身体ゴリラの異世界ライフ

@kura30

第0話

「見つけたぞ!アイツだ!アイツが今回のターゲットだ!」そう言って人では到底出せない速度を走るだけで出す男その先には一匹の象がいた。だがその象は10メートル程に大きくまさに異常としか言えない存在だった…だがこのチームにとっていやこの世界にとっては日常であった。この世界の動植物は人間には脅威すぎる例えば恐竜のような生物はただでさえ大きいと言うのに更に皮膚は鉄より硬くもちろん鉄を噛み砕かれるしかもそこら辺のウサギや魚なども油断しているとすぐに命を落とさせようとする生物ばっかでまだ恐ろしいことに人類は未だにこの島を完全に探索しきれていないのだ!…。何故こうなったのか?それは恐竜が自然界の覇者だった頃空から謎の光が降ってきてそこから人類いや全生物が突然進化した。結果人類などの知能やが進化した種族か身体能力などの備わっていた能力が強くなる種族最後に新しく備わったり今までとは別の生物に進化した植物などがある…と思われる。何故ならこれらは全て口伝で伝えられてきたものだからだ…今は紙に書かれて本にまとめられているが当時は地獄といってもいいほどで少ししか伝えられなかったからだ…。それでも人類は諦めずに進化で知能を得た種族と協力したり色々と研究や実験そして遠征などをし今我々はここまで生活範囲を拡大できた。そして今新たに作られた飛行型ロボ「プテラ」が実験としてこの作戦に投入されている。またこの作戦は近場に象が現れた為プテラを実験に使うために、といった目的やこのまま人類に攻め込まれないようの阻止することでも有る…が象を始末するのはプテラだけという縛りが有るのだが…。それでも見事誘導し今プテラが戦っている。最初プテラは皮膚を貫けずまた銃弾程の鉄も無駄遣い出来ないため回収できない銃は歴史の闇に埋もれていた…しかし火縄銃というものを偶々知った科学者が改造をして進化した生物の皮膚を貫ける程に強化された銃、「ファイロプガン」で蜂の巣にしようとしたがかなり防がれつつもそれでも少しは銃弾が象を貫けた。その事を確認したプテラは次にロープで伸ばしたり縮ませたりして運んだり掴んだりする「プテラアーム」で象のバランスを崩しトドメに象の心臓をプテラの動力のプラズマエネルギーを全て使って全速力で加速しプテラのくちばし部分にプラズマを纏わせる「プラズマドリルくちばし」で貫きこの作戦は終わった。終わったあとにチームのメンバーはそれぞれ家に帰りそんなチームの1人の男は腕や足そして体の一部が人より虫の方に近づいているような見た目の奥さんに帰った時玄関でただいまと言った…しかし返事が返らずもしかして…そう顔が真っ青になりながらもそんなはずはないそう無理矢理でも思い込みながら向かう…。ちなみに奥さんは当時実験台でバッタの遺伝子が埋め込まれ肉体の一部が人ではなくなってしまったこれは外にいる進化した生物の特徴を得られないのか?と考えられて行われた。しかし特に何もなく次第に廃れていった…その為に現在2人とその子供は支え合って生きていけている。そして部屋で茫然自失となっている妻にしばらく抱き合い落ち着いたのを確認して2人は色々と片付けて作戦中に子供が何があったのかを教えてもらった。そもそも子供は帰ってこなかった心当たりそれそれは少し前に起こったある神隠し事件と似ているからだ…。それは偶に人が謎の光で消えていく事件だった。しかし今までは絶対に1人ずつ消えていた所が急に3人消えていった事だ何かが違う…。この事件は2年前から始まった毎年同じ日に急に息子の友達が光に包まれて消えた事から神隠し事件と同じものだとされた。しかしそもそもランダムらしいとのことで一度事件が起こったところは2回目は無かった…それでもこの日は消えてしまった日だから対策として家にしっかりいさせたはずなのに?それにいざという時にGPSや何人かこっそりと潜んで見張ってもらっていた…だが高い身体能力で二階の窓から脱出しさらにGPSは反応せず見張っていた人は謎の光に包まれて消えたと言っており捜索はしているが見つかる可能性は無いと考えたほうがいいらしい。どうしようもないのか…?いやまだあるはずだそう思い急な雨が降っている街中を走って捜す捜す捜す捜し回る。でもいないどこに行ってもいない…どうする?もはやその答えは一つしか無く一度家に帰り愛する妻にさようならそう言いとある所に走った…しかしそこに目的のプテラは無く空っぽでありもはや目の前が真っ暗になり男は胸を押さえて倒れた。

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