小説家の姉
第1話
妹「小説投稿したら星新一みたいって感想貰ったんだけど、これどういう意味?」
姉「星新一で似たような話なかったけ? もしかしてパクってる?って意味」
妹「じゃあ、芥川龍之介みたいは?」
姉「自分で話を考えられなくて二次創作しか書けない人への悪口だね」
妹「じゃあ、三島由紀夫みたいは?」
姉「文章は綺麗だけど、中身は全然ないねって意味」
妹「全部悪口なの?」
姉「違う。でも、みたいという言葉はそう捉えられてもおかしくないの。だから、気を付けて使いなさい」
妹「じゃあ、お姉ちゃんの小説みたいって言われた時はどういう意味なの?」
姉「んー、構成がしっかりしててオチが明確で面白いかなぁ」
妹「すごい自信だね」
姉「まーね。だってあたし、プロの小説家だもん」
小説家の姉 @hanashiro_himeka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます