七夕を蹴散らせ
@Intriguing-Corridor
夕陽
「あああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!! 憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎いィィィイイアアアアアァァァアアアアアアアアッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
必ずや、かのリア充の織姫と彦星をぶち殺さねばならぬと決意した。
きょう未明
と、織姫と彦星を見つけた。
「死ィィイイねェェエエエッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺は、リア充に報いを与えなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ!
路行く人を押しのけ、跳ねとばし、饗は黒い風のように走った。野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴とばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、0.001倍も早く走った。一団の旅人と
言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、
「クソリア充。」
七夕を蹴散らせ @Intriguing-Corridor
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