平等
どうしてなの?どうしてこうするの?
そんな疑問に悩まされる。
身長のこととか、なんでからかってくるの?私だってこの身長で生活したいわけじゃないのに。
なんで頭悪いと見下されないといけないの?私だって好きで頭悪いわけじゃないのに。
人は法の下に平等ーーーーーーーーーーーーーーーそれは、あくまでも、憲法にそう書いてあるだけ。みんな平等なんかじゃない。
そう思ってるでしょ?あんなやつと一緒にしないで、あんなやつとは関わりたくない、って。
私だって思ってる。口にだって出しちゃう。本当は言ってはならない、とわかってても。
しょうがない、って言いたくなっちゃうよね。私たち、人として生きてるんだもの。
私だって人を平等に扱えることなんてほぼないに等しい。絶対人にはなにか、つながりがあるから。
友達?親友?好きな人?彼氏?彼女?嫌いな人?苦手な人?
たくさんある。人間関係で生まれる感情は。だから、絶対平等になんか扱えない。あなたにもいるはず。絶対に贔屓してしまう、大事な大事な、人が。
私は人が差別をしてしまう生き物なのは納得して理解してる。
だから、それをできる限り表に出さないように、気をつけるべき、なんじゃない?
それが私たちが平和に生きていける、唯一の道、なんじゃない?
でもね、差別の中でも許せないことがある。
人種差別と男女差別。私はそれが1番嫌い。
男子だから何?女子だから何?黒人だから何?白人だから何?全員、人間、でしょ?
だから、なにも差別しなくたっていいじゃないの。私は少なからずそう思ってしまう。そのせいで戦争も起こってしまってるんだから。
ケンカなんか、子供のうちに終わらせてほしい。なんの罪もない世界中の人が戦争に巻き込まれるなんて、いやだ。
そういう時だけ、みんな平等になる。戦争に巻き込まれたらみんな平等に死んでいく。そんな平等があってたまるか。
差別と区別、差別と人間関係。
それはどれだけ離しても離れないもの。だから、私たちはそれらと仲良くしていかないといけない。
詩集 久米橋花純@旧れんげ @yoshinomasu
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