プロローグ(具体的なあらすじ)
魔法使いの家系に生まれた子、生まれた時から魔法という現実的ではない世界を見てきたため価値観が普通の人とは合わず、幼稚園の頃クラスの子達に馴染めなかった。
そのため親は[星野 スズ] (ほしの すず)を幼稚園から中退させて魔法の修行をさせることにした。
親はスズを幼稚園の頃から人との馴れ合いを閉ざすのはとても心が痛かったとのちに話してくれた。だご、魔法という現実味がなく、まだそう言ったことも知らないような年齢だ、ましてや親なんかにも関わってはいけないと言われたらもうおしまいだ。
そう思い親はスズを本当は8歳から魔法の修行をすることに決めたいたが、5歳で魔法の修行をすることになった。人とうまく馴染めずに人との縁を経ってしまった…そんななか唯一修行中一緒に遊んでくれた。スズに接してくれたの[折本 敦司] (おりもと あつし)という男の子だった。
折本敦司はスズの故郷である魔法使いのとても小さな集落に引っ越してきた家族の一人息子だった。
折本家は代々神の力を持っているとして、魔法に似た力を持っていた。スズの故郷に引っ越してきたのは、折本家のとある目的のためだっだということが後にスズは親から聞かされた。その時スズは一日中泣いてしまったという。
そんなこんなで、引っ越してきた敦司は魔法に似た力を持っている家系に生まれたからなのか魔法というものにとても興味を持っていた。そのため魔の子であり、同い年であったスズには積極的にスズの家に遊びにきたり、スズに話しかけに行ったりしていた。そ
そのことを両家の親は微笑ましく思っており、スズの母親に至ってはスズの気持ちを思い、より一層気持ちが強かった。
スズは敦司と遊んでいくにつれて話す時も少しずつ人の目を見て話せるようになり、喋り方もハキハキと喋れるようになった。スズの成長にスズの親はとても嬉しく思って敦司、敦司の親に泣きながらとても感謝をした。だが敦司は感謝される事ではない。と言い、スズの親は敦司は自分がどれだけ大変なことをしたのか理解ができないのだと悟った。
だが、それでも親にとっては幼稚園の時、人と触れ合えなくて本意ではないにしろ自然と心が閉ざされてしまったスズが今では少しずつだが明るくなっていることにとても安心し、感謝の気持ちがあった。
そんななか事件が起こったのは敦司が引っ越してきてから約8年後。突然敦司達が引っ越すことになった。スズは泣きながら抵抗したが、敦司は引っ越して行ってしまった。最後にスズに見せた敦司の顔は、どこか引きずっているような顔をしていた。
それから4年後…魔法の修行を終え魔女になったスズは、魔法を正しく扱えるかを確かめるため。家を出て生活を送ってみて欲しいと親に頼まれて、スズは一人暮らしを行うことに…そしてその時のスズは16歳。時期もあってか高校へ入学することになったのだ。スズは突然一人暮らしをしてと頼まれ、さらにはまだ人と馴れ合うのはあまり得意でないスズが高校生活をすることに。
そんななか迎えた入学式当日。クラスの名前とそのクラスの場所が書かれたクラスの表を見たスズ、そうしたら、なんと同じクラスに10年前に引っ越してそれっきり会えていなかったあの時の男の子。折本家 敦司の名前があるのを見つけたスズ。
スズは驚き、そして少し安心した気持ちもあった。そして時間が経ち入学式が終わり、スズは初めての学校…初めてのクラス、初めてのクラスメイト、色々な初めてが混在する教室へ入る…
君 は 魔 女 東陽西紀 @touyounishiki1000
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