エリート論
歴史家伝田匡彦
第1話
ダニエル・ベルは、
エリートは、時には社会の中での地位を定義される。だが、経済的、政治的、あるいは軍事的に力があり、組織の頂点に立っているだけでは、人々が心から服従するとは限らない。真のエリートならば、そうなる筈だが。
アメリカにおけるエリートの定義は、社会的な地位というよりは、その優れた見識――国際的でもあり、全世界を視野に入れることのできるヴィジョン――によるものだった。
と述べている。
ただ、わたしはこれは部分的な定義であり、
ちょうど半分の上の世界での視野としか思えない。
つまり、田んぼの田の字の4つの真四角の上の2つ。
国際的な視野までは、普通の世界のリーダーには手が回らない。
下々の、
ちょうどわたしで言えば、
守秘義務があり言えないけれども、
大企業でもない中小企業の悲哀とか、
ふつうの高卒とか私大文系がどーいう人生をこれからも辿るから悲劇をなるべく減らそうじゃないかということに精一杯である。
エリート論 歴史家伝田匡彦 @dennou_chiba_makuhari
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