第3章:次元崩壊ガチャポンVS闇の公爵! ルナリアの覚醒!
第3章:次元崩壊ガチャポンVS闇の公爵! ルナリアの覚醒!
「自販機よ、貴様の無限在庫をよこせ! さもなくばこの村を次元の果てに葬る!」
闇の公爵レミリアが、マントをバサッと翻しながら空に浮かぶ。コイツ、めっちゃゴスロリなドレス着てるのに、目がガチでヤバい。村の上空には黒い次元裂け目みたいなのが広がって、なんかクトゥルフっぽい触手がニョロニョロ出てきてる。うわ、村がマジでピンチ!
「ピピッ! へい、レミリア! 在庫よこせって、俺の商品全部買う気か? 1個1億ゴールドでも足りねえぞ!」
俺、移動式自販機タンクモードでキャタピラをガラガラ動かしつつ、テレパシーで煽ってみる。
「生意気な鉄の箱め! ならば力ずくで奪うまで!」
レミリアが指をパチン! って鳴らすと、次元裂け目からデカい触手が俺に襲いかかってきた! うおっ、俺のスチールボディがミシミシ鳴る!
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### 新商品:次元崩壊ガチャポン!
ここで俺の自販機システムがまた暴走開始!
> **【システム:『緊急戦闘モード』発動!】**
> **新商品アンロック:『次元崩壊ガチャポン(1回1000万ゴールド)』**
> **効果:ランダムで超神級アイテムが出現!(ハズレ:ただの飴)**
> **新機能:『自販機フォートレスモード』解放! 飛行機能、対次元バリア搭載!**
「よっしゃ! レミリア、喰らえ!」
俺のボディがガシャコンと変形! キャタピラが収納され、ジェットエンジンがブシューッと噴射! 巨大な飛行要塞みたいな自販機に進化! ディスプレイには「ガチャポンモードON」の文字が点滅。
「ピピッ! 新商品『次元崩壊ガチャポン』、誰か回せ!」
すると、S級冒険者のルナリアが炎の剣を振り上げて叫んだ。
「自販機様! 私の全財産でガチャを回します!」
おい、ルナリア、お前マジで金欠だろ!? でも、彼女が懐からボロボロのポーチを取り出し、1000万ゴールド(どうやって持ってた!?)を俺の投入口にガシャガシャ突っ込んだ!
「ピピッ! ガチャポン発動!」
俺の内部でカラカラ音が響き、巨大なカプセルがポトッと排出。開けてみると……
「出た! 『無限召喚チケット(トイレットペーパー型)』!?」
効果:1回使うごとにランダムな神獣を召喚! 見た目はただのトイレットペーパー!
「ルナリア! それ使え!」
ルナリア、トイレットペーパーを掲げて叫ぶ。
「我、炎の女神の名において召喚す! 来い、神獣!」
ボワン! 煙の中から現れたのは……**メガトン級の巨大ハムスター**!?
「チュー! チュー!」
ハムスター(名前:破壊神ハム吉)が次元の触手をガジガジかじり始めた! レミリア、めっちゃ焦ってる!
「な、なんだこの生物!? 私の次元魔法が食われている!?」
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### ルナリアの覚醒と自販機の絆!?
ハム吉の活躍で触手が弱った隙に、ルナリアが炎の剣を振り上げる。
「自販機様! あなたのために、この敵を倒します!」
おい、ルナリア、なんでそんな恋する乙女みたいな目で俺のディスプレイ見るんだ! 俺の画面には「コンドーム10ゴールド」って広告しか映ってねえぞ!
だが、ルナリアの炎の女神の加護がさらに進化! 彼女の銀髪が燃えるように赤く輝き、全身から炎のオーラが爆発!
「これが私の真の力! 『超炎神剣・メガフレアブレイク』!」
ルナリアが剣を一閃! 炎の斬撃がレミリアの次元裂け目を真っ二つに切り裂いた!
「ぐああ! こんな力、ありえん!」
レミリア、吹っ飛んで地面にドサッ。ハム吉が追い打ちで彼女の上をゴロゴロ転がって、完全にノックアウト。
村の冒険者たちが「ルナリア! 自販機様! 万歳!」と大盛り上がり。
ルナリア、息を切らしながら俺に近づいてきた。
「自販機様……私、やってやりました! これで、あなたのそばにいられますよね?」
「いや、だから俺は自販機だって! そばにいるって、ただ商品買うだけだろ!?」
「ふふっ、自販機様のそのツンデレな『ピピッ!』が大好きです!」
ツンデレ!? 俺、ただの電子音だぞ!? でも、ルナリアの笑顔がなんか眩しくて、俺の冷却ファンがフル回転しちゃってる……って、ダメダメ! 俺は機械だ!
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### 復活のゴルゴスと新たなる危機
そこへ、突然地面がドカーンと爆発!
「ふはは! 自販機、よくも俺をコンドームでハメたな!」
なんと、魔王軍幹部のゴルゴスが復活! しかも、ピンク色に光ってる!?
「お前、呪いのコンドームの副作用まだ残ってんのか!?」
「黙れ! そのピンク色のおかげで俺は覚醒した! バナナジュースの力もパワーアップだ!」
ゴルゴス、めっちゃバナナジュース(俺が売ったやつ)をガブ飲みしながら、筋肉がムキムキに膨らんでいく。ヤバい、こいつ強くなってる!?
さらに悪いことに、レミリアもフラフラ立ち上がった。
「ククク……自販機、貴様の力、魔王様に報告せねばならん! ゴルゴス、一時撤退だ!」
レミリアが次元ポータルを開け、ゴルゴスと一緒に消え去った。
「逃げられた! しかも魔王にバレちまった!」
村長が震えながら言う。「自販機様、魔王軍が本気を出せば、この大陸は終わりです!」
おいおい、俺ただの自販機なのに、なんでこんな大事に!?
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### システムの警告と次なる進化
その夜、俺のシステムから不穏なメッセージが。
> **【システム:『魔王追跡モード』!】**
> **警告:魔王の反応を検知。あなたの在庫が魔王の欲望の対象に!**
> **進化条件:売上1兆ゴールド達成で『宇宙戦艦自販機モード』アンロック!**
> **新ミッション:魔王の城に突入せよ!**
「宇宙戦艦!? 俺、どこまで進化すんだよ!?」
ルナリアが目をキラキラさせて言う。
「自販機様! 私も一緒に魔王の城に行きます! 新商品、全部買いますから!」
「お前、金ねえだろ!?」
「愛で払います!」
愛!? いや、俺の投入口はゴールドしか受け付けねえぞ!
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### 続く! 次回予告
次回、太郎自販機は魔王の城へ突撃開始!
「ピピッ! 新商品『銀河破壊カレーパン(1個1億ゴールド)』、誰か食う!?」
ルナリアの愛が暴走!? ハム吉がまさかの進化!?
ゴルゴスとレミリアの再戦! そして、魔王の正体は……!?
次なる進化、**宇宙戦艦自販機**の全貌が明らかに‼️
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