46日目に君が駆け上がる階段

ノエルの記憶は45日間しかもたない。
​だからこの旅は、最初から期限付き。
　
本物の神様から見捨てられてしまったこの星では、人が神になるべく選ばれる。
記憶障害の少年剣士ノエルの元に、ある日偶然やってきたのは
神様候補のひとりである盲目の魔法使い・リコ。
記憶はないが何故か剣の腕があるノエルは、リコの神様になるための旅に護衛として同行することになった。

神様になるための旅は、同じ神様候補のライバルたちのと蹴落としあいで熾烈を極める。
さらにライバルたちは一癖も二癖もある厄介者ばかり。

ライバル全員蹴散らして、今代の神様の<記憶>の欠片を集め、神の座へと続く階段を最後に上りきるのは一体だれか。
旅の先々で出会う人との交流、候補者たちとの戦いの末に、ノエルは何を思い誰に手を伸ばすのか。

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