ちゃねりんぐ

@Kogumarin

第1話  前世の記憶

「だから、あるんだよ、前世の記憶が。」


「なに言ってんの。そんなの持ってたら今の人生はどうなるのよ。」


「え~、でもアイドルの***は占い師さんに前世を見てもらったら、大富豪だったらしいよ。」


「嘘くさいな。」


「やっぱり徳を前世でも積んでる人は違うなぁ。どうりで顔が良いわけだ。」


「顔なんて、遺伝と整形でどうにかなるじゃん。てか、その前世の記憶の信憑性は?」


「…。でも、最近では占い師に聞くだけじゃなくて、オープンAIを使っても出来るらしいよ。」


「オープンAIって***GPTとか?

絶対、嘘言ってそうだけどね。気になるならあんたがしてみればいいじゃん。」


「わかったよ!多分美香もびっくりするからね?私の前世知ったら。もし、すごいって思ったら、美香も前世の記憶占ってよ」


「はいはーい。そうする、そうする。話は分かったから、一旦もう帰ろ?今日彼氏とデートなんでしょ?」


「そうだった!急がなきゃ。じゃ、また来週ね、バイバーイ!」


「バイバーイ、楽しんでね!」
















これは私の記憶をもとにした“まだまともだった時の由利”との最後の会話です。

多分こんな感じだったと思います。

前世の記憶?

さぁ?





















“0qdmdlqhutzq”

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