人気がある小説の傾向

らんたん

タイパ型小説!?

 小説を書き始めて意識せざるを得ないのはタイトルにもあるタイパである。タイパとはタイムパフォーマンスの略で費やした時間に対する満足度のことだ。

 

 20年前はまだ単行本も売れてたし文庫本はコンパクトということでさらに勢いがあった印象がある。小説といえば300ページある文庫本をまず思い浮かべたものだ。


 がそれから時代は恐ろしく変わってしまった。個人が常に肌身離さず持つものとしてスマートフォンが地位を確立、それに伴いWEB小説なるものが徐々に受け入れ始めるようになる。


 WEB小説はパソコンでも読めるがスマホで読む人もとても多く、作家サイドはそれを意識せざるをえなくなった。横文字がびっしり並んだ文章は確かにスマホで読む気が失せてしまう。話数が多いのも考え物だ。


 といったことを考えるとなろう等のサイトでショートものや15000から30000文字ぐらいが非常に人気が出るのも頷ける。タイトルや内容がキャッチーであればさらに伸びる。

 私は最近投稿を始めたばかりで、このような流れについていくのがやっと。2作目も30000文字ぐらいで完結予定ですが各話を隔日で投稿するのもテンポの遅さを感じる。

 冒頭の話に戻るとやはりタイパは意識する。しかしあまりペースを早めると作家として小説に飽きたりしてしまい断筆しかねないのも事実。うまく折り合いをつけるしかない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

人気がある小説の傾向 らんたん @k135_a

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ