俳句:兼題「蛍」

軽井める

兼題「蛍」七句

蛍くる迄の時間を君といる

書きかけのままで見に行く初蛍

じっとして蛍の形死の形

蛍見る目で見る君の後髪

振りたきを抑えて眺む蛍籠

手に乗せる蛍の重さまた放す

雑音が嬉しい蛍狩静か

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

俳句:兼題「蛍」 軽井める @karumeru

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説