真理溶媒の書

加賀倉 創作【FÅ¢(¡<i)TΛ§】

導入

 これは、本質的にという限りにおいて、私加賀倉創作かがくらそうさくの言葉ではない。


 私は単に、私の想う真理を現世げんせいに、広漠放射伝播こうばくほうしゃでんぱせんとする、媒介者ばいかいしゃである。


 よって(ないとは思いながらも)私自身並びにここに記す言葉そのものを崇拝すうはいしてはならない。


 つまりは、偶像崇拝ぐうぞうすうはいを、固く、禁ずる、と言いたい。


 そして勝手ながらここに、抽象真理の極度具象化に関して、森羅万象に対し、万謝ばんしゃする。

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