【補足③】登場人物紹介

・青柳 冴(あおやなぎ さえ)

 本作の主人公。内閣電脳情報庁の中核として将来を嘱望されていたが、“ある失点”をきっかけにゴミ箱と揶揄される怪奇庁へ左遷される。静かな環境でこそ冴える観察眼と粘り強さを持つ。


・翡翠 良重(ひすい よろしげ)

 第三課課長代理。銀髪、無駄に姿勢の良い長身、底なしの虚無を湛えた眼差しが特徴。常に一歩引いた態度をとる読書家。何を考えているかは、誰にも分からない。


・蔵外 理人(くらがい りひと)

 青柳の教育係。漆黒の髪と柔らかな口調が印象的な再鑑定室の職員。超常氏族・蔵院家の分家という名の仲間外れな蔵外家の出身。穏やかな顔の裏に、得体の知れない一面を隠している。


・御溟 里見(みめい さとみ)

 第三課再鑑定室室長。白髪の中性的な人物で、性別も年齢も不明。超常氏族・御溟家の血を引くとされ、入庁当初から“なぜか”室長の座にある。全てが謎に包まれている。


・明沙 光(あかさ ひかり)

 桃色の柔らかなウェーブがかった髪を、後ろでゆるく一本に束ねている再鑑定室の職員。明沙製薬の創業者一族の親族の家出中の娘。山萱女子魔法大学の出身。

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