尾八原先生といえば、短編ホラーとよみごさんシリーズだと思っている私なのですが、この小説はちょっと違いました。
何と言いますか、少し不思議な方のSFとでも呼ぶべき作品になると思います。
小学生の頃に、図書館で読んだような、そんな印象を持ってしまいました。季節の所為もあるでしょう。
何が出てきても、何の違和感も無く、そこには驚きと、次のシーンはどうなってしまうのか、という興味しか沸いてきませんでした。
これが陰惨な話であれば読むのは辛いのですが、終始さわやかに進むのでスルスルと読めてしまったりするのです。
天気が良い日の午前中に読むのが良い、という作品に初めて出会った気がします。