SMILE

淑やかに　シルシルと

梅雨のおわりころの

泡沫なる調べ

こころはもう

まばゆい太陽を

見つめ始めてる

なにかありそうな

ロマンスの欠片だけでも

落ちてないかなぁ

天空をゆく

小象は探す

その母親譲りの立派な鼻を

ゆらゆら

揺らして

淑やかにするすると

胡瓜のツルが

延びて

かわいくくるり

くるりん

まるでぞうの鼻みたい

巻いてゆく

みずみずしい

色保ちながら

成長してゆく

笑顔の季節を

みつけるため

笑顔で季節を

綴るため

あなたの笑顔を

見つめて

みつめて

まるで

呼び合うように

呼びあう交わるように

であうように魂がひかれあう　

時として強く反発しても

大切だからこそいい加減にできない真剣なあかし

小さく呼応を繰り返して闇が晴れてゆく。。。

わかりあう

分け合う

響き渡るこころに