ミカアンドロイド

通おうとライブの帰り道に誓う人魚の君が泡と消ゆるまで


観劇の前に一人でランチする無闇に振ったピザのタバスコ


一度死に主演すぐさま甦りワイヤー駆使し宙を舞い出す


役者らはポケットティッシュばら撒いて必死に拾う我ら、生きてる


請求は過去の自分の為したこと雲丹追加した雲丹パスタとか


スーパーにあった定型封筒にワンタッチ式なくて見送る


五年ぶりのチェルシーホテル変わりなく痩せろ食べろと推しがうるさい


家具売りで生計立てるボーカルは顔で歌うと評判である


芍薬の花の盛りの間近にて藤が終わると夏の来ること


万博に行ってみたいと思いつつ行かないのかな五月始まる

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ミカアンドロイド @mikyacraft

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