第2話
朝…太陽の光を受けて目が覚める…ベットから起き上がり周りを見るといつもと違う部屋であり一瞬困惑するが、昨日会ったことをすぐに思い出し落ち着く。とりあえず机に置いてあった変な食べ物を食べる…味はかなり美味しいし食感も揚げ物の衣がサクッとしていて中身の何かが噛み応えがあり噛むたび出てくる変な汁が口の中で味を染み付かせる…正直かなり美味い…いやさらに今まで食べたものよりもはるかに美味い…もしかしてどこかの伯爵かと思っていたが王族?それならあの強さの兵士たちも納得できる…それよりも不敬で殺されるかも…拷問もあり得る…大丈夫かな…そんな事を考えながら他の何故か普通にあった白米や味噌汁を食べ終える。とりあえず扉を開けれるか試してみようと思い扉に近づくと先に誰かいたのかガチャンという音とともに扉がひとりでに開き不思議に思いながらも廊下に出るとそこに使用人らしき人がいた。この人が開けたのか?そう思いながらも月は何処にいるのか聞くと、隣の部屋にいるらしく扉を開けてもらうと其処には丁度着替え終わっていた月の姿があり(危なかったが…少し…)どうやら俺と同じく行こうと思っていたらしく月と一緒に廊下を出ると使用人があの老人が俺達を昨日の老人の私室に呼んでいることを言い使用人と一緒に移動する。歩いているその間月に少し話し合いやはりあの老人は王に近い何者かという結論を出して無礼にならないように行動を気をつけようとお互いに思ったその時にどうやらあの老人の私室に辿り着いたようで気持ちを切り替える。先にメイドが老人に来たことを言い老人から返事が来たため私達はドアを…と思った時この世界の礼儀作法が分からないことに気がついた。何故使用人に聞かなかったのか…そう後悔するが、もはや後に引けないためこちらの世界と同じなことを祈りドアをノックし扉を開ける。老人はこちらがちゃんと来たことを確認すると使用人の方に視線を向け使用人は廊下の方に戻って行った。…何を話すのかおそらくは昨日の話の続きであると思われる。昨日の話し合いでは、この世界には恐らく俺達と同じ世界の人が何人かいてその人達の中から俺達の仲間を探すために、衣食住を提供させて貰う代わりに様々な問題つまりクエストを解決する事になった所で終わった。そう思い出しながら席に座ると唐突に老人が喋りだす。
「…おはよう、これは君たちの朝の挨拶であっているかな?」
そう聞かれたため合っていますと老人は満足気な顔になりながら次の言葉を言う。
「さて昨日はそちらとの契約を結んでひとまず話は終わったね…とその前に一つだけこの部屋では礼儀作法は気にしないでいい。ココは私の私室だ誰も聞きやしない…スパイ以外はだけどね。それはそれとしてまず昨日言えなかった私の名前を言おう。私の名前は早苗倉吉という。まぁ倉吉とでも呼んでくれたまえさて昨日の話で契約を結んだがまだ何か知りたいことそして気になることなどはないのかい?この契約書は特殊な能力を持っていてね、(ちなみに与えたのは私なんだが…)その能力は完全に契約をすると絶対にこの契約書の内容を守るように洗脳するんだ…それでもしかしたらそれで何かあるかもしれないし、または意に沿わない何かが起こるかもしれないからね確認は大事なんだ…さて読んでみてどうだい?」
そう言われて緊張していた体の力が少し抜けつつ改めて契約書の内容を見る。
・私はこの2人が仲間の異世界人を見つけるまで、私が衣食住やこの世界の常識や知識などをを提供する。
・その対価として私達異世界人2人は早苗倉吉様は私達にクエストを手渡されその内容の問題を、私達はその問題を何が何でも解決します。
・これらの契約は異世界人のグループが全員見つかったらこの契約は終えます。
こんな感じの内容の契約であり、やはり怪しい…いくら異世界人という珍しい存在だとしてもそれでも何人もいるわけないしどうあがいても珍しい存在な筈なのだがどうしてここまでの善意を持っているのかそれとも、俺たち有利な契約で釣ろうとしているのか…それでも絶対碌なことではあるまいが俺たちはやはりこの契約を結ぶことにした…。そして3か月が経ち俺達は恐らくこの世界の一般人に紛れ込めるようにはなった…と思う。その間何と衝撃的なことがわかった!その事とはこの世界の人間には特殊な能力が芽生えているらしく、一応と俺達を調べると能力の因子があり、また身体能力がこの世界ではありえないほど高いらしく(ちなみに俺はオカルトなことに出会わないのに、高校生から元の世界でも一般人の大人よりはかなり高いレベルの身体能力を持っているがこの世界ではさらに強くなっている。)そのために能力は圧倒的な身体能力だと思われてていた。しかしこの3が月最も驚いたことはあの倉吉は王族ではないしそもそも貴族ですら無いが政治の世界で進出し権力を高めて貴族レベルの権力になっている事が驚いた。そんな感じで時間が過ぎ去っていったがある日俺達はクエストを伝える為に倉吉の私室に集められた。次は一体何なんだ…己の力を試したくウズウズしながら部屋に入った。
身体ゴリラの異世界ライフ @kura30
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