終焉図書館

@zixuan

新生編

第1話

はい、承知いたしました。以下の日本語訳を作成しました。原文の雰囲気、特に登場人物のキャラクター(龍之介の中二病全開の言動や主人公の淡々とした語り口、家族の温かさ)、情景描写の細やかさに注意して訳しました。


午後の日差しが古びたガラス窓を通って、教室の床にまだらな光の塊を落としていた。


チョークの粉が、その光の束の中で怠惰に浮遊している。まるで時間に忘れ去られた微細な塵のようだ。


教壇では、白髪混じりの数学教師が、催眠術をかけるような声で数学の問題を解説している。黒板にびっしりと書かれた公式は、どこか神秘的な古代の呪文のようにも見える。


隣に座っている黒澤龍之介は、一心不乱に…ノートにむしゃらにペンを走らせている。彼は眉をひそめ、口元が時に神秘的な笑みを浮かべ、時に大敵を前にしたかのように引き締まり、完全に自分だけの世界に没頭している。教師が投げかけた警告の視線さえ、まったく気付かない様子だ。


「黒澤君!」


数学教師がついに堪忍袋の緒が切れた。チョークの切れ端が俺の頭上を越えて、見事な精度で黒澤の机に「パチッ」と当たった。


「うわっ!」


黒澤はビクッと身体を震わせ、椅子から飛び上がりそうになった。反射的に両手で机をバンと叩いて立ち上がり、膝が机をガタンと揺らす。


「何方の妖物、我輩を襲いし…えっ…先生っ!」


状況を把握した彼は、即座にオーラを収め、自らが「漆黒の闇の鴉の羽」と称する、ボサボサの黒髪をかきむしりながら、間抜けな、彼のトレードマークとも言えるニカっとした笑みを見せた。


「先生様、我輩にお告げの御用で? なんたる絶世の奥義を伝授なされますか?」


教室中に抑えた笑い声が渦巻いた。教師のこめかみの青筋がピクピクと跳ねたが、結局は力なく手を振るだけだった。


「座れ、黒澤。明日、授業ノートを提出しなさい」


「畏まりましたっ、偉大なる数学の導師!」


黒澤は大げさに、自作の――どこか敬礼でありながら忍者の印のようでもある奇妙な礼をすると、ようやく腰を下ろした。


座るとすぐに、彼は待ちきれないようにノートの「傑作」を俺の目の下に突きつけた――しわくちゃのノートには、マジックで極彩色の甲冑をまとい、雷光の槍を構えたキャラクターが描かれ、横には筆記体で「聖光戦神・雷煌騎士(セイコウセンジン・ライコウナイト)ゼン」と書かれていた。


「空塵よ、見よ我輩の新たなる姿をッ!」


声はひそめているものの、その口調はまるで新大陸を発見したかのごとく興奮していた。


「昨夜のあの叙事詩的(エピック)な雷雲に触発されたのだ!我輩の体内に『雷神の血(らいじんのち)』が沸騰しているのを感じる! 放課後の『聖地決闘場』、雷神の力(いかづち)の洗礼を味わってみる気はないか?」


彼の目には、純粋で灼熱の興奮がきらめき、拳は無意識に握りしめられていた。


俺は、中学から一緒にいて、いつも想像力が過剰な親友を見つめ、ため息をついた。


「『聖地決闘場』って、校庭の東側にあるあのバラバラになりそうなバスケットゴールのことか?それに龍之介、この前は『疾風の力』を覚醒したって言ってたのに、結局、百メートル走で自分の足に躓いてたじゃないか」


「チッ!」


黒澤は不満そうに頬を膨らませる。


「ふんっ! それはまだ封印が解けていなかった時の思わぬ事態(アクシデント)だ! 今回は違う! 我輩の血管に雷霆の力(いかづちのちから)が激しく奔流しているのを感じている! ただ一つの契機(きっかけ)が必要なのだ。運命(さだめ)の戦場(バトルフィールド)こそが…」


彼は眼光炯々(けいけい)と教室の後ろにある世界地図を見つめ、まるで異世界への入口を探すように見据えた。


その壮大な演説を、はっきりと断ち切るように、下校のチャイムが軽快に鳴り響いた。


「来たッ! その契機(きっかけ)がッ!」


黒澤はまるで指令を受けた兵士のように、目にも留まらぬ速さで鞄をまとめると、


「急げ、空塵、貴重なる『試練の刻(とき)』を無為に費やすなッ!」


放課後道 ― 平凡と伝奇の交差点


校門を出ると、晩秋の風が冷たさを帯び、地面の落ち葉を舞い上げた。


案の定、黒澤はバスケットコートへは向かわず、俺をひっぱって、校舎の脇にある古い桜並木の小道へと入っていった。


ここは彼の「秘密基地(ひみつきち)」の一つで、両側の太い木の幹には、チョーク(見つかって叱られた後は彫刻刀で!)で様々な「封印の陣」や「召喚のルーン」の跡が刻まれている。


「ほら、見ろよあの佐藤を!」


黒澤が突然足を止め、俺を肘でつつき、複雑な眼差しで道路の向こう側を眺めた。


佐藤翔太――隣のクラスの、青春小説の主人公のように輝かしい存在が、キラキラ光る変速式のマウンテンバイクに颯爽と跨がり、数人の女子が周りで楽しそうに談笑している。


陽がかりが彼のきちんと手入れされた髪の毛先に落ち、学生服のジャケットのファスナーさえも光っている。確かにスポットライトを浴びているかのようだった。


「学年トップ3、バスケ部のエース、転校してきてたった一ヶ月で噂の文芸部の花を落としたとか…」


黒澤は腕を組み、舌打ち一つ、純粋な少年の羨望とほんの少しの悔しさが入り混じった口調で呟いた。


「おい、空塵、あいつって…この世界の『天選の子(チョイスド・ワン)』なのか? ライトノベルの主人公みたいに?」


落ち葉に覆われた小道をゆっくりと歩きながら、俺は答えた。


「そうかもな。でも、俺らと何の関係があるんだ?」


「関係なんてものじゃねーんだよ!」


黒澤は数歩先に走り出て、くるっと向き直り、後ろ向きに歩きながら俺に向かって、異常に真剣な表情で言った。


「羨ましくならないか? あの、スポットライトを浴びて、どこに行っても舞台のど真ん中みたいな感じ! 俺たちを見てよ」


彼は両腕を広げ、まるで世界を抱きしめようとするかのようでありながら、どこか虚ろに見えた。


「朝は親に布団からむりくり引きずり出され、しょっぱい毎日のおにぎりかじりながら電車に揺られ、授業中は先生のチョーク頭部直撃を喰らい、放課後はお前の冷や水攻撃を聞くだけ!毎日ルーチン!これが人生かよ!まるでプログラムされたNPCみたいだ!ゲームみたいに、超能力が覚醒するとか、異世界転生して大冒険とか…」


彼の目は遠くを見つめ、明らかにユニコーンに乗って魔竜と戦う自分の姿を脳内再生し始めている。


一枚の、形の整った楓(かえで)の葉を拾い上げ、金赤の葉脈が手のひらに広がるのを見つめながら、俺は言った。


「今で十分だと思うけどな。家には母ちゃんの作った温かいご飯が待ってるし、バカな小遥が飛びついてきて抱っこってせがむし、夜はのんびり漫画や小説を読めるし、週末はお前のそんな変な資料探すのを手伝いに図書館に行ける」


「チッ、お前って奴は!」


黒澤は後ろ向きに歩くのをやめ、乱れた髪を思いっきりもみくちゃにすると、まるでどうにもならない石を見るような目つきで言った。


「まったく、枯れ木に彫刻じゃないか!波乱万丈(ドラマチック)を追い求める我輩の心なんて、サッパリわかっとらん!見ろよ、周りを」


彼は大げさに周囲を見渡し、せわしなく行き交う生徒や通行人を指さした。


「俺たちみたいな凡庸(パッとしない)な奴のこと、誰が気にかけると思う?俺たちの人生の物語なんて、他の連中にとって、そこの落ち葉以下に存在感ないぜ!明日地球が爆発しても、世界史に俺たちの名前が載ることなんて絶対ないよ!」


一陣の風が吹き抜け、重なり合った落ち葉を巻き上げながら、サラサラと音を立てた。


「載るよ」


風に髪をより乱され、詰め襟はよれよれなのに、眼差しだけは相変わらず鋭く燃える親友を見つめ、淡々と、しかし確かに俺は言った。


「俺みたいに、ずっと見ている奴はいる。中学の時、俺の弁当をチンピラに奪われて、震え上がりながらも取り返しに行って、片目をグシャグシャにされたのに、『不屈の魂が輝いた(アクティベートした)』とかほざいてたお前のことは、一生忘れない」


黒澤は少し驚き、すぐに顔をほのかに赤らめ、そっぽを向いて頬をかいた。


「げほっ…そ、それは…契約者への責務を果たしただけさ、仲間を守るのは騎士の美徳(プライド)!…はあ、わかったわかった、一理あるってことで」


彼はボソボソと呟きながら、足元の小石を蹴り飛ばした。


「でも、マジで、空塵よ…俺、時々ホントにわかんねえんだ。お前はなんで…そんなに平然としていられるんだ? だって…」


彼は含みのある間を置いたが、続けなかった。彼が中二ごっこを封印する、数少ない話題だった。


俺は足を止め、歩道脇の花壇に咲く最後の一輪、秋風にそよぐ野の雛菊(ひなぎく)を眺めた。


「だって、物語ってのはいつか終わるからな」


「はっ?」


「どんなに波乱万丈だろうが、俺みたいに平凡だろうが、全部いつかは終わる」


頬を撫でる風に、冷たさが乗っていた。


「長くかかるかもしれないし…もしかしたら、割と…早く終わるかもしれない」


黒澤は俺の少し重い言葉に胸を詰まらせたようだった。彼は頭をかき、いつものように中二発言で場を和らげようとしたが、結局、ボソッと一言呟くのが精一杯だった。


「てめぇ…時々高校生らしからねぇこと言うよな…」


彼は頭を振り、さっきの思いを振り払うかのように、元気な様子を取り戻した。


「まっ、いいさっ!凡人は強者(ストロンガー)の孤独を理解できんわな!行くぞ、腹減った、『雷霆戦躯(ライテイセンク)』補給が必要だッ!」


「ただいま!」


ドアを開けると、温かな空気と共に、鮭のフライの香りが鼻をくすぐり、一気に秋の冷気と道中の喧騒を吹き飛ばした。


ほぼ声と同時に、小さな影が弾丸のようにリビングから「トントントン」と駆け寄ってきて、弾んだ声を響かせた。


「お兄ちゃんーっ!」


遥、幼稚園に上がったばかりの妹が、カラフルなリボンでなんとか結ばれた左右のツインテールを揺らす。何本かはみ出した髪がふんわり逆立っている。


今日も顔は明らかに「激戦」を経験した様子――薄ピンクのクレヨンで描かれた猫のひげが左頬に残り、袖口には淡い黄色のクレヨンの痕跡、胸元には青緑色の疑わしい染みがついている。


小人まるごと、日光と石鹸の泡、クレヨンが混ざった独特の匂いを放っていた。


俺は腰をかがめて彼女を抱き上げると、娘はすぐにコアラのように首に抱きつき、クレヨンの匂いのするほんのり温かい頬を俺の顔に擦りつけてケラケラ笑った。


「あはは、くすぐったいよ、小遥!」


「小遥!何度言ったらわかるの、玄関で走っちゃダメって!」


柄物のエプロンをかけ、片手に野菜炒め用のヘラを持った母が、台所から首を出して、叱るような口調だが目尻には優しい笑みを浮かべて言う。


「それに、空塵、早く手を洗いなさい!そろそろご飯よ」


「わかってるよ、母さん」


興奮しすぎた小遥を降ろし、彼女の小さな鼻をつまむ。


「お兄ちゃん、手を洗ってくるから、お母さんとお箸並べてくれる?」


台所からは「ジャージャー」という水音と、野菜を切る「トントン」という音がし、母の適当だけど安心感を与える、少し音程が外れているハミングが混じる。


リビングのソファのそばでは、古いタングステン製のスタンドライトが、温かなオレンジ色の光を放っていた。


父は専用の使い込まれたアームチェアに座り、老眼鏡を鼻に掛け、開かれた新聞を手に持っている。


「……ふむ…」


ドアを開ける音にわずかに新聞を下ろし、いつも穏やかな笑みを湛えた目をのぞかせ、額のしわもほぐれた。


「学校はどうだったかね、空塵?」


低く落ち着いた声で父が尋ねた。


「うん、まあまあだよ、父さん」


「お兄ちゃんお兄ちゃん!」


二秒も静かにしていられなかった小遥が、また俺の脚もとにすり寄ってきてズボンを引っ張り、小さな顔を上げて、目をキラキラさせながら叫んだ。


「小遥、今日、お絵描きしたよ!みんなの絵!見て!」


絵の話をしながら、手足をバタバタさせた。


「おっきなお家、背の高いお父さん、くるくるのお母さん、本持ってるお兄ちゃん、それから…それから、お花が頭に咲いてる小遥!」


自分の話になると、つま先立ちをして顔を誇らしげにした。小さな指にはまだ洗いきれていないクレヨンの色が残っている。


温かい味噌汁のお椀を持って母がちょうど現れ、最後の言葉を聞いて口を挟んだ。


「そうそう、うちの小遥がひまわりさんよりも可愛く描けたんだよ!さあ、小遥ちゃん、お父さん呼んでくるの、空塵、手洗い!」


夕食時の食卓はいつも一番賑やかだ。小遥が「ケンちゃんのお菓子、飛んでったの」「先生の歌ったゾウさん、音がヘンだったよ」と幼稚園の出来事をぺちゃくちゃしゃべる。


母は彼女の魚の骨を取りながら、にこにこと聞いている。父は時折ニュースにコメントしたり、俺の勉強のことをそっと尋ねたりする。


灯り(あかり)柔らかな暖色(だんしょく)ランプが食卓を包み込み、食べ物の香りと家族の会話が混ざり合い、狭いダイニングをあふれんばかりに満たしていた。


どこか平穏で、しかし確かなその熱気が、目に見えない障壁のように、外の世界の喧騒や午後、黒澤の語った「平凡」と「主人公」の議論を、そっと遮ってくれた。


食後の後片付けを手伝い、最後のお皿を拭いて棚にしまい、俺は自分の小さな世界に戻った。


机の上には昨夜読みかけのライトノベルが広げられており、栞(しおり)は黒澤が強引にくれた、奇妙な魔法陣の描かれたカードだった。


窓の外、街の灯(ひ)が点々とともり、空は次第に深い墨色(すみいろ)に染まっていく。デスクスタンドを点けると、柔らかな光がページに降り注いだ。


午後、黒澤のあの元気一杯で、むしろ唐突に感じられた質問が、今になって異様にはっきりと脳裏に浮かんだ。


「お前、主人公じゃないって思わねーのか?」


俺は本のページに刻まれた冷たい活字を見つめ、指の腹でわずかに凹凸のある紙面を撫でた。


この問いが俺の心に、意識の表面に、はっきりと浮かび上がったことは一度もなかった。


(…だって)


僕は養子(ようし)で、実の子供じゃない。


それはずっと前の話だった。夏の空気が水に浸した厚手の綿布のように重く、幼い肩にのしかかっていた。孤児院の狭い中庭で、蝉の声すら力なく響いていた。


僕は冷たさを放つ、巨大な鳥かごの檻(おり)にも似た鉄柵(てっさく)に寄りかかり、無意識に身体を丸めて柵が落とす影の中に身をひそめていた。


それらは灰色がかった暗い鉄の棒で、どれも僕の細い腕よりも太く、表面にはまだらの錆びた赤茶色が広がり、堅いコンクリートの中に深く埋め込まれている。


幼い目には、それらがずっと上へ、青い空を突き刺すまで延々と続いているように見えた。冷たい鉄の棒が一本また一本と隙間なく並び、その隙間は指一本通らないほど狭く、それでもなお、自分を世界の外へ押しやっているようだった。


その狭い隙間からは、外の世界をかすかに垣間見ることができた。


断片のように切り取られた夕焼けの一片、風にそよぐ葉の濃い緑、そして一匹の丸々とした灰色の猫が、向かいの赤れんがの塀の際に悠然と歩き、しっぽをまっすぐに立てていたが、最後は鉄柵に遮られ視界から消えていった。車のエンジン音、遠くで遊ぶ子供たちのかすかな笑い声、町の看板の瞬く光、露店の店主がぼんやり聞こえる声掛けの声…


音は明らかに聞こえるのに、厚い壁で遮られたかのようで、決して心の深くには届かなかった。


指が無意識に地面をこすっていた。視線は膝の上へ戻った。そこには、僕の『宝物』が置かれていた――ぼろぼろの古い絵本だ。いつの年のクリスマスだったか、寄付品(おさがり)に混じって手に入った安価なものだった。


(…ここの向こう側へ行きたい)


慎重にページをめくると、紙は黄ばみ、所々は字もかすんで読みづらかった。僕はページをめくりながら遠くの空を見上げた。空はすっかり茜色(あかねいろ)に染まっていた。


…あの鉄柵の向こう側に行きたい。


風が突然、庭の片隅をかすめ、何枚かの乾いた落ち葉を舞い上げ、冷たい鉄の棒に当たってかすかな音を立てた。


あの頃の僕は、まさか自分があの柵の向こうで、本当に幸せな生活を手にするなんて夢にも思わなかった。


(孤児院の冷たい鉄柵越しに飛ぶ鳥を見ていた時間も、今この食べ物の香りや家族の温かな声が詰まった小屋も。)


(…僕が憧れたのは、スポットライトを浴びた、起伏に富んだ物語の主人公になることじゃない…)僕が心から求めていたのは、そうした…クレヨンの匂いとご飯の香りが混じった、重くもあり、平凡な日常を手にすることだった。


でも、そんな平凡さは、自分の場合、長い長い待ち続ける時間と運命(さだめ)の偶然(チャンス)が重なって、やっと手に握れた贈り物だった。


(…これでいい。この落ち着いた日々を大切に、ただ平穏に過ごせればそれでいい。)


(だって…)


僕の物語(ストーリー)が、もうすぐ終わってしまうから。

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