劇本本文-2

(舞台:廃墟となった屋敷。枯れたバラと

中央に置かれたMademoiselleの人形)


Étranger(嘆く):

「Mademoiselle…あなたはどこ?

この廃墟も枯れたバラも、全て夢だったのか?」


(壁の「Merci」と「Adieu」の文字を発見)


Étranger(人形の前で跪く):

「感謝と別れ…

君は結局、人形だった。

私はただの通りすがり…」


(幻影としてThéo(女装)が現れる)


Théo(女装)(優しく):

「ありがとう…

私の作品と、幻の私を愛してくれて」


(暗転)

Fin

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る