感想と分析と作者の繋がり

cyanP

感想と分析と作者の繋がり



 作品を見て、その人が感じたことが答えであって

それが作者の狙いや思惑と一致してようがしてまいが

そこは自由で良いんじゃないかと思う。

 桃太郎が善に見えても悪に見えても、取るに足らない人に見えても

自由に楽しめばいいと思う。


 ただ、それらの自由勝手な解釈をもって作品を超越し

作っている作者そのものをあーだこーだ判断する手段とするのはどうだろう?


 作品はサービスを多分に含んでいる

それは赤ちゃん相手に赤ちゃん言葉を使うような

相手に合わせてのサービスだったりするわけで。

 別に日常的に赤ちゃん言葉で話しているわけではない。


 なのにそれを逆手に取って

「こいつは赤ちゃん言葉なんて使ってる幼稚なやつだ!」

なんて判断するのはアリなのか? と。


創作の一部分を切り取って作者を判断するということは

それぐらい突拍子もないことをしている可能性は、常に考えられるべきだと思う。





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