ある日、寺院カテドラルに一人の赤子が捨てられていた。

その赤子を一人のシスターが拾い

『あらあら、こんな場所に捨てられて可哀想に…。私たちのこの『場所』に捨てられていたことが貴方にとって奇跡でありますように』という話しかけをすると赤子は泣き止みシスターをしっかりと見つめる。

シスターと寺院カテドラルの人間たちはこの赤子に

『フェリス』という名前を授けることにした。

それから

6年の歳月が経ち『フェリス』は毎日

母親として場に立つことにしたシスター『エリス』との生活を満喫していた。

毎朝の日課は、女神『メイガス』に祈りを捧げること。

シスターから女神メイガスはその昔、聖母メイガスと、呼ばれたいた事を学ぶ。

そんなある日、６歳のフェリスは何時ものように女神メイガスに祈りを捧げると

不思議な現象が起きる。

女神メイガスが自分の前で実体化し

『早く大きくなってわたくしのファイノール……。そして運命に立ち向かって』

といいその幻影は消えていく。

すぐ

エリスに報告するが

まだ６歳のフェリスの言うことは

エリスにとっては幻想だと思っていたらしく

『もう少し大きくなっても同じ事が起きるなら信じます』

だけ言われる。

そして

時は進み

12歳の誕生日（彼の拾われた日）迎え

また何時ものようにメイガスに祈りを捧げると6年前に起きた

メイガスに言われた『運命に立ち向かって』のことを思い出す。

メイガスから

『また、大きくなったわね…。わたくしのファイノール。まだ運命の時では無いけれど早く大きくなって運命に立ち向かって』

といいその幻影は消えていく。

エリスにまた

6年前の事と此度のことを報告する。

今回はさすがのエリスも信じるしか無かった。

『でも、まだ運命の時では無いと言ったのね？』

フェリスは頷く。

エリスはフェリスに

『あと、数年だけ様子を見てみましょう』

と言ってフェリスも頷く。

そして

3年後、この世界では人は15歳になると成人の儀式を行い大人になっていく。

その成人の儀式を行なう日。

彼の運命が動き出す。

世界設定

ミッツフィンガルド

この世界の名前。

世界属性

全てで5つ存在する。

火、水、風、土、金の属性が存在しそれらをホリクスと呼ばれる。

そして、属性はある程度の力が蔓延する場所に於いては触れ手に入れられることもある。

主人公は

成人の儀式に

自身が五大属性全て扱うことのできる者

調和者（ファイノール）であることを知る。

そして女神メイガスの言う

ファイノールは

我が子という意味である。

そして自身は成人の儀式で己（おの）が運命を知ることとなる。

この設定を元に小説を書いてください。

まずは、1話目のみ

構成文章は

3000文字で

1000文字刻みで作ってほしい

本文は次の話から始まります。