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「助手君。私はね、卵料理にはうるさいんだよ」

「助手君。私はね、卵料理にはうるさいんだよ」

バルバルさん

おすすめレビュー

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★★★
★3
1人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 白菊
    352件の
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    ★★★ Excellent!!!

    君の目玉焼きも、この店のスクランブルエッグも、全く……

    この濃密な場面が999字で描かれていることに驚きました。
    「先生」と「助手君」が卵料理を食べている。食べながら会話している。
    999字がそれに尽くされているのです。でも作品はそれだけで終わらず、一本の海外映画を観たような満足感を残してくれます。

    会話のうち、先生はずっと、助手君に説教じみた不満を聞かせます。作品の題名のとおり、先生は卵料理に強いこだわりを持っているのです。それを延々と聞かされて困る助手君。

    このふたりの温度差を楽しむ作品かと思ったのですが、最後の最後に感動的な展開が用意されています。
    ふたりの過ごしてきた日々を思うと、心がじんわりとあたたかくなる、微笑ましく、美しい作品です。
    素敵な作品に出会えました。おすすめです。

    • 2025年8月14日 13:11