第3話
あの日からお隣さんは豹変してしまった。
生きる気力を無くしたようなもう過去の美しさとは遠くかけ離れている存在となっている。 その時だった
「いっつもその銘柄なんですね」
お隣さんから話しかけてきてくれた俺は一瞬頭がパニックになって回らなかったどう返信すればいいのか生きてるうちでいちばん脳をフル回転させて考えてでたこたえが
「お姉さんもいつもそれですね」
我ながら当たり感触のないかもなく不可もなくといった印象だ。
「これがいちばん落ち着くんだよこんな汚い街の静かな場所ですうにはさ」
その通りですね
この汚い街の静かな場所で吸っているタバコはいつもよりも数倍美味く感じた
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