拝読しました。イーロン・マスクやジェフ・ベゾスを初め地球人類が生き残るためには多惑星人種にならなければならないという主張がありますが、重力や放射線環境の違う星で世代を重ねる人類は、地球人類とは別種のものになっていくのでは無いか?
現時点の計画でも冒険の世代はともかく、植民の第一世代は火星で生涯を終える計画と言われています。頻繁な往き来は現実的で無いなか、当然に植民地自治の問題は発生するでしょう。
経済合理性を考えれば火星植民自体が21世紀前半の世界では、大富豪の頭の中の妄想に過ぎませんが、人類が代々行く先のわからない大海原へ乗り出して行ったことを考えれば、いつか宇宙の浜辺から漕ぎ出して新天地を造るでしょう。そんなことを考えさせられました。