第18話 新堂さんを襲った男達のその後

すいません、ネットで調べたところ公立の中学は退学はないそうですが、私立では退学はあるそうで、今回彼女たちが通っていた中学は私立という設定にします。

そこも含めて読んでくれると助かります。


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・・・ふと疑問に思ったことが、


「中学は義務教育だから退学にはならないんじゃ」


中学は義務教育であるためか、どんなに素行が悪かろうと最悪停学が限界であり、退学にはならないはずだ。


「公立はそうよ。けど、私たちが通っていた中学は私立よ」

「私立は問題行動を繰り返していたら、退学になるんだよ」

「・・・それは知らなかったなぁ。ということは襲った男たちって」

「・・・中学でも有名な不良グループだったのよ」


・・・考えなしの行動をしたんだな。自分たちの首を絞めることになるとは、自業自得過ぎるな。


「そいつらは自主退学ではなく、校長に言い渡された感じなのか?」

「えぇそうよ。今でもムカつくわ」

「ゆづちゃん落ち着いて」

「・・・どうして九条さんが怒っているんだ?」

「退学処分の後にね。私に謝りに来たの」

「それは大丈夫なのか!?」

「一応、先生の仲介の下でね。けどね」

「アイツ等は開き直ってこう言ったのよ。「アイツが俺たちを誘惑したんだ」とか言ってね」

「うわ~~~」


誘惑したってどんだけ自分に自信があるんだよ。ナルシスト何かそいつらは。


「先生が怒って黙らせたけど・・・私はそれで男に怖くなって」

「元々、襲った理由も灯里に優しくされたってだけなのよ。それで自分に惚れているって勘違いしただけってのもね」

「勘違いか・・・」

「それから、灯里は保健室登校だったわ」


思春期の男なら、可愛い女の子に優しくされたらドキッとはするだろう。けど、それで自分に惚れているっていうのは行き過ぎた行動だな。その結果、1人の女の子に癒えない傷を負わせているし。


「って感じかな」

「それで、私たちは私立の高校じゃなくてこの高校に来たのよ」

「私立は事件を知っている人も多いだろうし」

「なるほどね・・・退学した男たちはその後はどうなったんだ?」

「風の噂によれば地元の公立の中学に転入して、卒業と同時に全員引っ越したって」

「転校した中学でも噂が広まっていたから、針の筵だったそうよ」

「同級生の女子を襲おうとして退学になったのなら、町には居づらいよな」

「自業自得よ」


まぁ、九条さんの言う通りなんだけどね。


「・・・俺の場合は惚れて仲良くなっていったと思った矢先の嘘告白だったからなぁ~~~。そいつらの気持ちはほんのちょっとだけわかる気がするけど、襲う理由にはならないな」

「・・・あなたは倫理観をしっかり持っているからそう言えるのよ」

「野上君は・・・どうだった?」

「どうだった・・・って言うと?」

「その・・・嘘告白された後って」

「あぁ~~~~」


今ではもう割り切っている出来事だけど、当時のことを思い出すとムカつくんだよね。夢にも出てくるときはあるし。けど、本当に好きだったからこそあの裏切りは本当にひどいトラウマになったんだよな。しかもこれが、一部の男女に亀裂を作ることになるなんて思いもしなかった。


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次回は主人公の中学時代のトラウマの話になります。

嘘告白とはいったい何があったのか?

この小説のラブコメジャンルの週間順位36位となりました。

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