会いたかったそして忘れたかった

@3152

第1話 過去なんてこんなもんでしょ

 僕の名前は青野優希現在社会人である。

そんな僕には今思えば黒歴史みたいな過去もある。


当時5歳の僕は離婚というのを間のあたりにした。

その時の僕はもう一生父親には、会えないと思った。

それほど寂しくなかったが、なんだかもやもやしてしまう。

父親にお別れのあいさつをする時間もなく母と妹と一緒に家を出た。

何日か車のなかで寝ていた気がする。

まだお子様なので車中泊がすごく楽しかった。

ある時知らない男の人の家に止まった。

この知らない男がまさか僕の父親になるとなんて思いもしなかった。


それから時は経ち僕は小学4年生になった。

あの男と結婚してから母はおかしくなった。

母とあの男から毎日のように暴言や暴力を受けていた。

僕は心に誓った

[絶対に許さない……この復讐は必ず果たす。]

だがしかし不幸な事に学校から帰ると奴らは消えていた。

もちろん妹もいなかったが妹のことなんてどうでもよかった。

もちろん警察を呼んだが彼らもお手上げだった。

つまらない話から始まったがここからが僕の過去になる。


           終わり

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