」
「教えるわけないじゃないですか」
「別に減るものでもないのに」
このままでは触って確かめると言われそうだったので、私はシャワーを借りるために脱衣所へ向かう。洗濯機もせっかくだから使わせてもらおう。洗濯も最初はまったくやり方が分からなかったけど、自立すれば嫌でもできるようになった。……料理はまだできないというか、出来合いのもので間に合ってるといいますか。
他人の家の洗濯機はいまいち使い方が分からない。苦戦していると廊下から美風さんの呼び声がした。
「タオルと着替え持ってきたよ」
扉が開く気配がして、私は慌てて扉を押さえた。衣類全てを洗濯機の中に突っ込んだ後だ。つまり全裸だ。
「そこに! 置いといてください!」
「もしかして洗濯機の使い方が分かんなかった? 回しておくから入っておいでよ」
「私が入るまでここ開けないでくださいよ!?」
「はいはい」
信憑性のない返事だがいつまでもこうしているわけにはいかない。美風さんの良心を信じて脱衣所から浴室へ移動する。私が浴室の扉を閉めるとほぼ同時に脱衣所の扉が開いて美風さんの気配がした。
「シャワーの使い方は分かるよね?」
「分かるので開けないでください!」
扉越しに笑い声が聞こえる。元気そうだけど美風さんもびしょ濡れなんでした。私は急いでシャワーを浴びて脱衣所に出る。
用意されていたのはセンス的に美風さんの服だろう。下着は多分三枚でワンセットのやつ。ブラトップは美風さんのサイズでもなんとか大丈夫だった。
廊下に出ると、
「わっ!? 驚かせないでくださいよ」
扉のすぐ横に体育座りをしている美風さんがいて驚いた。
「母親が来たらまずいかなと思って。わたしも入ってくるね。ドライヤーはわたしの部屋に置いといたから使って」
部屋の位置は二階でプレートがかかっているからすぐ分かるとのこと。
私は言われた通り二階に上がり、『MIKAZE』と書かれたプレートのある部屋の扉を開ける。
「こうゆう感じですか」
美風さんの部屋はとにかく物が多い。本棚も多いし、細々したものがあちこちに散乱している。私の部屋とは大違いだった。
「漫画を読むと言っていた気がしますが、どんなものを読んでるんでしょうか」
一番手前にあった本棚を覗いてみる。世間の流行りに疎い私にはタイトルを見ただけではどんなジャンルのものか分からなかった。
「勝手に触るのはよくないですよね」
気に放ったけれど持ち主が来てからにしよう。中には大切なものもあるかもしれないし。
私は空いていたスペースに腰を下ろし、ローテーブルの上に置いてあったドライヤーを手に取る。コンセントは……すぐ後ろにあった。
慣れないドライヤーの風量調節に手間取りながら、私は長くて邪魔な髪を根元から乾かしていく。
――私も美風さんくらい短く切ろうかな。
でも、私にショートは似合わない気がする。
「お待たせ〜」
髪を乾かし終わったところで、さっぱりして着替えた美風さんがやって来た。
「飲み物、麦茶でいい?」
「それより先に美風さんの髪を乾かさないと風邪ひいちゃいますよ」
「え、いいよ。そのうち乾くからさ」
ズボラなところがあるとは思ったけど、女子高生が髪を自然乾燥なんてあり得ない。私は美風さんの腕を掴み、私が座っていたところに無理矢理座らせた。
「ちゃんと乾かさないと髪の毛傷んじゃいますよ」
ドライヤーの電源を入れて美風さんの茶色い髪を乾かしていく。ズボラな手入れをしている割にはさらさらの髪だ。
「髪、地毛ですか」
「地毛だよ。中学の時は頭髪検査でよく引っかかったけどね」
私の髪は真っ黒なので明るい色に憧れがある。それこそ染めてみたいと思ったこともあるけど、髪が傷みそうで一歩踏み出せないでいる。
「乾きましたよ」
ドライヤーの時間が短いのはショートヘアのいいところ。
「ありがと。いやー毎日式に乾かしてもらいたいよ」
「毎日来ましょうか?」
「マジで来そうだから遠慮しとく」
美風さんが飲み物を取りに行き、麦茶の入ったコップを二つ持って部屋に戻ってきた。
あまり座るスペースのない部屋の中で、美風さんはわりと片付いているベッドの縁に腰を下ろした。
「散らかっててびっくりした?」
「まぁ驚きましたけど……予想の範囲内ではありましたね」
「キミはわたしにどんなイメージを持ってるんだ」
「さぁ。美風さん、本棚にある本って触っても大丈夫ですか」
「漫画とかラノベも読んだことないんだっけ。いいよ、勝手に読んで」
ラノベとはなんのことだろう。漫画の棚と一緒にしまわれている小説のことかな。私は目についた漫画を手に取ってみる。表紙は剣を持った長髪の少女。中身をパラパラ捲るとどうやらバトルもののようで、結構グロテスクな描写が多い。
「美風さん、こうゆうの好きなんですか」
手に持っていた漫画の表紙を彼女に見せる。美風さんは「あー……」と言葉を迷ってから、
「ギャグとかコメディ好きじゃないから」
と言った。何冊か覗いてみたけど恋愛モノもない。どれもシリアスそうなものばかりだ。読んでいて疲れないのかな。
「私にオススメの漫画とかありますか?」
「ない」
「きっぱり言いますね」
「だって好みのなかったでしょ」
「じゃあここになくていいですから、何かオススメないんですか?」
「キミには純文学がオススメだよ」
「また適当なことを言って……」
私は少しだけムキになって、一番最初に手に取った漫画を読むことにした。
「隣失礼します」
そして私は美風さんが座るベッドの空きスペースに腰を下ろした。
「なんで隣?」
麦茶を飲みながら、ジト目が私を捉える。
「いつも隣にいるじゃないですか」
「キミの家にいる時は違うじゃん」
文句を言いつつも美風さんはこれ以上嫌がる素振りを見せなかった。
「わたしちょっと横になるから、ゲームでもマンガでも好きなことしてて」
美風さんはもそもそと動きながら、全身をベッドの上に移し、私の後ろで横になった。
「……」
Tシャツがめくれて背中がチラ見えしている。
私は部屋の中をゆっくり見回した後、やっぱり一人で何かしたいと思えるものがないと判断した。
あまり振動を与えないように、私はそっと美風さんの隣に横になる。
「何さ」
寝ていたのか起きていたのか分からない美風さんがこちらを向いたので、すごい至近距離で顔を見合わせることとなった。
眠たそうな茶色い目が私を捉えている。
「私も少し疲れたので仮眠を取ろうかと」
「そう」
美風さんは大きな欠伸をしてから、再び壁側に寝返りを打とうとする。私は咄嗟にそんな彼女の腕を掴んで動きを止めていた。
「だから何さ」
面倒くさそうに美風さんの顔が歪む。
小さく結ばれた口がなんだか可愛らしく見えた。
「美風さんってキスしたことありますか」
「ないよ。なんだよ、いきなり」
分かりやすく動揺した美風さんが顔を赤くする。
「私もないんですけど、してみてもいいですか」
「はぁ!? 何でそうなる!」
私も何で急にこんなこと言い出したのか分からない。ただ、今目の前にある唇がとても恋しく感じている。
「減るもんじゃないしダメですか?」
少ししおらしく頼んでみる。
押しにあまり強くなさそうな美風さんは、わなわなと唇を震えさせている。
「……まぁ、十八にもなってしたことないのはアレなのか……」
恋愛に興味なさそうに見えて、年相応の興味は持ち合わせているらしい。
こんなんでよく変な男に騙されなかったなと私は少し呆れる。
「じゃあ、失礼して」
時間を空ければ「やっぱなし!」と言われそうだったので、私は一方的に目をつぶって、目の前にある唇に私のものを重ねた。
「どうですか? ファーストキスの味は」
「麦茶」
実際麦茶の香りがしたけど、雰囲気が台無しだ。私は空気の読めない彼女の頬を軽くつねった。
「痛い」
手を叩かれ、その上反対側を向かれてしまう。
背中を突くと「寝る」とだけ返ってきた。
おもむろに後ろから美風さんに腕を回してみる。「暑い」って怒られると思ったけど、何も言われなかった。
――いい匂い。
私も同じ匂いをしているのだろうか。自分の匂いって分からないものだ。
洗濯の乾燥が終わるまでまだ時間がある。もう少しだけこのまま……。
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